日本国内のコロナ感染状況について知りたいですか?
2020年8月8日までの日本国内の新型コロナウイルス新規感染者数や死亡者数を踏まえ、日本全国のコロナ感染拡大の今後を左右する、東京都のコロナ感染状況をご紹介!
感染者数の内訳として年代別、区町村別に把握したい方必見!
日本全国のコロナ感染状況
2020年8月8日時点における、日本国内の新型コロナウイルス感染者数は右肩上がりに増加しています。具体的に言うと、2020年2月23日から2020年8月8日までの約5ヶ月半の期間における、日本全国の新型コロナウイルス1日あたり新規感染者数の推移は以下の通りです。
このグラフを見ると、7月以降に新型コロナウイルスの1日あたり新規感染者数が急増していることがわかります。その理由についてはこちらの記事をご覧ください。


では具体的に説明すると、2020年8月8日0:00時点において日本全国で、1601人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認されたとの発表があります。(出典:厚生労働省)以前までは1日あたりの新規感染者数が1000人を超えたことで大騒ぎしていましたが、上記の推移グラフを見たところ、1日当たり1000人を超えることは、さも当たり前のことであるかのように感じられてしまいます。しかし日本の新型コロナウイルス新規感染者数はアメリカのそれと比べれば、極めて少ない数値であると言えます。アメリカと日本の新型コロナウイルスの感染状況の比較についてはこちらの記事をご覧ください。

死亡者数については、2020年8月7日の時点において累計で1039人です。2020年2月23日から2020年8月8日までの、新型コロナウイルスによる1日あたり死者数の推移は以下の通りです。
このグラフを見ると4月や5月と比較して死者数が減少していることがわかります。前述の通り、日本国内の新型コロナウイルスの一日当たり新規感染者数は7月以降に増加傾向にありますが、新型コロナウイルスによる死者数は低いままです。従って日本は新型コロナウイルスに対してうまく対応していると言えそうです。コロナ対策で日本が成功している理由について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

東京都のコロナ感染状況
では次に、東京都の新型コロナウイルス感染状況について詳しく見てみましょう。日本全国の新型コロナウイルス新規感染者数を左右するのは、東京都内の新型コロナウイルス感染状況です。というのも、いくら地方が新型コロナウイルス対策を頑張って実施したとしても、東京都から全国各地に新型コロナウイルスが拡散されれば、地方は防ぎようがないからです。その点について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。

したがって、新型コロナウイルス新規感染者数が最も多い東京都の感染状況を詳しく見ていきましょう。
東京都では2020年8月8日都内で429名の感染者が確認されました。(出典 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト)具体的に、これまでの東京都の一日当たり新型コロナウイルス新規感染者数推移は以下の通りです。
東京都の1日あたりの新型コロナウイルス新規感染者数が400人を超えたのは
- 8月7日と
- 8月8日
で二日連続です。また新規感染者数が200人を超えるのは
- 7月28日から
- 8月8日まで
の12日連続であり、そう簡単には6月の低い水準に戻らないことがわかります。さらにこのグラフを見ると、7月に入ってから、東京都の新型コロナウイルスの一日当たり新規感染者数が右肩上がりに増加傾向にあるということもわかります。
では具体的に、2020年8月8日の東京都の新型コロナウイルス新規感染者数429人の内訳について見てみると、8月8日のコロナ陽性患者の
- 居住地
- 年代
- 性別
は以下の通り発表されています。
調査中 40代 男性
調査中 60代 男性
調査中 50代 女性
調査中 10歳未満 女性
調査中 30代 男性
調査中 20代 女性
調査中 40代 男性
調査中 70代 男性
調査中 20代 男性
調査中 20代 男性
調査中 20代 女性
調査中 20代 男性
調査中 20代 女性
調査中 10代 男性
調査中 20代 女性
これを見てみると、東京都内では、20歳未満から90歳までの幅広い世代で新型コロナウイルスに感染していることがわかります。 高齢者はスマートフォン持ってない人も多いでしょうが、若者は大体がスマホを持参しているはずです。厚生労働省はスマートフォンアプリCOCOAで、新型コロナウイルス感染対策を行っていますので、まだアプリを利用していない方は、こちらの記事を参考にしてインストールされることをお勧めします。

