【KeeperFill】Chrome専用ブラウザ拡張機能の使い方

KeeperFill（Chrome専用）ブラウザ拡張機能のインストール手順と使い方を説明します。

KeeperFillとはブラウザ拡張機能のことです。

KeeperFillを使えば、サイトへのログイン情報を保存したり、自動入力することができ、パスワード管理の手間を省いてくれます。

KeeperFill拡張機能のインストールとセットアップ

Keeperのブラウザ拡張機能を最大限に活用するには、ブラウザにデフォルトで備わっているパスワード保存機能を無効にすることをお勧めします。Keeperは、より安全で、複数のソフトやサービスを違和感なくひとつの操作で利用することができます。また、すべてのブラウザー、端末、コンピューターなどでパスワードを保存したり自動入力することができます。

KeeperFillをインストールする（Chromeストア）
Chromeメニューから[ 設定 ]を開きます。
パスワードのセクションをクリックします。
「パスワードを保存できるようにする」と「自動ログイン」をオフにします。

KeeperFill拡張機能にログインする

Keeperのメールアドレスとマスターパスワードを使用して、Keeperブラウザ拡張機能にログインできます。Keeper Enterpriseを使用している場合、「法人SSOログインを使用」から資格情報を入力しログインするように指示されます。

Chromeブラウザでは、Web Vaultにログインすると拡張機能が自動的にログインします。他のWebブラウザでは、ボルト保管庫およびブラウザ拡張機能に個別にログインする必要があります。

KeeperFill拡張機能

法人SSOでログインする場合、Keeperの管理者から指示されたエンタープライズドメインを入力します。

KeeperFill拡張機能に法人SSOとしてログインする

KeeperFill拡張機能でボルト（保管庫）内を検索する

KeeperFill拡張機能から、Keeperボルト(保管庫)に保存されているWebサイトログインまたはその他の情報を検索できます。検索機能は大文字と小文字を区別せず、ボールト保管庫内のすべての記録と一致します。

KeeperFill拡張機能で保管庫内を検索する

KeeperFill拡張機能でサイトに自動入力する

サイトのログイン画面で、Keeperの鍵のマークをクリックすると、サイトにすばやく入力しログインできます。鍵マークをクリックしてログイン名とパスワードを入力するか、[ 詳細を表示 ]をクリックして個々のフィールドに入力します。

KeeperFill拡張機能でサイトに自動入力する

KeeperFill拡張機能で複数のアカウントから選択する

同じWebサイトに複数のログインがある場合は、ドロップダウンをクリックして選択を展開し、一致するすべての記録を表示します。

KeeperFill拡張機能で複数のアカウントから選択する

一致する記録

Webサイトにログインすると、Keeper ブラウザ拡張機能は一致する記録のリストを表示します。照合したい場合は、記録の[Webサイトアドレス]フィールドとカスタムフィールドを調べることで実行されます。

一致する記録のリストは、Keeperの記録内に保存されているURLから表示されます。リストが生成されると、一連の論理ステップにより、選択リストのソート順、およびデフォルトの選択として選択される特定の記録が決定されます。

アクセスしているページにサブドメイン（ABC.google.comなど）がある場合、Keeperは最初にボルト内の記録で最も近い項目を見つけ出すためにサブドメインを調べます。最適な項目は、最後に使用された順にソートされます。
サブドメインを確認した後、Keeperは「パス」情報（ABC.googe.com/DEF/pathなど）を確認し、Keeper記録内に保存されているパスと比較します。最適な一致は、最後に使用された順に並べ替えられます。
ページの画面に電子メールアドレスが含まれている場合（入力済みの電子メールフィールドなど）、Keeperは電子メールフィールドを含むサブドメインとパスの基準から記録を事前に選択します。

ヒント：記録を最適に一致させるには、Keeperの記録の[Webサイトアドレス]フィールドが、ターゲットサイトに可能な限り近いドメインとパスに一致しているかどうかを確認してください。

KeeperFill拡張機能で新しい記録を作成する

Webサイトの新しいログインを作成するには、[ 新規作成 ]をクリックします。Keeperは、Webサイトのログイン画面でパスワードを入力するときに、パスワードを保存することも提案してくれます。

KeeperFill拡張機能で新しい記録を作成する

KeeperFill拡張機能で安全なパスワードを生成する

Keeper画面の右側にあるサイコロのマークをクリックして、Webサイトの安全なパスワードを生成します。パスワードの強度をカスタマイズし、[保存]をクリックします。

KeeperFill拡張機能で安全なパスワードを生成する

Keeperでログインフォームにカスタムフィールドを自動的に入力するには、フォームフィールドの名前（「アカウントID」など）を使用して、Web Vault保管庫で記録にカスタムフィールドを作成します。

Keeperのカスタムフィールドを入力する

名前がフォームフィールドの近くの画面上のフィールドと一致する場合、Keeperが自動的に入力します。

KeeperFill拡張機能でカスタムフィールドを入力する

KeeperFillが格納するボルト保管庫内の記録を見つけられるようにするには、記録内のWebサイトアドレスをWebサイトと同じドメイン（例：amazon.com）に設定してください。複数のドメインを一致させるには、記録に追加のWebサイトアドレスカスタムフィールドを作成するだけです。

KeeperFill拡張機能で2要素認証コードを入力する

記録に2要素認証コードが含まれていれば、KeeperFillを使用してフォームに自動入力することができます。

KeeperFill拡張機能で2要素認証コードを入力する

ボルト保管庫内に2要素認証コードを保存することには、以下のようなメリットがあります。

Keeperの2要素認証コードは、SMSテキストメッセージを使用するよりも安全です。
Keeperに保存されている要素認証コードは、強力な暗号化技術で保護されています。
サイトへのログイン中にすばやく自動入力できるため、時間を節約し、ストレスを減らすことができます。
Keeper記録は安全にバックアップされるため、スマホやタブレットなどの端末を紛失したとしても、すべてのコードをリセットする必要はありません。
Keeper記録は共有可能であるため、同じID やパスワード情報を使用して複数のログイン情報を記録する必要がある場合、ログインすることができる一人の端末の所有者を探す必要はありません。

2要素認証コード入力画面で右クリックをし、コンテキストメニューから2要素認証コードを入力することもできます。