新型コロナワクチン接種を受ける方法を知りたいですか?
2回目の接種は1回目の接種と同じ施設で受けるべきか、1回目の接種後に住民票を異動したら2回目はどこで受けるべきか、2回目接種はどのぐらいずれても大丈夫かをご紹介!
コロナワクチンと他のワクチンは同時接種可能か気になる方は必見です。
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更に詳しくコロナワクチン接種を受ける方法について学びたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
コロナワクチン接種を受ける方法
新型コロナワクチン接種を受ける方法を説明します。
2回目の接種
新型コロナワクチンの2回目接種を受ける施設や、1回目接種からどのくらい間隔を空けるべきかを説明します。
2回目の接種は、1回目の接種と同じ施設で受けるべきか?
2回目のコロナワクチン接種は、1回目の接種と同じ施設で受けるべきかを説明します。
厚生労働省は、2回目も1回目と同じ施設で接種すべきと以下のように説明しています。
Q 2回目の接種は、1回目の接種と同じ施設で受ける必要はありますか。
A 原則として、同じ施設で接種を受けてください。原則として、同じ施設で接種を受けてください。やむを得ない事情で1回目の施設で接種しない場合は、コロナワクチンナビで1回目と同じメーカーのワクチンを接種できる施設を探していただくか、住民票のある市区町村にお問い合わせください。
(出典:厚生労働省)
つまり、どうしてもやむを得ない事情がある場合のみ、コロナワクチンナビで1回目と同じメーカーのワクチンを接種できる施設を探しましょう。なぜなら、1回目と2回目は同じメーカーのワクチンである必要があるからです。どの施設で受けるべきか分からない人は、住民票のある市区町村にどこで2回目のワクチンを接種するべきかを問い合わせるようにしましょう。
ちなみに、1回目と2回目で違う種類のワクチンを接種することを「交差接種」と呼ぶみたいね。
2021年9月の段階では、政府により導入を検討されているけど、具体的な見解はまだ示されていないよ。
ファイザー社や、武田/モデルナ社、アストラゼネカ社コロナワクチンの特徴について詳しく学びたい方は以下3つの記事をそれぞれご覧ください。接種回数と接種間隔、有効性や安全性、受けられない人や注意が必要な人を紹介しています。
1回目の接種後に住民票を異動。2回目の接種はどこで受けるべき?
1回目のコロナワクチン接種後に住民票を異動した場合、2回目の接種はどこで受けるべきなのかについて説明します。
厚生労働省は、以下のように説明しています。
Q 1回目の接種後、2回目の接種を受ける前に住民票を異動させた場合、2回目の接種はどのようにすればよいですか。
- A 住民票の異動後に、転入先の市区町村の予防接種担当課で接種券の再発行を受け、転入先の市区町村で接種を受けてください。
- 新型コロナワクチンの接種を受ける方が転居された場合は、住民票の異動後に、転入先の市区町村予防接種担当課で接種券の再発行を受け、転入先の市区町村で接種を受けてください。接種券の再発行に当たっては、転居前の市区町村が発行した接種券が必要な場合があります。
- (出典:厚生労働省)
つまり、住民票の異動後に、転入先の市区町村の予防接種担当課で接種券の再発行を受けた後に、転入先の市区町村でコロナワクチン接種を受けるべきであるとのことです。
接種券の再発行に当たっては、転居前の市区町村が発行した接種券が必要な場合があるみたいだよ。
接種券は破棄せず保管しておく必要があるね!
なお、新型コロナワクチンの誤情報については「【コロナワクチン誤情報】死亡・不妊・臨床試験・動物実験【SNS・根拠・因果関係・デマ・偽】」の記事をご覧ください。厚生労働省が公表している情報に基づき、コロナワクチン接種が死亡や不妊につながるのか、臨床試験(治験)が終わっていないのか、動物実験の結果についての正しい情報を紹介しています。SNSのワクチン偽情報に振り回されたくない方必見!
2回目接種はどのぐらいずれても大丈夫?