ではさらに詳しく、区町村別に東京都内の新型コロナウイルス感染状況を見ていきましょう。
2020年8月8日までの東京都の新型コロナウイルス累計感染者数は15,536人ですが、そのうちの区市町村別の累計感染者数の内訳は以下の通りです。
陽性患者数(区市町村別)
8月7日の累計
(注)前日までに発生した患者数の累計値
(注)チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
特別区 あだちく 足立区 625
特別区 あらかわく 荒川区 220
特別区 いたばしく 板橋区 530
特別区 えどがわく 江戸川区 459
特別区 おおたく 大田区 497
特別区 かつしかく 葛飾区 311
特別区 きたく 北区 314
特別区 こうとうく 江東区 496
特別区 しながわく 品川区 553
特別区 しぶやく 渋谷区 565
特別区 しんじゅくく 新宿区 2069
特別区 すぎなみく 杉並区 582
特別区 すみだく 墨田区 282
特別区 せたがやく 世田谷区 1261
特別区 たいとうく 台東区 333
特別区 ちゅうおうく 中央区 277
特別区 ちよだく 千代田区 96
特別区 としまく 豊島区 495
特別区 なかのく 中野区 714
特別区 ねりまく 練馬区 622
特別区 ぶんきょうく 文京区 290
特別区 みなとく 港区 709
特別区 めぐろく 目黒区 471
多摩地域 あきしまし 昭島市 27
多摩地域 あきるのし あきる野市 14
多摩地域 いなぎし 稲城市 31
多摩地域 おうめし 青梅市 18
多摩地域 おくたままち 奥多摩町 0
多摩地域 きよせし 清瀬市 27
多摩地域 くにたちし 国立市 18
多摩地域 こがねいし 小金井市 74
多摩地域 こくぶんじし 国分寺市 52
多摩地域 こだいらし 小平市 93
多摩地域 こまえし 狛江市 50
多摩地域 たちかわし 立川市 75
多摩地域 たまし 多摩市 71
多摩地域 ちょうふし 調布市 111
多摩地域 にしとうきょうし 西東京市 138
多摩地域 はちおうじし 八王子市 176
多摩地域 はむらし 羽村市 6
多摩地域 ひがしくるめし 東久留米市 49
多摩地域 ひがしむらやまし 東村山市 42
多摩地域 ひがしやまとし 東大和市 20
多摩地域 ひのし 日野市 50
多摩地域 ひのでまち 日の出町 1
多摩地域 ひのはらむら 檜原村 0
多摩地域 ふちゅうし 府中市 145
多摩地域 ふっさし 福生市 15
多摩地域 まちだし 町田市 140
多摩地域 みずほまち 瑞穂町 3
多摩地域 みたかし 三鷹市 110
多摩地域 むさしのし 武蔵野市 66
多摩地域 むさしむらやまし 武蔵村山市 8
島しょ地域 あおがしまむら 青ヶ島村 0
島しょ地域 おおしままち 大島町 0
島しょ地域 おがさわらむら 小笠原村 0
島しょ地域 こうづしまむら 神津島村 0
島しょ地域 としまむら 利島村 0
島しょ地域 にいじまむら 新島村 0
島しょ地域 はちじょうまち 八丈町 0
島しょ地域 みくらじまむら 御蔵島村 1
島しょ地域 みやけむら 三宅村 0
都外 682
調査中 23
これ見ると、東京都全体の新型コロナ累計感染者数15,536人のうちで、
- 渋谷区565人(3.6%)や
- 荒川区220人(1.4%)
- 目黒区471(3%)などと比べて、
- 新宿区2069人(13.3%)
という数値はずば抜けて多いということがわかります。この原因の一つとして、新宿歌舞伎町の
- キャバクラや
- ホスト
などの夜の繁華街が原因ではないかと注目されており、新宿区では
- キャバクラ・ホストなどの現場の声を参考に作成した「新型コロナウイルス感染チェックリスト」などの感染拡大防止策や、
- 個人情報を提供する必要なく感染者・クラスター発生時の情報を共有できる「もしサポ@東京」という情報ツールの利用をすすめる
など、様々な対策が実施されています。(出典:新宿区HP)
これを読んでいて、水商売の業界で独特だなぁと私が個人的に感じた「新型コロナウイルス感染チェックリスト」の具体的な内容としては、
- お客様の近くではシャンパンコールをさせない(マイクを使う場合は、毎回消毒)
- 回し飲みはしない
等の項目があり、もしかしたらこれがまさに、新型コロナウイルスを夜の繁華街で蔓延させてしまっている原因となる行為といえる可能性もあります。言い換えると、ホストやキャバクラで、
- 顧客の近くでシャンパンコールを控え、
- マイクを毎回消毒したり、
- 回し飲みを控えたり
しさえすれば、職場内クラスターを発生させないことに繋がる可能性もあるでしょう。職場内クラスターとはどのようなものか、また発生させないためにどうすべきかについて、詳細はこちらの記事をご参照ください。

このように、接待を伴う飲食店に行政が介入することによって東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数は抑えることができる可能性もあります。しかし時短営業を強いられることにより、新型コロナウイルスによる倒産件数も増加していることは事実です。2020年8月時点における日本国内のコロナ関連倒産について、詳細はこちらの記事をどうぞ。

そのような状況にある飲食業界がどのような新型コロナウイルス対策をすべきかについてはこちらの記事をご参照ください。

今後の新型コロナウイルス感染拡大・減衰予測についてはこちらの記事をどうぞ。

またGo Toキャンペーンについては東京都発着が除外されていますが、その理由についてはこちらの記事をご覧ください。

Go To キャンペーンとはどのようなものか詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
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