新型コロナワクチンの対象者や優先順位について知りたいですか?
ワクチンをいつ接種できるのか、どのような優先順位かを踏まえ、なぜ優先順位が決められているのか、過去の基礎疾患が完治していても優先されるのかという点をご紹介!
なぜ高齢者は接種が優先されているのかを学びたい方は必見です!
なお、コロナワクチンを接種できる人とできない人はどのような人なのかを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
コロナワクチン対象者と優先順位
コロナワクチンの対象者や優先順位について説明します。
いつ接種できるのか
コロナワクチンをいつ接種できるのかを説明します。
厚生労働省は以下のように説明しています。
Q 私はいつワクチンを接種できますか。
A 接種の時期は、年齢や基礎疾患の有無等に応じて決められている接種の順位によって異なります。
接種を行う期間は、令和3年(2021年)2月17日から令和4年(2022年)2月末までの予定です。
つまり、ワクチンをいつ接種できるのかは年齢や基礎疾患の有無等によって異なるが、接種期間としては令和3年(2021年)2月17日から令和4年(2022年)2月末までとのことです。
ワクチンの予約がなかなかできなくて焦るわ。私の順番はいつ回ってくるんだろう。
ワクチンの予約はできなくても、そのうちきっと順番が回ってくるはずだから安心してね。
なお厚生労働省は、接種の順位としては具体的に以下のように説明しています。
医療従事者等と高齢者への接種を順次進めており、その後は、基礎疾患を有する方や一般の方に接種を進めていきます。このうち、高齢者への接種は、一部の市区町村で4月12日から開始され、5月以降は全国の市区町村で接種が進められています。接種を希望する高齢者に対し、7月末を念頭に各自治体が2回の接種を終えることができるよう、政府を挙げて取り組んでいます。また、5月24日からは高齢者を対象に、自衛隊や自治体における大規模接種会場での接種を開始し、6月21日からは、企業や大学等で職域単位での接種を可能とするなど、接種の更なる加速化を図っています。
(出典:厚生労働省)
つまりワクチン接種の優先順位の高い順から並べると、
医療従事者等と高齢者
↓
基礎疾患を有する人
↓
一般の人
とのことです。
基礎疾患がある人ってどんな人?
高血圧とか糖尿病の治療を行っている人等が挙げられるね。
新型コロナワクチン接種を受ける方法を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
優先順位
コロナワクチンの優先順位について説明します。
どのような優先順位か
コロナワクチン接種はどのような優先順位で行われるのかを説明します。
厚生労働省は以下のように説明しています。
Q 接種はどのような優先順位で行われるのですか。
- A まずは医療従事者、次に高齢者、その次に基礎疾患を有する者や高齢者施設等の従事者、という順で行います。
- (出典:厚生労働省)
つまりワクチン接種の優先順位は前述の通り、ワクチン接種の優先順位の高い順から並べると、
医療従事者等と高齢者
↓
基礎疾患を有する人と高齢者施設等の従事者
↓
(一般の人)
であるとのことです。
ワクチンは、どうして若者や基礎疾患のある人が優先されるの?
若者や持病のない人は致死率が低いからだよ。詳しくは後述の「年齢別の新型コロナウイルスの致死率」を参考にしてね。
さらに厚生労働省は、ワクチン接種の優先順位について以下のように詳しく説明しています。
要するに、令和3年2月9日に政府の分科会は、重症化リスクの大きさや医療提供体制の確保等を踏まえ、コロナワクチンの優先順位を以下の順に定めたとのことです。
医療従事者等
↓
高齢者 (令和3年度(2021年度)中に65歳に達する、昭和32年4月1日以前に生まれた方)
↓
基礎疾患を有する者、高齢者施設等の従事者
↓
(一般の人)
なぜ高齢者より医療従事者の方が優先度が高いの?
