武田/モデルナ社コロナワクチンについて知りたいですか?
武田/モデルナ社コロナワクチンの特徴を踏まえ、接種回数と接種間隔、有効性や安全性、受けられない人や注意が必要な人をご紹介!
接種当日の注意事項やワクチンを接種後の注意点を学びたい方必見!
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武田/モデルナ社コロナワクチンの異物混入問題が気になる人はこちらの記事をどうぞ。
コロナワクチンの安全性や副反応について詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。
武田/モデルナ社コロナワクチン
武田/モデルナ社コロナワクチンについて説明します。
特徴
武田/モデルナ社のコロナワクチンの特徴を説明します。
ワクチンの種類
まずはワクチンの種類から説明します。
厚生労働省によると、武田/モデルナ社コロナワクチンの種類は以下の通りです。
武田/モデルナ社コロナワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンです。SARS-CoV-2のスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだ製剤になります。本剤を接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAを基に細胞内でウイルスのスパイクタンパク質が産生され、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、SARS-CoV-2による感染症の予防ができると考えられています。(出典:厚生労働省)
要するに武田/モデルナ社コロナワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンであり、ワクチン接種をすることで、新型コロナウイルス感染症の予防ができる様になるということです。
さらに詳しく新型コロナワクチンの仕組みについて知りたい方は、「【コロナワクチンの仕組み】予防接種・どんな種類・集団免疫・筋肉注射は痛いか・mRNA」の記事をご覧ください。厚生労働省が公表している情報に基づき、ワクチンの仕組みとして、ワクチンや予防接種とは何か、ワクチンはどのようなものがあるか、集団免疫とは何か、筋肉注射とは何か(痛いのか?)という点を紹介しています。mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと既存ワクチンの違いを学びたい方は必見です!
またコロナワクチン開発については「【コロナワクチン開発】見通し/種類/国内/AMED/国際貢献/生産体制/早期実用化」の記事をどうぞ。
接種対象者
次に接種対象者ですが、武田/モデルナ社コロナワクチンは12歳以上の方に接種を行います。(出典:厚生労働省)
なお、ファイザー社ワクチンは12歳以上の方に、アストラゼネカ社ワクチンは40歳以上の方に接種を行います。混同しないようにするため、ファイザー社やアストラゼネカ社コロナワクチンの異なる特徴を学びたい方は以下の記事をご覧ください。
ファイザー社コロナワクチンが5~11歳へ対象年齢を拡大することについてはこちらの記事をどうぞ。
ワクチンの対象者や優先順位について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
接種方法
そして武田/モデルナ社コロナワクチンの接種方法として、通常は三角筋(上腕の筋肉)に、1回0.5mLを筋肉注射という方法で接種します。(出典:厚生労働省)
接種回数と接種間隔
武田/モデルナ社コロナワクチンの接種回数と接種間隔について説明します。
厚生労働省によると以下のように説明されています。
・1回目の接種後、通常、4週間の間隔で2回目の接種を受けてください。(接種後4週間を超えた場合は、できるだけ速やかに2回目の接種を受けてください。 )
・1回目に本ワクチンを接種した場合は、2回目も必ず本ワクチンの接種を受けてください。(米国やEUの一部の国で、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安としています。)(出典:厚生労働省)
1回目の接種後、4週間の間隔で2回目の接種を行います。そして1回目に武田/モデルナ社コロナワクチンを接種した場合は、2回目も必ず同じワクチン接種を受ける必要があります。
コロナワクチンを接種できる人とはどのような人か知りたい人は「【意外!?コロナワクチン接種できる人】蜂・薬飲んでる・妊娠授乳計画中・感染した・寝たきり在宅介護」をどうぞ。
有効性
武田/モデルナ社コロナワクチンの有効性について説明します。
厚生労働省によると以下のように説明されています。
新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。
本ワクチンを受けた人は受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発症予防効果は約94 %と報告されています。)
なお、臨床試験において、本ワクチンの接種で十分な免疫が確認されるのは、2回目の接種を受けてから14日以降です。また、感染を完全に予防できる訳ではありません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。
臨床試験の概要については、「さらに詳しい情報」をご覧ください。(出典:厚生労働省)
武田/モデルナ社コロナワクチンによる発症予防効果は約94%であり、十分な免疫ができるのは、2回目の接種を受けてから14日程度経って以降であるとのことです。
武田/モデルナ社だけでなく、ファイザー社やアストラゼネカ社も含めたコロナワクチン効果について詳しく学びたい方は、「【コロナワクチン効果】予防・持続期間・年齢・基礎疾患・接種後感染・変異株・妊娠中免疫」の記事をどうぞ。
安全性
武田/モデルナ社コロナワクチンの安全性について説明します。
厚生労働省によると、武田/モデルナ社コロナワクチンの安全性としてどのような副反応が出るのかについては以下のように説明されています。
主な副反応は、注射した部分の痛み(※1)、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。
(※1)接種直後よりも接種翌日に痛みを感じる方が多いです。接種後1週間程度経ってから、痛みや腫れなどが起きることもあります。
まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
また、ごくまれではあるものの、ワクチン接種後に軽症の心筋炎や心膜炎が報告されています(※2)。接種後数日以内に胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら医療機関を受診してください。(出典:厚生労働省)
主な副反応は以下6つであるということがわかります。
- 頭痛
- 関節や筋肉の痛み
- 注射した部分の痛み
- 疲労
- 寒気
- 発熱
しかしこれらの武田/モデルナコロナワクチン接種による副反応は新型コロナウイルスの初期症状と類似しており、ワクチンの副反応か、それともコロナの症状かという判断が難しいという問題があります。
接種後の発熱に関して、厚生労働省は「ワクチンを受けた後、2日間以上、熱が続く場合や症状が重い場合、医療機関等への受診や相談をご検討下さい」と呼び掛けています。というのも、コロナ感染の発熱を接種後の副反応と思い込み、受診を控えてしまう恐れがあるためです。
コロナワクチン接種による副反応と混同しやすい新型コロナウイルスの初期症状「頭痛」「筋肉痛」「悪寒」「発熱」について、詳細はこちらの記事をご覧ください。
また厚生労働省は、武田/モデルナ社コロナワクチンの副反応は1回目よりも2回目の接種の後に多く、若い方、特に男性に多い傾向が見られると以下のように説明しています。
(※2)1回目よりも2回目の接種の後に多く、若い方、特に男性に多い傾向が見られます。
なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談しましょう。
万が一、ワクチンの接種によって健康被害が生じた場合には、国による予防接種健康被害救済制度がありますので、お住まいの各自治体にご相談ください。
臨床試験の概要については、「さらに詳しい情報」をご覧ください。(出典:厚生労働省)
接種後に気になる症状がでた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談すべきです。
ここで「健康被害救済制度」という聞き慣れない言葉が出てきますが、具体的な内容としては以下の通りです。
健康被害救済制度とは予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
予防接種法に基づく予防接種を受けた方に健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、市町村により給付が行われます。申請に必要となる手続き等については、予防接種を受けられた時に住民票を登録していた市町村にご相談ください。(厚生労働大臣の認定にあたっては、第三者により構成される疾病・障害認定審査会により、因果関係に係る審査が行われます。)(出典:厚生労働省)
したがって、安心して武田/モデルナ社コロナワクチン接種を行うようにしましょう。
なお、新型コロナワクチンの誤情報についてはこちらの記事をご覧ください。
予防接種を受けることができない人、注意が必要な人
武田/モデルナ社コロナワクチンの予防接種を受けることができない人、注意が必要な人についてそれぞれ説明します。
下記にあてはまる方は、本ワクチンの接種ができない、または接種に注意が必要です。
当てはまるかどうかや、ワクチンを受けて良いか、ご不明な方は、その病気を診てもらっている主治医にご相談ください。
また、当てはまると思われる方は、必ず接種前の診察時に医師へ伝えてください。
受けることができない人
武田/モデルナ社コロナワクチンを受けることができない人は以下に該当する人です。
・明らかに発熱している人(※1)
・重い急性疾患にかかっている人
・本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(※2)の既往歴のある人
・上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人
(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。(出典:厚生労働省)
体調不良の人は、武田/モデルナ社コロナワクチンを避けるべきです。
注意が必要な人
次に武田/モデルナ社コロナワクチンを受けるにあたって、注意が必要な人は以下に該当する人です。
・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害(血友病など)のある人
・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
・過去にけいれんを起こしたことがある人
・本ワクチンの成分(※)に対して、アレルギーが起こるおそれがある人
妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
(※)本ワクチンの成分
▷有効成分
・CX-024414(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードするmRNA)
▷添加物
・SM-102:ヘプタデカン-9-イル 8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル
・コレステロール
・DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
・1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)
・トロメタモール
・トロメタモール塩酸塩
・氷酢酸
・酢酸ナトリウム水和物
・精製白糖(出典:厚生労働省)
つまり、基礎疾患や既往症がある人、過去にワクチン接種で問題が生じたことがある人は注意しましょう。
また、妊婦や授乳中の方は接種前の診察時に必ず医師に武田/モデルナコロナワクチンの成分を伝えるようにしましょう。
コロナワクチンと免疫については「【コロナワクチン】自然or獲得免疫でワクチン不要?睡眠R-1ヨーグルト【接種証明書の発行】」をどうぞ。コロナワクチン接種前にすでに免疫で守られている可能性はあるのか、もし免疫があればワクチンは不要なのかという点を踏まえ、免疫力はコロナワクチン接種以外の睡眠やR-1ヨーグルト等でも上げられるのかを紹介しています。コロナワクチン接種証明書の発行について学びたい方は必見です!
