うまくいっている時に何をすべきか?
うまくいってる時に何をするべきかという点について説明します。物事がうまくいってる時にこそ注意が必要です。なぜなら、うまくいっているときは、成功したことによってやったという喜びの感情に溺れてしまい、努力することを怠りがちになるからです。
一方で、失敗した時は逆に安心です。なぜなら失敗したことにより苦痛を伴うので、このままではいけないと潜在意識が働き何を変えるべきなのか、どう改善するべきなのか、どうすれば成功するのか、という点について深く思考を巡らせているからです。
人は気が緩んでしまうと失敗する可能性が高くなります。
今は昔と違って企業は10年程度が平均寿命です。30年前40年前は企業の平均寿命は30年程度でしたが it 化が進んだ現在において。ビジネスは昔と比べてスピーディーに進むようになりましたが、一方でうまくいかない場合に企業が倒産してしまうスピードも早くなりました。その結果、人間の平均寿命は2021年においてだいたい80歳程度ですが、企業の寿命はたったの10年と短いです。そこでうまくいっている時にこそ、本業ではなく副業に注力したことによって、多くの企業は成功したということが両利きの経営という企業の経営戦略に関する書籍で説明されています。
この本を書いたのは、スタンフォード大学経営大学院で教授をしている、チャールズオライリーという一流の組織経営学者です。つまり世界一流の経営学者が、うまくいっている時に本業ではなく次の一手を考え続けることができた企業が成功すると言っているのですが、これは企業だけではなく、個人にも当てはまるはずです。つまり自分の得意なことをひとつだけ深堀するのではなく、さらに自分が得意になる可能性があることは何かと視点をずらして考え続けるべきであるということです。
例えば、ひとつの仕事を習得してうまくいっている時は、別のもうひとつの自分の得意分野を開拓するという行為が、後々に自分を助けてくれることもあるということです。
他にも例を出すと、例えばブログを書いたり YouTube を撮影したりして副業を始めてみるのもいいかもしれません。 その時には、もしかしたら副業が本業の足を引っ張ることがあるかもしれません。しかし長年にわたって活躍している企業というのは、本業だけではなく副業にも視点をずらして開拓したからこそ、生き延びることができたと両利きの経営では説明されているのです。つまり、うまくいっている時には成功の余韻に浸るのではなく、次の一手を考えるために、別の分野で成功するために新たな取り組みを始めるのも良いかもしれません。また、仕事がうまくいっている時にこそ、筋トレやランニングを始めて健康面の改善に取り組むのも良いでしょう。 また仕事ばかりで家庭が疎かになっている可能性もあるので、仕事がうまくいっている時にこそ自炊を始めてみたり、自動調理器具などを購入して家事の手間を減らす工夫を凝らしてみるのも良いかもしれません。

いずれにせよ仕事が上手くいってる時に、「自分はなんて天才なんだ」と自分の成功の余韻に浸っているだけでは、次にきっと失敗してしまう可能性があります。 つまりうまくいっている時にこそ、将来を見据えて別の得意分野を開拓すべきなのです。
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うまくいってる時ほどやばい訳
うまくいってる時ほどやばい理由を説明します。
うまく行ってる時に、どれだけ危険なのか理解していない人が多数います。なぜなら、うまくいってる時は、素直に喜んだりお祝いをしたりする習慣があるからです。
例えば表彰状を授与されて、周りから賞賛されたりしたら、誰だっていい気分になるはずです。しかし成功は逆襲するという言葉があります。これはうまくいった経験が、後に失敗の原因になってしまうということを示す言葉です。成功体験は逆境の場面では役に立ちますが。それ以外の通常の場面では逆に足かせになってしまう可能性があります。従って成功した時に、ポジティブな感情を抱くことは悪いことでありませんが、成功した直後はこの成功体験が原因で失敗してしまう可能性があるということを頭の隅に入れておくべきです。しかしながらただ単に頭の中で「失敗の原因になる可能性がある」と強く念ずるだけでは、失敗につながってしまいます。そこで成功体験を得た直後は、別の分野にも手を出すひとつのシグナルであると捉える癖を作るのが良いでしょう。前述の通り、成功している時に別の分野に視点をずらし、新規開拓するということを繰り返した企業だけが生き残ることができる時代であるため、あなた自身も成功体験を得た直後は、別の分野に進むことを意識的に行うべきです。そうすることで、現在の成功体験が、後の成功の邪魔になってしまうというリスクを回避することができるでしょう。
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うまくいってる時 副業の選び方
なぜ上手く行ってる時に本業ではなく副業を始めるべきなのかということは分かったと思います。では具体的に、どのような分野の副業を選ぶべきかについて説明します。
例えば本業が営業職であった場合は、副業として正反対の仕事をすると苦手分野であるため、なかなかうまくいかずに途中で断念してしまうリスクがあります。そこで本業と少し方向が違うものを、副業に選ぶべきです。
例えば営業職であれば、文章を執筆してアフィリエイト収入を得るためにブログ運営するなどです。営業職は物を売るのが仕事ですが、アフィリエイトで記事を作成して商品を購入してもらう Web マーケターも、営業職と仕事の内容が似ています。ただ単に対面か非対面であるかの違いでしかありません。もちろん自分が得意な分野であれば、営業職であったとしてもグラフィックや漫画などの絵を書いて、収入を得るような副業を選択することもありです。いずれにせよ、自分の性格や得意分野にあった長期で継続できるような副業を選択するべきです。しかし覚えておくべきこととしては、人は自分が苦手なことで飯を食えるほど世間は楽ではないので、必ず自分がある程度他の人よりもうまくできるという得意分野を副業に据えるべきです。
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