コロナワクチンの2回目接種はどのぐらいずれてもいいのかについて説明します。
ファイザー社ワクチン
ファイザー社ワクチンの2回目接種はどのぐらいずれてもいいのかについて説明します。
厚生労働省は、1回目の接種日から19日目以降ならいつでも接種可能であると、以下のように説明しています。
Q ファイザー社のワクチンは、通常、1回目から3週間後に2回目を接種することになっていますが、どのくらいずれても大丈夫ですか。
- A 一番早くて19日後に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。なお、標準の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。
ファイザー社のワクチンは、標準として、1回目から3週間後(3
週間後の同じ曜日)に2回目を接種することになっています。一番 早くて19日後(木曜日に1回目の接種を受けた場合、3週間後の 火曜日)に接種を受けられますが、それより前には受けることがで きません。 (出典:厚生労働省)
ただし、1回目の接種日から19日目より前に2回目の接種を行うことはできないのでご注意ください。
また厚生労働省は、2回目接種の間隔の上限について以下のように詳しく説明しています。
接種できる間隔の上限が定められているわけではありません。標準
の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。接 種を1回目からやり直す必要はありませんので、なるべく早く、2 回目の接種を受けましょう。
なお、標準の接種間隔を超えた場合のデータは限られているものの、効果は期待できることから、WHO、米国や、EUの一部の国では、3週間を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安と して示していますので、 こうした目安も参考になると考えられます。 (出典:厚生労働省)
要するに、標準の接種間隔を超えても接種を1回目からやり直す必要はありません。
でも、WHOや米国、EUの一部の国では、たとえ3週間を超えた場合でも、目安としては1回目から6週間後までに2回目を接種すべきと示しているよ!(出典:厚生労働省)
つまり3週間を超えてしまった場合、できるだけ早急に2回目を受けるべきね!
なお、コロナワクチンを接種できる人とできない人はどのような人なのかを学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
武田/モデルナ社のワクチン
武田/モデルナ社ワクチンの2回目接種はどのぐらいずれてもいいのかについて説明します。
厚生労働省は、1回目の接種日から21日目以降ならいつでも接種可能であると、以下のように説明しています。
-
Q 武田/モデルナ社のワクチンは、通常、1回目から4週間後に2回目を接種することになっていますが、どのくらいずれても大丈夫ですか。
- A 一番早くて21日後に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。なお、標準の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。
武田/モデルナ社のワクチンは、標準として、1回目から4週間後
(4週間後の同じ曜日)に2回目を接種することになっています。 一番早くて21日後(3週間後の同じ曜日) に接種を受けられますが、それより前には受けることができません 。 ただし、1回目の接種日から21日目より前に2回目の接種を行うことはできないのでご注意ください。
ファイザー社ワクチンの場合は19日目だったのに、武田/モデルナ社は21日目なので違う点には注意すべきね。
アストラゼネカ社ワクチンは28日目なので混同しないようにしよう。
また厚生労働省は、2回目接種の間隔の上限について以下のように詳しく説明しています。
接種できる間隔の上限が定められているわけではありません。標準
の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。接 種を1回目からやり直す必要はありませんので、なるべく早く、2 回目の接種を受けましょう。
なお、標準の接種間隔を超えた場合のデータは限られているものの、効果は期待できることから、WHO、米国や、EUの一部の国では、4週間を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安と して示していますので、 こうした目安も参考になると考えられます。 (出典:厚生労働省)
要するに、標準の接種間隔を超えても接種を1回目からやり直す必要はありません。しかしWHOや米国、EUの一部の国では、たとえ4週間を超えた場合でも、目安としては1回目から6週間後までに2回目を接種すべきと示しているとのことですので、できるだけ早急に2回目を受けるべきです。
ファイザー社の場合は「たとえ3週間を超えた場合でも~」だったから違うのね。
アストラゼネカ社の場合も全然違うから注意が必要だね。
武田/モデルナ製のコロナワクチンの異物混入問題が気になる人はこちらの記事をどうぞ。
コロナワクチン副反応や接種後健康調査、症状への対処法については、「【コロナワクチン副反応と接種後健康調査】ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ【症状対処法】」をご覧ください。ワクチン接種後に、発熱や痛み、頭痛等の症状が起きた場合の対処法を踏まえ、ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ社製別に、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など接種後に起こりやすい様々な症状の頻度などの調査結果を紹介しています。接種後の生活をどう過ごすべきか学びたい方必見!