接種当日の注意事項
武田/モデルナ社コロナワクチン接種当日の注意事項は以下の通りです。
・接種前に、ご自宅で体温を測定し、明らかな発熱がある場合や体調が悪い場合などは、接種を控え、接種を受ける予定の施設にご連絡ください。
・ワクチンは、通常、三角筋(上腕の筋肉)に接種するため、肩の出しやすい服装でお越しください。
・接種を受けるための手続きや場所などについては、「接種についてのお知らせ」や「コロナワクチンナビ」をご覧ください。(出典:厚生労働省)
接種当日に、体調不良であると感じたら接種を避けましょう。また、肩の出しやすい服装で接種会場に行きましょう。
ワクチンを受けた後の注意点
武田/モデルナ社コロナワクチンを受けた後の注意点としては以下の通りです。
・本ワクチンの接種を受けた後、15分以上(過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方は30分以上)、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。(急に起こる副反応に対応できます。)
・注射した部分は清潔に保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。
・接種当日は、通常の生活は問題ありませんが、激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。
※関連資料 リーフレット:【武田/モデルナ社】接種後の注意点 [PDF:570KB](出典:厚生労働省)
武田/モデルナ社コロナワクチンの接種を受けた後、通常は15分以上、過去に接種後に体調不良が発生したことがある方は30分以上、接種を受けた施設で待機する必要があるということです。
また、接種当日の入浴はしてもOKです。
しかし接種当日は激しい運動や過度の飲酒は控える必要があります。
ワクチン接種後の生活をどう過ごすべきか詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
さらに詳しい情報
武田/モデルナ社コロナワクチンについて、臨床試験の概要を踏まえ、有効性と安全性の詳しい情報を紹介します。
有効性について(臨床試験の概要)
武田/モデルナ社コロナワクチン臨床試験の概要を踏まえた、有効性の詳細情報については以下の通りです。
▷18歳以上
<海外における臨床試験>
海外(米国)において実施されました。ワクチンを接種する人とプラセボ(生理食塩水)を接種する人に分け、約28日間の間隔で2回接種した時、新型コロナウイルス感染症の発症がどの程度抑制されるかが比較されました。なお、発症の確認に当たっては、全身性の症状(38℃以上の発熱、悪寒、筋肉痛、頭痛、嗅覚及び味覚障害等)が2つ以上発現、又は、呼吸器系の徴候・症状(咳嗽、息切れ、呼吸困難等)が1つ以上もしくは臨床所見等で肺炎の確認があり、これらに加え、鼻咽頭ぬぐい液等を用いたPCR等の核酸増幅検査により陽性となった人を、新型コロナウイルス感染症が発症した人と定義されました。
約3万人の被験者を対象に、2回目の接種後14日以降の発症の有無が比較されました。その結果、過去に新型コロナウイルスの感染歴がない被験者において、94.1%のワクチン有効率が確認されました。(出典:厚生労働省)
つまり、2回目の武田/モデルナ社コロナワクチン接種後に、過去に新型コロナウイルスの感染歴がない場合で94.1%のワクチン有効率が確認されたということです。
また、日本国内における武田/モデルナ社コロナワクチンの臨床試験については以下の通りです。
<国内における臨床試験>
日本人の健康成人200人を対象に、ワクチンを接種する人とプラセボを接種する人に分け、約28日間の間隔で2回接種しました。その後、2回目の接種から28日後の、血清中の新型コロナウイルスに対するSタンパク質特異的抗体及び中和抗体の増加状況を確認しました。なお、Sタンパク質特異的抗体とは、コロナウイルスの表面に存在するスパイクタンパク質を特異的に認識する抗体、中和抗体とはウイルスの感染力又は毒素の活性を中和できる抗体のことです。
