【コロナと熱中症対策・心構え】フィリピン少ない訳【頭痛・吐き気】

マスクをつけてジョギングする男性 健康経営戦略
コロナと熱中症への心構え
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新型コロナウイルスと熱中症対策について知りたいですか?

2020年の夏はコロナの影響で熱中症にかかりやすいという点を踏まえ、

  • フィリピンは熱中症患者が少ない理由、
  • 熱中症になったらどんな症状が現れるか

等をご紹介!

熱中症になりにくい運動を探している人必見!

 アイスノン 首もとひんやり氷結ベルト

コロナを予防すると同時に、熱中症も効果的に予防したい方はこちらの記事も併せてご参照ください。

【コロナと熱中症対策まとめ】マスク・外出自粛・新生活様式・脱水症
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【コロナと熱中症対策】

新型コロナウイルスの影響で、2020年の夏は、多くの人が熱中症にかかりやすい状態になっています。具体的に言うと、新型コロナウイルスの影響で外出自粛をしたことにより、屋内で過ごす時間が大幅に増えました。その結果、外に出ると体が暑さに慣れていないため、熱中症にかかりやすくなってしまっています。

またマスクを装着したまま生活をするので、熱がこもりやすく、体温が上がりやすくなってしまいます。その結果、体温上昇によっても熱中症に繋がりやすくなってしまっているのです。コロナと熱中症の関係について、詳しくはこちらの記事を参照ください。

【コロナと熱中症の関係】マスクで体温上昇【外出自粛で運動不足】
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これらのことから、例年以上に熱中症には用心する必要があり、熱中症を回避するためには具体的に、

等の熱中症対策グッズは必須と言えるでしょう。

また熱中症にかかりやすい気候というのは、湿度が高い時が該当します。熱中症は温度よりも湿度が関係するという点について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【コロナと熱中症対策】暑さ指数(WBGT)とは?【温度より湿度!】
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【コロナと熱中症対策】フィリピン

熱中症は湿度が高いとかかりやすくなると聞くと、真っ先に思いつくのがフィリピンなどの湿度が高い熱帯地方に住む人々は、さぞかし熱中症になる人が大勢いて、

  • 新型コロナウイルスの患者と
  • 熱中症患者

で病床が埋め尽くされるだろうな、ということです。しかし実際、フィリピン人は熱中症にかかる人は少数だそうです。なぜかというと、熱中症に対する心構えがしっかりしているからです。熱中症に対して注意を払い、具体的にはフィリピン人は「日本人なら気にしないで歩いてしまう距離を乗り物が来るまでひたすら日陰で待っている」等の心構えができているとのことです(出典

またフィリピン人は、祖先から受け継いだ、「熱中症は大変危険なものである」との学びが浸透していることもあるのでしょう。

したがって、日本人も2020年の夏は、たとえ少しの距離を移動する場合であったとしても、熱中症を回避するために

  • バスや
  • タクシー

などを使うぐらい注意を払うべきです。また体が暑さに慣れていないうちは、急に激しい運動をしないというだけではなく、少しの運動ですら控えるようにするという心構えを持つことが、熱中症を回避することに繋がるでしょう。その一方で、夜間など涼しい時間帯に1日の運動量を増やしていき、徐々に体を慣らしていくべきです。

しかし新型コロナウイルスで外出自粛をしたことにより、体が暑さに対する準備ができていないという点は、頭では分かっていても、なかなか警戒心がわかないかもしれません。もちろん怖いこととして熱中症も回避するべきなのですが、コロナの影響で病院のベッドが不足してしまうということも回避するべきです。2020年4月7日に発令された緊急事態宣言が、2020年夏にも再度発令されてしまうことにもつながりかねないので、コロナと同時に熱中症も予防に努めましょう。

 

【コロナと熱中症対策】頭痛・吐き気

では、実際に熱中症にかかってしまったら、どのような症状が現れるのでしょうか?薬と健康の情報局によると、熱中症の症状は以下の通りです。

熱中症の症状と重症度

熱中症は、軽い症状から命にかかわる重症なものまで、段階的にいくつかの症状がみられます(下記の表参照)。

軽いものでは、立ちあがったときなどにクラッとする立ちくらみや、呼吸や脈が速くなる、くちびるのしびれなどがあらわれることがあります。また、大量の汗をかいて体内の水分と塩分が不足すると、足や腕、腹などの筋肉に痛みを伴うけいれんが起こることがあります。ほかにも、脱水症状によってだるさ、頭痛、めまい、吐き気などの症状が見られることも。

さらに症状が進むと、40度以上の高熱、意識障害、けいれん、異常行動などを起こすことがあり、この状態を熱射病といいます。脳内の温度が上昇することで中枢神経に異常が起こり、からだのさまざまな臓器に障害が出て、命を落とすこともある危険な状態です。

分類

症状

重症度

I度

  • めまい・失神
    「立ちくらみ」という状態で、脳への血流が瞬間的に不充分になったことを示し、“熱失神”と呼ぶこともあります。
  • 筋肉痛・筋肉の硬直
    筋肉の「こむら返り」のことで、その部分の痛みを伴います。発汗に伴う塩分(ナトリウムなど)の欠乏により生じます。これを“熱けいれん”と呼ぶこともあります。
  • 大量の発汗

軽度

II度

  • 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
    からだがぐったりする、力が入らないなどがあり、従来から“熱疲労”“熱疲弊”と言われていた状態です。

中度

III度

  • 意識障害・けいれん・手足の運動障害
    呼びかけや刺激への反応がおかしい、からだにガクガクとひきつけがある、真直ぐ走れない・歩けないなど。
  • 高体温
    からだに触ると熱いという感触です。従来から“熱射病”や“重度の日射病”と言われていたものがこれに相当します。

