【おすすめ自動調理家電】コーヒー・ホームベーカリー・ホットクック・ヨーグルト【牛乳】

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おすすめ自動調理家電を紹介します!

コロナの影響で在宅時間が増え、自炊をする時間が生まれました。その結果、多くの人が、外食をするより自宅で食事をした方が、移動時間が不要なので手短に済ませられるし、割安だということに気づいてしまいました。

また自炊の方が、保存料や着色料などの添加物が含まれていないものを摂取できるので健康面でも優れています。

一昔前と異なり自動調理家電は大きく進化しています。そこで具体的にどの商品のどの点が優れているのかをご紹介!

コスパ良く美味しいものを食べたいが、毎日時間の無い30代・40代子育て世代は必見です!

 

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おすすめ自動調理家電

おすすめの自動調理家電を紹介します。

この記事のポイントは、一見すると無関係のように見える複数の自動調理家電が、実は点と点が線になり、最終的には面になるというところです。

したがって、是非この記事は最後までお読みください

コーヒーメーカー

まず最もオススメするのが、こちらのパナソニックの全自動コーヒーメーカーです。

コーヒーメーカーはこの商品一択であると言っても過言でありません。というのも、以前から Amazon ランキングでトップを取り続けてきたし、新しい型式に切り替わっても常に売上トップだからです。

コーヒーには2種類あります。

  • コーヒーメーカーやミルで豆を挽いて飲むコーヒー
  • インスタントのコーヒー粉で作るコーヒー

です。これら2つは、飲み比べてみると味の違いがよく分かります。しかし豆を挽いてコーヒーを飲むには、毎回コーヒーを飲むたびにわざわざ豆を挽く作業を必要とするため、多大な労力と時間を費やさねばなりません。挽いた豆を1日以上保存すると味が落ちてしまうため、定期的に毎日コーヒー豆をミルで挽く必要が出てきます。しかし、ただでさえ仕事で忙しいのに、ましてや特にバタバタしている朝の時間帯にそんなことをしている暇はありませんし、それ以外の時間であろうと同様です。だからボタン一つで全自動でコーヒー豆を挽いて、美味しいコーヒーを毎朝飲むことができる全自動コーヒーメーカーは必須アイテムなのです。

このコーヒーメーカーを購入しさえすれば、コンビニでコーヒーを100円で購入することがいかに割高であるかに気づかされます。

コスパ

コーヒーメーカーのコスパを説明します。

コーヒー1杯あたりのコスト

コーヒー1杯あたりのコストを説明します。

コーヒーメーカーでコーヒー豆を挽いて作る、コーヒー1杯あたりのトータルコストは安い豆の場合は31円、高い豆の場合は40円です。

セブンイレブンやローソンなどのコンビニで販売している100円コーヒーと比べたら、だいたい三分の一のコストで済むので驚きです。コーヒーを飲む頻度は、たまに飲む人よりも、毎日飲む人の方が多いでしょう。毎日継続するものなのだから、少しの違いが長期で見たら大きな違いになります。

ここで言うコストとは、コーヒー豆はもちろんのこと、コーヒーメーカーの機材約17000円のコストやコーヒーメーカー機材で2年毎に定期的に交換が必要な活性炭フィルター、水道、電気、ペーパーフィルター代をすべて含んでいます。

なお、直感的に分かりやすい、コーヒーメーカー機材を抜かした、コーヒーメーカーでコーヒー豆を挽いて作るコーヒー1杯あたりのコストは、20~29円です。(つまりコーヒー1杯あたりの、コーヒー豆と水道、電気、ペーパーフィルター代の合計は20~29円ということ。)

コーヒーメーカー機材

コーヒーメーカー機材のコスト(ランニングコスト)を説明します。

コーヒーメーカー機材とは、前述の通りこちらの商品で、約17000円前後します。

コーヒーメーカーの耐用年数(寿命)は5年です。これはコーヒーメーカーの製品を製造しているパナソニックの部品の保有期間が5年となっている点からきています。詳しくはこちらのパナソニックのホームページをご覧ください。

出典

補修用性能部品の保有期間 | Panasonic

なお、このコーヒーメーカーは定期的に活性炭フィルターの交換が2年毎に必要です。交換しないとコーヒーの味が落ちます。ここでいう活性炭フィルターとは、具体的には以下の商品です。