2回目接種から28日後の、血清中のSタンパク質特異的抗体価(値が大きい程、Sタンパク質の受容体への結合を阻害する可能性が高いことを示します。)及び50%中和抗体価(値が大きい程、中和活性が高いことを示します。)は下記の通りであり、海外での臨床試験とは測定方法が異なるため直接比較は出来ないものの、日本人でも、それぞれの抗体価の上昇が確認され免疫原性が認められています。
発症予防効果が確認された海外での臨床試験と同様の傾向が見られたことや、複数の人種が組み入れられた海外試験において有効性が示されたことを踏まえ、日本人でも、同様にワクチンの有効性が期待できると考えられています。
(注釈:臨床試験の参加者200人のうち、一部の被験者は、事前に策定した治験実施計画書からの逸脱等の理由により、解析の対象から除外されています。)
(※)抗体価が定量下限値未満から定量下限以上へ変化、又は、治験薬1回目接種前(ベースライン)から4倍以上上昇した被験者の割合。(出典:厚生労働省)
要するに、日本人でも海外における武田/モデルナ社コロナワクチンの臨床試験で得られたワクチン接種群の結果と同様の結果が得られたし、そもそも複数の人種が組み入れられた海外試験において有効性が示されたから、日本人の場合でも武田/モデルナ社コロナワクチンの有効性が期待できるということです。
また海外の12-17歳の武田/モデルナ社コロナワクチンの臨床試験については以下の通りです。
▷12~17歳
<海外における臨床試験>
12~17歳の健康人を対象に、ワクチンを接種する人とプラセボ(生理食塩水)を接種する人に分け、18歳以上での臨床試験と同様、約28日間の間隔で2回接種した時、新型コロナウイルス感染症の発症がどの程度抑制されるか比較されました。
約3,000人の被験者を対象に、2回目の接種後14日以降の発症の有無が比較されました。その結果、過去に新型コロナウイルスの感染歴がない被験者において、100.0%のワクチン有効率が確認されました。
また、2回目の接種から28日後の、血清中の新型コロナウイルスに対する中和抗体の増加状況(抗体価、応答率)を確認しました。過去に感染歴の無い被験者を対象に、12~17歳と、既に有効性が確認されている年齢集団である18~25歳の中和抗体価を比較したところ、12~17歳の集団は、18~25歳の集団に対して非劣性(劣っていないこと)が示されました。
(※)抗体価が定量下限値未満から定量下限値以上へ変化した被験者の割合、又は治験薬1回目接種前(ベースライン)から3.3倍以上上昇した被験者の割合。(出典:厚生労働省)
つまり、武田/モデルナ社コロナワクチンについて、12~17歳の集団は、既に有効性が確認されている18~25歳の集団に対して非劣性(劣っていないこと)が示されたとのことです。
安全性について(臨床試験の概要)
厚生労働省によると、武田/モデルナ社コロナワクチン臨床試験の概要を踏まえた、安全性の詳細情報については以下の通りです。なお、海外における18歳以上と国内における臨床試験、また12~17歳の海外における臨床試験結果についてです。
▷18歳以上
<海外における臨床試験>
各回接種後7日目までの安全性を評価しました。主な有害事象の発現割合は下記の通りでした。
なお、有害事象とは、接種後に生じる好ましくない症状のことであり、接種との因果関係があるか分からない、もしくは直ちに判断できない事例のことです。
<国内における臨床試験>
各回接種後7日目までの安全性を評価しました。主な有害事象の発現割合は下記の通りでした。
▷12~17歳以上 NEW
<海外における臨床試験>
各回接種後7日間における主な有害事象の発現割合は下記の通りでした。
詳細(添付文書等)についてはこちらをご覧ください。(医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページ)
また、12~17歳を対象とした臨床試験の概要はこちらをご覧ください。(出典:厚生労働省)
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