1Password買い切り版(スタンドアロン版)のデメリットとして、システムのサポートが終了した後どうするべきかと悩み検討する手間がかかる点を説明します。
具体的には、
- 1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるべきか、
- 他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるべきか、
- それともパスワード管理ツールの使用自体をやめるべきか
という3つの選択肢があり、どれを選択するべきかを考えてみましょう。
1Password買い切り版のデメリットの全体像について、詳細は「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事をご覧ください。
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1Password買い切りデメリット【サポート終了時に悩み検討する手間】
あなたがもし1Password買い切り版(スタンドアロン版)を使用し始めた後に、1Password買い切り版のサポートが終了したとします。1Password買い切り版は1Passwordサブスクリプション版とは異なり、システムがアップデートされません。
そのため、バグが発生しやすくなってしまったり、機能面での改善がないため、1Password買い切り版の使用を中断する必要が出てきます。
その際に、もし1Password 買い切り版からPasswordサブスクリプション版に乗り換えるとしたら、乗り換えをする際に大きな手間はかかりません。
しかし、
- 1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるべきか、
- 他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるべきか、
- それともパスワード管理ツールの使用自体をやめるべきか
など、どうすべきかと悩み検討する手間はかかります。
これら三つの選択肢について、具体的にどのような手間がかかるのかをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるべきか
まず、1Password買い切り版のサポート終了時に、1 password サブスクリプション版に乗り換えるという選択肢について説明すると、1 Passwordサブスクリプション版は、
- 月額支払いと
- 年額支払い
- 3年版
という選択肢があります。このうちで、どの支払い方法を選択するのかを悩み検討する必要が出てきます。
各支払い方法の違いについて、くわしくは「1Passwordを数ヶ月分無料で使う方法【月額・年額・3年版価格比較】」の記事をご参照ください。
なお、1Passwordは一度使い始めたら途中で使用を中断するのではないという性質から、誰しもができるだけ割安に1Passwordを利用したいはずです。
そこで上記の支払い方法のうちで最も安価に、機能制限なく1Passwordを使用できる、1Password3年版はこちらのリンク先から購入できます。
また1Password買い切り版と1Passwordサブスクリプション版の生涯コストの比較については、「【1Password買い切り版のコスパ】サブスク費用【一生涯でいくら?】」の記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるべきか
次に、1Password買い切り版のサポート終了時に、他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるかどうかという点について説明します。
乗り換えるというのは、1Password内に保管されているパスワード情報をエクスポートし、別のパスワード管理ツールにデータをインポートすることで、いわばデータの引っ越しをするということです。
ここで言う他社製のパスワード管理ツールというのは、例えば Last PASS やロボフォームやKEEPERなどといったアプリを指しています。
各アプリの使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
- LastPass for Windowsデスクトップアプリの使い方
- LastPass for iOSの使い方【便利な機能・設定方法】
- LastPass for Androidの使い方【自動入力設定】
- ロボフォームWindowsインストール【有料アカウント価格比較】
- 【Keeper】Web Vaultとデスクトップアプリの使い方
- 【KeeperFill】Chrome専用ブラウザ拡張機能の使い方
また、他社製のパスワード管理ツールを使用するためには、それまで使用していた1Password内に保管してあるデータを他社製のパスワード管理ツールの中に移行するということを指しています。
しかし1Passwordの使用を辞めて、他社製のパスワード管理ツールに乗り換える際は、大きな乗り換えの手間がかかってしまいます。というのも、パスワード管理ツールというのは多数存在しますが、全てのパスワード管理ツールにおいて、業界共通のデータ保存ファイル形式というものは存在しないからです。
より具体的に言うと、データをエクスポートして別のパスワード管理ツールにインポートするための、パスワード管理ツールの業界における統一規格というものが存在しません。そのため、エラーが発生してしまいデータを移行できなかったり、文字化けしてしまったりする可能性もゼロではありません。
すべてのデータを移行したはずが、移行先でデータ数が不足していて、どのパスワードが移行失敗になったのか分からない等の問題が起こったら最悪だわ!
1Password買い切り版から1Password3年版へなら、問題なくデータを移行することができるよ!
(でも、同じ1Password同士だから、データを移行出来て当たり前のことのような気が・・・)
そのため、他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるということは、データを正常に移行できないと言うリスクを伴う選択肢であるとも言えます。
1Password買い切り版から問題なくデータを移行できる、1Password3年版は以下のリンク先から購入可能です!