活性炭フィルターの値段は1,500円前後の価格なので、24ヶ月(=730日)で割り算すると1日あたりのコストは約2円です。

水道・電気・ペーパーフィルター

また、比較的低いコストであるのでさほど気にしなくて良いものは、水道代と電気代です。ペーパーフィルター代はそれよりもやや大きいコストがかかります。

具体的には、まず水道代は1回あたり約0.1円です。これは、東京都の1Lあたり0.24円(出典:東京都水道局)の場合で計算しており、コーヒー1杯は約120~190mlとして計算しています。

また、電気代は1回あたり約1.5円です。これは、1kWhあたりの電気代が26円(出典)、1回5分使用の場合で計算しています。

そしてペーパフィルター代は1枚あたり約3円です。これは、1枚あたりのフィルターを500枚セットで購入した場合です。具体的には以下の商品が最もコスパがいいのでおすすめです。

コーヒー豆

最後に、コーヒー豆のコストです。

コーヒー豆のコストは他のコストと比べれば最も大きなコストがかかるので、どの豆を使うのかによって、トータルコストが大きく左右されます。

しかし、コーヒーメーカーで作るコーヒー1杯あたりのコーヒー豆のコストは、安いものでも約16円、良い豆を使用してもせいぜい約24円程度です。

  • コーヒー豆代 1杯あたり おおよそ16円~24円
    • 1gあたり1.5円の豆を1回12g使用の場合16円(澤井珈琲)
    • 1gあたり2円の豆を1回12g使用の場合24円(無印良品)

ここで言う「良い豆」というのは、コーヒー豆の中で、私が最も美味しいと感じているこちらのコーヒー豆です。

実は、私は以前まではコーヒー豆を冷凍庫内に保管するのが嫌なのでまとめ買いを避けていて、欲しい時に約1kgコーヒー豆を購入できてコスパが良い、以下のコーヒー豆を飲んでいました。

これはコストコで販売している豆です。

しかし、無印良品のコーヒー豆と比較してみると、あまりに美味しすぎて、味の違いに驚きました。他社製品を含めて、複数のコーヒー豆を飲み比べてみましたが、やはり味の良さとコスパの良さで無印良品が私の中でNo.1でした。それ以来、ずっとこちらの無印良品のコーヒー豆で作ったコーヒーを愛飲しています。自身を持っておすすめしますので、あなたも是非試してみてください。

ホームベーカリー

次にオススメするのがこちらのパナソニックのホームベーカリーです。

なお、おすすめのホームベーカリーはもう一つあり、自宅にオーブンがある人はこちらの商品がお勧めです。

SD-MDX102はマニュアル操作でパン生地を作ることができるので、できたパン生地をオーブンに入れて焼くことができます。一方、前者のSD-MT3の方は四角形のパンしか焼くことができません。 そのため丸いパンを焼きたいのであればSD-MDX102-Wを選択するべきです。なお、そもそも今もオーブンを所有していないし、今後オーブンを購入する予定がなさそうであれば、割安でコスパのいい SD-MT3を選択するべきです。

なお、後述しますが、ヨーグルトメーカーで、飲むヨーグルトを作る際に必ず112mlの牛乳を別の容器に移す必要があります。そこで余る牛乳を、ホームベーカリーのパン作りの調理で使うことによって無駄がなく、使う頻度的に相性も良いので牛乳が無駄になりません。

なお、牛乳112mlの内、1回のパンづくりで使う牛乳は70mlであり、残り42mlが余りますが、コーヒー1~2杯に入れてカフェラテにして飲むには最適な量です。112mlだとコーヒーに入れることで消費するには多すぎるので、牛乳が余っていくはずです。つまり、ホームベーカリーとヨーグルトメーカー、コーヒーメーカーの3つは、牛乳消費の相性という点が優れているのです。



