自己分析や他己分析は、もちろん就活や転職活動に役立ちます。
しかし、ビジネスで成功したければ、できれば20代のうちに自己分析を完了させておくべきです。
言い換えると、20代のうちに自己分析をしっかり行っておけば、多くの困難をはねのけて、ビジネスで成功できる可能性が上がります。
なぜ、若いうちに徹底的に自己分析をするべきなのか、その具体的な理由を説明していきます。
キャリアデザインスクールで、自己分析と他己分析を行う
キャリアデザインスクールというものがあり、東京都内では我究館が有名です。
「スクール」という言葉が含まれていますが、実際は3ヶ月間コースのセミナーを受講するようなものです。
キャリアデザインスクールには、どのような人が参加して、どのようなことを行う場所なのかを説明していきます。
キャリアデザインスクールで自己分析を行うことは一生の財産になる
主な参加者は、
- 大学生
- 転職に備える社会人
- 自己分析を徹底的に行いたい人
などです。
8万円から10万円程度を支払って、全部で8回くらいの講義を3ヶ月位の期間で受けます。
キャリアデザインスクールに通って、徹底的に行うことは自己分析です。
例えば、自分が向いている
- 職種
- 業種
- 進路
などを明確にするために自己分析を行います。
その結果、見えてきた自分の強みや弱み等を、就職や転職活動に役立てることができます。
自己分析を通して、自分の得意分野や苦手分野まで明確にすることができるので、ビジネスにおいても、他者と大きな差別化を図ることが可能になるのです。
例えば、自己分析を深掘りしておくことで、人生で大きな判断を下さなければいけない場面に局面した時に、適切な意思決定を瞬時に下せるようになります。
そのため、キャリアデザインスクールで自分について学んだことは、あなたにとって一生の財産になるでしょう。
【自己分析と他己分析の方法】キャリアデザインスクールではどう分析をするの?
端的に言えば、何十時間、人によっては何百時間もかけて自己分析と他己分析をし続けるのです。
自己分析をする方法の中でも、私が「これは役に立つな」と強く感じたことがあります。
それは、お互いに質問を続けていくというものです。
自己分析の方法
例えば、まず二人組になります。
そして、片方の人が、「あなたは何が得意ですか?」と質問し、その回答に対して、「なぜその回答を答えたのですかか?」と質問を繰り返していくのです。
「なぜ」、「なぜ」、「なぜ・・・」と繰り返していくことになり、
- 自分の強みや弱み
- 思考の癖
- 乗り越えなければいけないコンプレックス
などが見えてきます。
その結果、自分では気がづかなかった、自分の特徴を明確にすることができるので、本人にとっては衝撃的ですらあります。
この受講生たちがお互いに質問をし続けるという作業は、キャリアデザインスクールでなければ中々経験できないものです。
それと同時に、就活はもとより、ビジネスでも大変役に立つものでなのです。
他己分析の方法
他己分析というのは、客観的に他人から自分のことを見た時の、率直な感想を教えてもらうというものです。
例えば、親友や旧友から見た自分の、
- 強み
- 弱み
- 向いている仕事
- 思考の癖
などについて詳しく質問を重ねていきます。
その際の質問に対する回答を聞く事は、第三者視点で自分のことを知ることが出来るいい機会なので、
- 新鮮であり、
- がっかりすることや
- 嬉しいこと
なども多数あるかも知れません。
例えば旧友から話を聞く際に、「5年も昔のことで記憶もあいまいだから、間違ってる可能性も高いだろうけど、、、」といったくだりで始まる話は、実はものすごく正確に自分の特性を言い当てている可能性が高いです。
なぜなら、5年や10年ごときで、人はそう簡単に変わるものではないからです。
自己分析と他己分析のメリット
自己分析と他己分析を行うことにより、多くのメリットが得られます。
各メリットを説明していきます。
適切な意思決定をスピーディーに下せるようになる
前述の、
「自己分析を通して、自分の得意分野や苦手分野まで明確にすることができるので、ビジネスにおいても、他者と大きな差別化を図ることが可能になる」
という点をより具体的にいうと、判断に迷った時に意思決定を、
- 適切かつ
- スピーディーに
下すことができるということを指しています。
適切な意思決定をスピーディーに下すことで、どのようなメリットがあるのかを説明していきます。
自分の得意分野を生かした仕事ができる
まず、自己分析結果を元に、適切な意思決定をスピーディーに下すことが出来るようになることで、判断能力が向上します。
というのも、自分の得意分野を明確にすることができるので、迷った時に自分が進むべき道が瞬時にわかるようになるからです。
例えば、自分が現在携わっている業務に
- 向いているのか、
- 向いていないのか
が、すぐわかります。
そのため、自分が好きな業務を自分で選択して仕事を行えるようになるので、自分の得意分野を活かすことができます。
一方で、自己分析をすることを怠り、適切な意思決定をスピーディーに下せない人たちは、いつまで経っても自分が苦手とする分野に固執してしまいます。
しかし、自分の苦手な分野で、どれだけ努力をして闘ったところで、ライバルたちへの勝ち目はありません。
なぜならば商売は、自分が苦手な分野で顧客を喜ばせることができるほど、甘くはないからです。
自分が得意な分野ですら相手を喜ばせるのは大変なことなのに、苦手な分野であれば言わずもがなです。
自分の苦手分野が分かるので、失敗を回避できるようになる
自己分析の結果、判明することは得意分野だけではありません。
自分の苦手分野においても理解が深まるのです。
そのため、私生活や仕事で失敗につながりやすい場面に注意を向け、失敗を回避できるようになります。
小さな失敗は自己成長につながるかも知れませんが、取り返しがつかないほどの大きな失敗をしてしまったら、後悔が残る可能性すらあります。
そこで、例えば短気な人は、「自分がイライラしている時は、ミスが起きやすい」という過去の傾向から、問題が発生することを予測し、問題を回避できるようになるかも知れません。
また、発想を転換し、弱みを強みに変えることが出来る人も中にはいるかも知れません。
そのため、自分が苦手な分野を理解するということは、自分の得意分野を理解するということと同じぐらい重要なことです。
そこで、できる限り自分にとって不利な状況を作り出さないようにすることで、連戦連勝を可能にしましょう。
過去の成功体験を整理できる
メンタルタフネスが向上する
さらには、自己分析をすることによって、過去の成功体験を整理することができます。
その作業によって自信がつくので、辛いと思った時に諦めずに過去の成功体験を思い出すことで最後まで努力できるようになります。
つまり、メンタルタフネスが向上します。
将来の目標を立てるときに役に立つ
自己分析を徹底的に行なうことで、将来の目標を立てるときに役に立つようになります。
なぜなら、今まで自分が
- 成し遂げてきたことと、
- 成し遂げられずに挫折してしまったこと
を明確にすることができるからです。
- 例えば、今の自分にとって何を武器として戦うことができるのか、
- あるいは何が不足しているのか
などを明確にすることができるので、次に何を目指して行動すべきかで迷わなくなります。
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