医療従事者の業務の特性として、新型コロナウイルス感染症患者や多くの疑い患者と頻繁に接する業務を行うことから、新型コロナウイルスへの曝露の機会が極めて多いことと、 従事する者の発症及び重症化リスクの軽減は、医療提供体制の確保のために必要であることが挙げられるね。(出典:接種順位の考え方)
コロナワクチン接種による副反応と混同しやすい新型コロナウイルスの初期症状「頭痛」「筋肉痛」「悪寒」「発熱」について、詳細はこちらの記事をご覧ください。
- 【コロナで頭痛症状を感じる割合】頭痛だけの時【薬を服用すべき?】
- 【コロナ初期症状「筋肉痛・関節炎」】背中が痛い・肩こり【なぜ?】
- 【コロナ初期症状「悪寒」】悪寒戦慄事例【発熱・震えが止まらない】
- 【コロナ初期症状「発熱」】割合・対処法・感染力・外来・危険性
なぜ優先順位が決められているのか
なぜコロナワクチン接種の優先順位が決められているのかを説明します。
厚生労働省は以下のように説明しています。
Q なぜ接種の優先順位が決められているのですか。
A 当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、優先順位を決めて接種を行うこととしています。
新型コロナワクチンについては、当面、確保できるワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであることから、優先順位を決めて接種を行うこととしています。死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方に加え、医療提供体制の確保の必要性も考慮して、優先順位が決められています。(出典:厚生労働省)
つまり、当面は確保できるコロナワクチンの量に限りがあり、その供給も順次行われる見通しであるため、優先順位を決めて接種を行っているとのことです。コロナワクチン供給と接種の見通しについて詳しくは「【コロナワクチン】供給と接種の見通し【日本への供給数・どのような研究開発】」の記事をご覧ください。
もし優先順位を決めずに誰でも早いもの勝ちでワクチン接種をできるようにしてしまったら、コロナ病棟(=最前線)で働く医師や看護師がコロナに感染してしまい、患者を治療することができなくなってしまうから優先順位が決められてるんだね。
たしかにそうだね。ワクチン接種の順番を早いもの勝ちにしたら、きっと高齢者や基礎疾患のある人から先に死亡してしまうことになるでしょうね。
年齢別の新型コロナウイルスの致死率
年齢別の新型コロナウイルスの致死率について説明します。
例えば、基礎疾患のない10代の若者は重症化する可能性が低いのにもかかわらず、コロナ病棟で働く医師をさておいてワクチン接種を受けるべきではないのは明白です。
若者や高齢者を含めた、年齢別の新型コロナウイルスの致死率は以下のグラフの通りです。
画像出典
例えばコロナに感染した場合、10代の若者の致死率はたったの0.2%であり、一方で80歳以上の高齢者は致死率14.8%です。そのため、80歳以上の高齢者よりも先に10代の若者ワクチンを接種するべきではないから、コロナワクチン接種の優先順位が決められているのです。
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ファイザー社コロナワクチンが5~11歳へ対象年齢を拡大することについてはこちらの記事をどうぞ。
なお、新型コロナワクチンの誤情報については「【コロナワクチン誤情報】死亡・不妊・臨床試験・動物実験【SNS・根拠・因果関係・デマ・偽】」の記事をご覧ください。厚生労働省が公表している情報に基づき、コロナワクチン接種が死亡や不妊につながるのか、臨床試験(治験)が終わっていないのか、動物実験の結果についての正しい情報を紹介しています。SNSのワクチン偽情報に振り回されたくない方必見!
過去の基礎疾患が完治していても優先されるのか?
過去に基礎疾患があり、今は治っている場合でも、コロナワクチンの優先接種の対象になるかという点について説明します。
厚生労働省は以下のように説明しています。
Q 過去に基礎疾患があり、今は治っている場合でも、ワクチンの優先接種の対象になりますか。
- A 通院や入院を要する基礎疾患がある方が優先になります。
通院や入院を要する基礎疾患がある方が、接種順位の上位で接種を受けられます。
優先順位は、死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方に加え、医療提供体制の確保の必要性も考慮して決められています。
(出典:厚生労働省)
つまり通院や入院を要する基礎疾患がある人が優先されるのだから、過去に基礎疾患があり今は治っているのであれば、ワクチンの優先接種の対象にはならないということです。
ここでいう過去の基礎疾患があったが今は治っているというのはどのような人のことなの?
例えば、過去に肥満だったけど、その後ダイエットに成功して今は痩せてる人が該当するよ!
具体的にいうと、肥満の中でも特にBMI〔body mass index; 計算式:体重kg÷(身長m)²〕30kg/m2以上であったり、糖尿病や高血圧が指摘されていたりする人は、若年者であっても新型コロナウイルスに感染した場合に重症化しやすいと報告されており、厚生労働省はワクチン接種を推奨しています。(出典:厚生労働省)
しかし、もし20年前の中学生時代は肥満だったがダイエットに成功し、標準体重を20年間も維持していて現在は健康そのものである、などという35歳の人がいたとしたら、その人は基礎疾患である「肥満」には該当しないし、通院や入院を要する基礎疾患がある人にも該当しないから、ワクチンの優先接種の対象にはならない、ということです。
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コロナワクチン効果について詳しく学びたい方は、「【コロナワクチン効果】予防・持続期間・年齢・基礎疾患・接種後感染・変異株・妊娠中免疫」の記事をどうぞ。
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なぜ高齢者は接種が優先されているのか
なぜ高齢者は接種が優先されているのかという点について説明します。
厚生労働省は、高齢者が新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスクが高いためであると、以下のように説明しています。
Q なぜ高齢者は接種が優先されているのでしょうか。
- A 高齢者は、新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスクが高いため、接種が優先されています。
死亡者や重症者の発生をできるだけ減らすという接種目的に照らして、重症化のリスクが高い方を優先するという基本的な考え方で接種の優先順位が決められました。新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスク因子として、特に年齢が大きく影響していることが知られていることから、まず、65歳以上の高齢者を優先接種の対象とすることとされました。
(出典:厚生労働省)
ここでいう「新型コロナウイルス感染症の重症化・死亡のリスク因子として、特に年齢が大きく影響している」という点を具体的に説明します。
前述の通り、例えばコロナに感染した場合、10代の若者の致死率はたったの0.2%であり、一方で80歳以上の高齢者は致死率14.8%であることが以下のグラフから分かります。
画像出典
つまりコロナワクチン接種の優先順位が決められている理由は、80歳以上の高齢者の方が10代の若者よりもコロナ感染による致死率が74倍も高いからであるとも言えるでしょう。
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