ホットクック

次にオススメなのがホットクックです。

ホットクックは蒸し野菜調理が良い

ホットクックの得意技は蒸し料理です。 例えば野菜を手軽に蒸すことができるので、野菜を切ってホットクックの中に放り込むだけで美味しい蒸し野菜を作ることができます。

野菜を手軽に摂取したいならホットクックのスープ・味噌汁系調理より蒸しが良い

もちろん味噌汁などのスープ系の調理もホットクックは得意ではありますが、手早くパパッと健康的で美味しいものを作りたいのであれば蒸し野菜を作るのがおすすめです。例えば私はサツマイモやきのこ、ブロッコリーを蒸して冷凍庫に保管し、常にいつでもレンジでチンして、ドレッシングや塩をかけてサラダを食べられるようにしています。

例えば味噌汁の中に野菜を切って入れてホットクックで調理して毎日味噌汁を飲む、という野菜の摂取方法があります。たしかにホットクックのおかげで味噌汁の調理時間の短縮が図れますが、毎日・長期間継続していると野菜を切る作業や食べ残りを冷凍保存したり、冷凍味噌汁をレンジでチンする作業が面倒くさくなってきてしまいます。さらに冷凍庫内の保管スペースも、味噌汁の入ったタッパーの容器で消費してしまい、他の物を入れられなくなります。

そこで、ホットクックで野菜を蒸すようにして塩をひとつまみかけるだけで、美味しい野菜を食べられて、栄養も摂取することができるようになるのでホットクックの得意技である蒸し料理を専ら作るようになりました。蒸し野菜を冷凍したものをタッパで冷凍した場合は、味噌汁を冷凍した場合と比べて、例えばブロッコリーの一欠片など、部分的に冷凍した野菜を摘んで、レンジで部分解凍できるので、一度に大量の野菜を食べ切る必要がなくなるため、食材保存の観点から冷凍味噌汁よりも、冷凍蒸し野菜の方が、解凍時に便利で使いやすいのです!

野菜は茹でより蒸し調理が良い

ホットクックを購入するまではコンロで野菜を茹でていたのですが火を使うためにコンロの前にずっと張り付いていなければいけないし、ブロッコリーを茹でたりすると水溶性のビタミンが流出してしまうことになり栄養価が下がってしまいます。そこでホットクックを導入することで手軽に高い栄養価を摂取できるように変化しました。ホットクックを買うときの注意点はできるだけ大きいサイズのホットクックを買うべきであるということです。多くの野菜を蒸して食べないぶんは冷凍保存しておけば良いだけです。レンジでチンするだけでいつでも手軽に美味しい野菜を食べられるようになるのでお勧めです。

ヨーグルトメーカー

私はヨーグルトメーカーを買ったことによって、毎日イトーヨーカドーのネットスーパーで牛乳を週に二回注文するようになりました。なぜかと言うと、手軽に R-1ヨーグルトを大量に安価に作れるようになったからです。

R-1ヨーグルト

ヨーグルトメーカーでR-1ヨーグルトを作るということについて説明します。

効果

R-1ヨーグルトの効果について説明します。

もともと、私は牛乳もヨーグルトも全く摂取していませんでした。なぜなら、動物性食品は必ずしも健康に良いとは限らず、乳製品の摂取は前立腺がんの発症確率を上昇させるためです。(出典:国立がん研究センター「乳製品をよく摂取するグループで前立腺がんになりやすい」)しかし、R-1ヨーグルトはナチュラルキラー細胞を活性化させるというデータがあるので、がんリスクを上昇させないだろうと思い、ヨーグルトを摂取しようと考えを改めました。R-1ヨーグルトの効果について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。

【R-1ヨーグルト効果】風邪罹患低減・NK細胞活性・インフルエンザ・ワクチン・高齢者・免疫・コロナ
R-1ヨーグルトの効果を知りたいですか?乳酸菌1073R-1株の試験結果を元に、R-1ヨーグルトを摂取することでNK細胞活性化により免疫力が向上して風邪罹患リスクが低減したり、インフルエンザの予防やワクチン効果を高める点、高齢者の免疫向上等...
コスト

ヨーグルトメーカーでR-1ヨーグルトを作るコストについて説明します。

種菌(スターター)代金

ヨーグルトメーカーでR-1ヨーグルトを作る際に使用する、種菌(スターター)のコストについて説明します。コストにふれる前にどの種類のヨーグルトを増やすかによってコストが異なります。