アストラゼネカ社ワクチン
アストラゼネカ社ワクチンの2回目接種はどのぐらいずれてもいいのかについて説明します。
厚生労働省は、1回目の接種日から28日目以降ならいつでも接種可能であると、以下のように説明しています。
Q アストラゼネカ社のワクチンは、通常、1回目から4~12週間後に2回目を接種することになっていますが、どのくらいずれても大丈夫ですか。
- A 一番早くて28日後に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。12週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。
-
ただし、1回目の接種日から28日目より前に2回目の接種を行うことはできないのでご注意ください。また、12週間を超えた場合は、早急に2回目を接種すべきであるとのことです。
さらに厚生労働省は、2回目接種の間隔の上限について以下のように詳しく説明しています。
アストラゼネカ社のワクチンは、原則として、1回目から4~12週間後に2回目を接種することになっています。一番早くて28日後(4週間後の同じ曜日)に接種を受けられますが、それより前には受けることができません。なお、最大の効果を得るためには、8週以上の間隔をおいて接種することが望ましいとされています。
1回目の接種から12週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。
なお、現時点では、アストラゼネカ社のワクチンの接種を行う機会は限られており、通常は、皆さまに、ファイザー社又は武田/モデルナ社のワクチンを接種いただいています。(出典:厚生労働省)
要するに、ワクチン接種による最大の効果を得るためには、1回目の接種から8週以上の間隔をおいてから2回目を接種するべきであり、もし12週間を超えてしまった場合、できるだけ早く2回目の接種を受けるべきであるとのことです。
ファイザー・武田モデルナ・アストラゼネカ社の各ワクチンの接種間隔は全く違うから注意が必要ということが分かったわ。
ワクチン接種効果について学びたい方は「【コロナワクチン効果】予防・持続期間・年齢・基礎疾患・接種後感染・変異株・妊娠中免疫」の記事をどうぞ。ワクチンはどのくらい予防効果があるかという点や、持続期間、年齢や基礎疾患の有無による違い、接種後に感染するのかを紹介しています!変異株への効果や妊娠中に摂取すると新生児は免疫がつくのかを学びたい方必見!
新型コロナワクチンと他のワクチンは同時に接種できるのか?
新型コロナワクチンと他のワクチンは同時に接種できるのかという点について説明します。
厚生労働省は、原則としてコロナワクチンと他のワクチンは同時に接種できないと、以下のように説明しています。
Q 新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。
- A 原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。
原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
つまり、片方のワクチンを接種してから2週間後にもう片方のワクチンを接種可能になるから、それより短い期間においては接種してはいけないとのことです。
なお、ワクチンの同時接種はコロナウイルスワクチン以外では認められているので、混同しないように注意が必要です!
「同時接種」とは、2種類以上の予防接種を同時に同じ接種者に対して行うことだよ。
日本小児科学会は、“ワクチンの同時接種は、日本の子どもたちをワクチンで予防できる病気から守るために必要な医療行為であると考える”と捉えているみたいね。(出典)
つまり子供が同時接種を受けることによって、それぞれのワクチンの有効性に影響があったり、有害事象・副反応の頻度があがることはないみたいだけど、コロナワクチンは例外だから気をつける必要があるね!
なお、ファイザー社コロナワクチンが5~11歳へ対象年齢を拡大することについてはこちらの記事をどうぞ。
そして厚生労働省は、コロナワクチンと他のワクチンの接種で空ける期間について、具体的に以下のように説明しています。
(例) 4月1日に新型コロナワクチンを接種した場合、他のワクチンを接種できるのは、4月15日(2週間後の同じ曜日の日)以降になります。
なお、創傷時の破傷風トキソイド等、
緊急性を要するものに関しては、 例外として2週間を空けずに接種することが可能です。 (出典:厚生労働省)
具体的に14日間空ける事例として、4月1日にコロナワクチンを摂取した場合は4月15日目以降なら他のワクチンの接種が可能になるということです。ただし、緊急性を要する創傷時の破傷風トキソイド等は例外としてそれよりも短い間隔で接種可能であるとのことです。
新型コロナワクチンの仕組みについて詳しく学びたい方は、「【コロナワクチンの仕組み】予防接種・どんな種類・集団免疫・筋肉注射は痛いか・mRNA」の記事をご覧ください。厚生労働省が公表している情報に基づき、ワクチンの仕組みとして、ワクチンや予防接種とは何か、ワクチンはどのようなものかあるか、集団免疫とは何か、筋肉注射とは何か(痛いのか?)という点をご紹介しています。
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