重度

上記をみてみると、水分と塩分が不足し中程度の熱中症になると

  • 頭痛や
  • 吐き気

がします。例えば、夏の時期に外を出歩いていて頭痛を感じたら、体の中の水分が不足している合図です。その場合は軽度ではなく、中度の熱中症にかかっている可能性があるので注意が必要です。

そして、重度の熱中症は

  • 40°の熱が出る
  • 意識障害が起こる

というのは非常に怖いです。そしてこの重度の熱中症のことを日射病と呼ぶそうです。熱中症を回避するには、カリッと噛んで塩分(電解質)をチャージできるこちらの商品をどうぞ。

なお、紛らわしいので用語の意味を整理すると、熱中症と日射病の違いについては以下の通りです。

高温の場所でおこる、熱による障害を総称して熱中症といいます。 暑さで体温のコントロールができなくなり、熱が体内にこもってしまった状態です。 強い直射日光での場合は日射病、閉め切った部屋や車の中など、高温でおこれば熱射病といいます。

(出典)

つまり、「熱中症」という用語は幅広い意味で用いられ、一方で「日射病」は直射日光によって起こるのものという違いがあります。日射病は炎天下で長時間、直射日光を受け大量の発汗で脱水症状になり、一時的に循環血液量が不足して起きます。日射病の予防のために、スポーツドリンクをまとめ買いして備えておきましょう。

熱中症にかかった結果、死に至る人も多数います。厚生労働省の「都道府県別にみた熱中症による死亡数の前年比較」によると、平成30年度には全国で1581人が熱中症により死亡しました。

都道府県別にみた熱中症による死亡数の前年比較   ~ 人口動態統計(確定数)より

都道府県別にみた熱中症による死亡数の前年比較   ~ 人口動態統計(確定数)より

さらに熱中症による死亡者数を年齢別にみてみましょう。以下の厚生労働省の「年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~30年)」によると、熱中症で死亡する人の約8割は65歳以上の高齢者です。したがって高齢者は64歳以下の若い年齢層以上に、熱中症には気をつける必要があると言えるでしょう。

年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~30年)

年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~30年)

重度の熱中症にかかると、後遺症が残る人がいます。具体的な後遺症の内容としては、ウェザーニュースによると以下のように記載があります。

「問題なのはⅢ度の患者さんです。臓器がゆで卵の白身のように固まって機能が低下している人もいます。体外からの冷却に加えて、胃や膀胱に管を入れて生理食塩水を注入・排出したり、血液透析のように血液を体外の管にくぐらせて冷却しますが、手遅れになると多臓器不全で亡くなる人もいます」(吉田院長)

幸い助かっても後遺症が残る人は少なくありません。深部体温が40℃を超えると全身の臓器が不可逆的な傷害を受けるのです。その結果、めまいやうまく歩けないなどの小脳の異常、手が震えたり筋肉がこわばって動かなくなるパーキンソン症状が出ることがあります。記憶量の低下や腎機能障害に苦しむ人もいます。

「熱中症は体温が高くなるほど後遺症をもたらします。

つまり、熱中症にかかって体の深部が40°以上の熱をもつことによって、

  • 脳や
  • 臓器

などに回復不能なダメージを負ってしまい、後遺症につながるということです。これらのことから、熱中症を軽く見るのではなく、重く受け止め予防に努めるようにしましょう。

重要な事なので繰り返しますが、特に高齢者は注意しましょう。高齢者が夏に外出する時は、首元を冷やすアイスノン等を持ち歩き、できるだけ体温上昇を防ぐようにしましょう。

例えば持病がある高齢者は

  • コロナへの感染予防と
  • 熱中症予防

も兼ねて、薬をもらうためにクリニックへの通院で外出するのは避け、遠隔診療を受診するのも一つの手です。遠隔診療を受診する際の、

  • 手順
  • 処方箋
  • 料金
  • 欠点

などについて、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【遠隔診療で受診してみた】感動と経緯【手順・処方箋・料金・欠点】
巷で話題になっている遠隔診療を受診してみました。その結果、驚くほど便利なツールであることが分かりました。 どのような体験だったのか、 どこで受けたのか、 手順や 処方箋や 料金 欠点 等を具体的にご紹介! コロナで病院を避けたい人必見!  ...

 

【コロナ】熱中症になりにくい運動は?

ここまでの説明で、新型コロナウイルスの影響もあるために、2020年の夏は熱中症も回避するべきだということは理解できたが、それでも体を動かしたいという人はいることでしょう。

そこで熱中症になりにくい運動はないものだろうか?と考える人にとって、熱中症にならないとっておきの良い運動があります。それは水の中に入って、動く運動・スポーツです

例えば、

プールや海で

  • 水泳や
  • 水中ウォーキング

などをすることにより、熱中症を回避しつつ、効果的に有酸素運動を行なうことができます。しかし、中には

  • プールや

等に長年行く機会がなかったがために、市民プールなどに行きにくいという人もいることでしょう。そのような人はまず、

  • 水着や
  • 水中ゴーグル

などのアイテムを前もって揃えてしまい、準備を十分に整えておくということも有効でしょう。というのも人は準備ができていないと、いざ行動に移すということに抵抗を感じてしまい、結局やるのを怠ってしまうからです。そこで、熱中症にならない水泳等に取り組むハードルを下げるために、事前に十分な準備をするように心がけましょう。そうすることで、新型コロナウイルスによる熱中症にかかりやすい状態を緩和することにつながるはずです。

夏用マスクは熱中症リスクを効果的に減少させます。ユニクロのエアリズムマスクの3つの特徴についてはこちらの記事をどうぞ。

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