ライフプランを作成する方法。~ファイナンシャルプランナーを選ぶ基準は?~

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ライフプランとは?

ライフプランというのは、人生設計のことを指します。

例えば、

  • 何歳で自分が結婚する予定なのか、
  • 何歳までに子供を設けるつもりなのか、
  • 子供は私立の大学に進学させるのか、
  • それとも国立の大学に進学させたいのか、

などについて考え、計画をライフプランといいます。

つまり、お金の管理をしやすくするためにライフプランは作成するのです。

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ライフプランは必要か?

もちろん、ライフプランを一切立てずに、人生を過ごすことは可能です。

しかしライフプランを作成した方が、より長期的な視野に立ってお金の管理ができるようになります。

そのため裏を返せば、長期的な視野でお金の管理をする必要がないと感じる人は、ライフプランは必要ありません。

しかし、人生100年時代と呼ばれるくらい長寿の時代が訪れるので、大半の人はライフプランが必要だと感じるはずです。

 

ライフプランを作成するデメリットは何か?

ライフプランを作成する最大のデメリットは、ライフプランを作成するためには、多少の時間がかかるということです。

短い場合は5分、長い場合は5時間から10時間程度かかります。

なぜそこまでライフプランを作成する時間が異なるのかというと、どのぐらい詳細にライフプランを作成したいかによるからです。

例えばファイナンシャルプランナーがパソコンを操作しながら、詳細なライフプランを作成しようとすれば、どんなに短くとも1時間以上は対面で話す必要があります。

しかも夫婦が同席した上で、三者で話をすることが好ましいので、とても手間がかかってしまいます。

しかもファイナンシャルプランナーのスキルが低い場合、1時間では終わらず、日を改めて繰り返し行い、6時間・10時間かかる場合もあります。

そこまで時間をかけたにもかかわらず、極めて質の低いライフプランしか完成しない可能性も新人のファイナンシャルプランナーであれば十分ありえます。

そのため、詳細なライフプランを作成してもらう場合は、経験年数が最低でも5年以上、スキルが高いファイナンシャルプランナーを選んだ上で、ライフプランを作成してもらうようにしましょう。

 

ライフプランの作成は楽しいか?

ライフプランを作成するのは、楽しい作業だと思われます。

なぜなら自分が思い描いていた人生設計を具現化していく作業なので、叶って欲しい夢を前提にライフプランを作成していくからです。

その際に悲観的なライフプランを設計しようと思えば、作成すること自体は可能ですが、そもそも作成する意味がないのではと思います。

例えば24歳の独身男性にライフプランを作成した場合、一生結婚もせず子供も儲けないと考えるのであれば、さほどお金に困ってしまう人生ではないので、ライフプランを作成する価値が低いでしょう。

一方で、24歳の独身男性が3年以内に結婚し、子供最低2人は儲けたいと考えているのであれば、子どもの学費や妻の老後の生活費用なども考える必要が出てきます。

その場合、

  • 家族で国内旅行や海外旅行にどのくらいの頻度で行き、
  • どのくらいの頻度で車を買い(車を買い替え)、
  • いつまでに住宅を購入する予定なのか、
  • 新築物件なのか、
  • 中古物件なのか、
  • どのくらいの頭金を支払い住宅を購入するのか、

などを検討していくにつれて、後に大きなお金が必要になるということを実感することができます。

そのため、ライフプランをどれだけ緻密に組み立てていくかによって、途中で消費者金融で高い金利で借金をしなければいけないリスクや、病気で収入が滞るリスクなどを減らすことができます。

特に若い人は、ライフプランに関して初めて見聞きする情報がほとんどだと思います。

例えば子供の学費がどのぐらいかかるのかや、住宅購入資金の平均額など、正しい情報を独身の内に学ぶことができるので、ライフプランの作成は楽しいと思われます。

 

ライフプランはどうやって作成すればいいのか?