パスワード管理ツールの使用自体をやめるべきか
最後に、1Password買い切り版のサポート終了時に、パスワード管理ツールの使用自体を辞めるべきかを検討する、という点について説明します。
1Passwordのアプリの品質に満足しない場合、他社のアプリに切り替えれば済む話です。しかし、時としてパスワード管理を、IT機器を使って行うことがどうしても合わないという人もいるはずです。つまり、PCやスマートフォン等ではなく、紙にメモしてパスワードを管理したがる人もいるということです。
紙にパスワードをメモしたがるのはどのような人かを具体的に言うと、あまりパソコンやスマートフォンなどを使用しないために、パスワード管理ツールが不要に感じると言った人達です。 もちろんパスワード管理ツールの使用自体をやめることも一つの選択肢ではありますが、 IT 社会である現代において、パスワード管理ツールを使用せず紙にメモをしているために、同一のパスワードを複数サイトで使い回したりすることによって、ハッカーなどに狙われてしまったりするため、お勧めできない選択肢です。
従って1Passwordのサブスクリプション版に切り替えるべきか、あるいは他社製のパスワード管理ツールに乗り換えるべきかの二択で悩むのがベターでしょう。
1Passwordをサブスクリプション版として機能制限なく利用できる、1Password3年版はこちらのリンク先からご確認ください。
1Password買い切り版のデメリット【悩みが増えるから使用すべきではない】
1Password買い切り版は悩みが増えるから使用するべきではないという点について説明します。
そもそも1Passwordを使用する目的は、日々の
- パスワード管理の手間や
- ログイン時の手間
等を削減することのはずです。
それにもかかわらず、1Password買い切り版を使用することによって、前の章で説明したような不要な悩みや検討する手間が生じてしまうことになったら本末転倒です。
また悩みや検討の手間が増加するだけではなく、時として1 Password 買い切り版は追加費用まで発生してしまう恐れもあります。
追加費用というのは、具体的にいうと2つあります。
一つは、1Password買い切り版のライセンスを追加購入するということ。
もう一つは、Dropbox無料版の同期可能端末数3つまでであるのに、4つ以上の端末数を同期する必要があり、Dropbox Plusプランが必要になるということです。
まず、複数端末を所有しており各端末間で1Passwordのデータを同期するためには、 iCloudや Dropbox 経由で同期することができます。 詳しい手順は以下の記事で解説しています。
もし各端末ごとにスムーズに同期をしたいのであれば1Password買い切り版を端末の数だけ購入する必要性があります。そうなってくると1Passwordを使用するために多額の費用を支払うことになってしまいます。
また Dropbox は無料で3台まで同期できますが、それよりも多くの端末を同期したい場合は Dropbox 有料プランである Dropbox Plusに契約変更して、月額1,200円を支払う必要が出てきます。詳しくは「【1Password買い切り版デメリット】短期間で使用中断すると損【Dropbox無料同期3台まで】」の記事をご参照ください。
例えば所有している端末数として、
- WindowsデスクトップPC
- ノートPC
- Androidのスマートフォン
- Androidのタブレット
の合計4台を所有しており、各端末をスムーズに同期したい場合、1 Password 買い切り版の数だけで高額な費用を負担する必要が出てきます。より具体的に言うと、大体の目安として1 Password 買い切り版の価格帯は以下の通りです。
1Password買い切り版の価格帯
6,231円~6,709円
したがって、1Password買い切り版の最低の価格でも、
6,231円×4つ=24,924円
もの高額な初期費用となってしまいます。
また、Dropboxも4つ以上の端末を同期するためには、前述の通りDropbox Plusの有料版を契約する必要があります。以下のDropboxの有料版の価格表によると、月額1,200円を支払う必要がでてきます。
そうなると、初期費用の元を取るまでに、かなりの長期間1Password買い切り版を使用する必要があります。または、1Passwordサブスクリプション版の方が1Password買い切り版を購入するよりも、よっぽど割安に済んだために、1Password買い切り版を購入して損をしたことに気がつく人もいるでしょう。
なお、なぜ上記の通り1Password買い切り版の価格に幅があるのかと言うと、時々1Password買い切り版はセールが開催されており、値引きされていることがあるためです。
その時々で値引き額が異なっているのは、1Passwordの開発元はカナダに本社があるため、カナダドルと円の為替レートの影響を受けるため、1 Password 買い切り版の価格に幅があるのです。
また、1Password買い切り版の価格は高額なので、価格に見合うだけの価値があるのかを十分に見定めた上で、購入の可否を判断するようにしてください。特に、1Password買い切り版の割引セールが開催されているからといって、焦って買うと損する可能性があります。詳しくは「1Password買い切り版セール【開催理由・いつ・焦ると損・価格】」の記事をご覧ください。
1Password買い切り版ではなく、1Passwordサブスクリプション版として使用できる、1Password3年版はこちら!
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