ライフプランは大きく分けると、以下二つの種類があります。

  • 自分で作成するもの
  • 他人に手伝ってもらい、作成してもらうもの

前者の、ライフプランを自分で作成するメリットとしては、手軽に作成できるし、いつでも何度でも手軽にプランを修正できる点です。

一方で、ライフプランを他人に手伝ってもらい、作成してもらうことのメリットは、もし担当のファイナンシャルプランナーがベテランで優秀な人であれば、

  • 自分でも気がつかなかったようなリスクや、
  • ライフイベントの出費に気が付くことができ、
  • 事前準備できる

可能性があります。

一方でデメリットとしては、担当のファイナンシャルプランナーが新人でスキルや知識に乏しい場合、時間と労力をかけた割には、質の低いライフプランしか作成できない可能性があります。

そのため、新人さんにライフプランを作成してもらうことは、あなたにとって特に理由がないならば、絶対に避けるべきです。

ちなみに前者の、自分でライフプランを作成するための最も良い方法は、以下のインターネットサイトを活用して3分でライフプランを完成させてしまうのがおすすめです。

ライフプラン診断
日本FP協会公式サイトです。ライフプラン診断は、9つの質問で診断したい内容を選ぶだけ。10,000ケース以上のライフスタイルから将来の家計を診断。ファイナンシャル・プランナーからのアドバイスコメントも表示されます。

確かに精度は高くないかもしれませんが、その代わり半年ごとか1年ごとに、何度もライフラインを作成し直すことにより精度は高まっていきます。

私個人の意見としては、細かすぎるライフプランは必要ないと考えています。

そのため、前述のサイトで、自力で3分で作成し、後に頻繁に修正していくのがライフプラン作成においてはベストだと思われます

 

一度作成したライフプランが、後に変更になる可能性があるか?

一度作成したライフプランは、必ず後に変更になるはずです。

なぜなら例えば、

  • 子供が二人欲しいと当初考えていたとしても、
  • 双子を妊娠し多く出産したり、
  • あるいは不妊で子供が一人も生まれない

などということもあり得るからです。

また交通事故にあったり、大きな病気にかかってしまったり、人生は様々な問題が発生します。

しかし、それらの問題を正確に予測することは不可能です。

そのため一度作成したライフプランは、後に変更になる可能性が高いという前提で作成すべきです。

つまり、初めてライフプランを作成するのであれば、最初の頃はライフプランの質を下げて短時間で作成するようにして、その代わりにライフプランの修正頻度を上げることでバランスをとることが重要です。

 

詳細なライフプランが必要な人はどんな人?

個人事業主として店を経営しており、毎月のお金の出入りが大きい人は、短時間でライフプランを作成するのが難しいです。

また子供の数が4人以上いるのであれば、未婚の独身の人と比べて、より詳細なライフプランが必要といえます。

というのも一時的に経営資金が必要になったり、子供の進学費用などでお金が足りなくなってしまうリスクが高いと言えるからです。

そのため、詳細なライフプランを作成しておいた方が、消費者金融で借金をするリスクを減らすことができます。

つまり、自力でライフプラン作成するよりも、超ベテランのファイナンシャルプランナーにライフプランの作成を依頼するべきです。

 

ファイナンシャルプランナーを選ぶ際の基準

しかし、くれぐれも中堅以下のファイナンシャルプランナーにライフプランの作成を依頼しないようにしましょう。

新人から中堅レベルのファイナンシャルプランナーによるライフプラン作成は、大した価値がない場合が多いです。

なぜなら、そのぐらいライフプランの作成作業というものは、難易度の高い、難しい作業だからです。

ファイナンシャルプランナーを選ぶ際に、ライフプランの作成を依頼しても良い目安として、

  • 生命保険業界での合計勤続年数が最低でも5年以上であり、
  • トータルライフコンサルタント(生命保険協会認定FP)の資格を保有しており、
  • できればMDRT会員の資格保有者

に依頼するようにしましょう。

そうすることで、質の高いライフプランを作成してもらえる可能性は高まります。

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