ヨーグルトメーカーで使用する、増やす種菌(スターター)は、免疫力強化を図ることができるR-1ヨーグルトの1073R-1乳酸菌がおすすめです。詳しくはこちらの記事「【R-1ヨーグルト効果】風邪罹患低減・NK細胞活性・インフルエンザ・ワクチン・高齢者・免疫・コロナ」をどうぞ。

もちろん、免疫力強化の他にも、ヨーグルトの種菌(スターター)の種類として

  • 便秘予防解消
  • 潰瘍性大腸炎の改善
  • 花粉症予防・改善
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • 肌荒れ改善
  • 血糖値上昇の抑制
  • コレステロール値の低下

なとがあります。(出典:市販ヨーグルト38種の効能・効果別「正しい選び方」

ちなみに、私は潰瘍性大腸炎でもないし、便秘でも、花粉症でもないので、それらの改善効果のあるヨーグルトには全く興味がありません。しかしコロナ禍において、私と同様に免疫力強化を望まない人はこの世に存在しないだろうとも思われるため、R-1ヨーグルトは最も万能の効果・効能を持った菌種のヨーグルトであると言えるでしょう。

【コロナワクチン】自然or獲得免疫でワクチン不要?睡眠R-1ヨーグルト【接種証明書の発行】
新型コロナワクチンと免疫について知りたいですか?コロナワクチン接種前にすでに免疫で守られている可能性はあるのか、もし免疫があればワクチンは不要なのかという点を踏まえ、免疫力はコロナワクチン接種以外の睡眠やR-1ヨーグルト等でも上げられるのか...

また、ヨーグルトメーカーで作る際に、他のヨーグルトと異なり、熱湯消毒が不要なため、R-1ヨーグルトドリンクタイプ(飲むヨーグルト)がおすすめです。なぜかと言うと、牛乳パックの口を25%ほど開けて、そこにR-1ヨーグルトドリンクタイプを直接注ぎ込み、牛乳パックの口を閉め、牛乳パックの口を両手で強く押さえて縦横によく振って(25%の口しか開けないからこぼれにくい)、ヨーグルトメーカーにセットし、飲むヨーグルトモードでスタートボタンを押すだけで準備が完了し、8時間後には完成しているためです。一般的な固形タイプのヨーグルトの場合はスプーンで、牛乳パックの口を全開にして入れる必要があるため、スプーンを熱湯消毒する必要がありますが、その手間が面倒で続かなくなってしまう可能性が高いです。一方でR-1ヨーグルトドリンクタイプなら熱湯消毒が不要であり、手間暇が全くかからないため、面倒くさくなってやめてしまうリスクが低いためおすすめです。

なお、R-1ヨーグルトは一本112mlあたり税込135円もする非常に高価なものですが、だからこそ「増やしがい」があるというものです。また免疫力を上げて風邪を予防することにつながったり、お腹の調子を整えてくれたりするので、ヨーグルトの中でも値段の高いR-1ヨーグルトを摂取するのが好ましいです。

R-1ヨーグルトの効果について、詳しくはこちらの記事をどうぞ。

【R-1ヨーグルト効果】風邪罹患低減・NK細胞活性・インフルエンザ・ワクチン・高齢者・免疫・コロナ
R-1ヨーグルトの効果を知りたいですか?乳酸菌1073R-1株の試験結果を元に、R-1ヨーグルトを摂取することでNK細胞活性化により免疫力が向上して風邪罹患リスクが低減したり、インフルエンザの予防やワクチン効果を高める点、高齢者の免疫向上等...

ただし短期間で使用を中断すると効果が薄れてしまうので、長期間にわたって毎日摂取する必要があります。そこでどれだけ安価に R-1ヨーグルトを購入できるかが鍵になってくるのですが、毎日 R-1ヨーグルトを購入していたら、とてもじゃないですがお金がなくなってしまいます。

そこでヨーグルトメーカーの出番です。アイリスオーヤマの飲むヨーグルトを作ることができるこちらの商品を購入することによって、112mlの R-1ヨーグルトを1000ml の牛乳パックに注いで、8時間後には1000ml のml牛乳パック1本がまるごと全て R-1ヨーグルトになっているのです。

牛乳代金

ヨーグルトメーカーで使用する牛乳は、低脂肪乳ではなく成分無調整牛乳である必要があります。成分無調整牛乳は、イトーヨーカドーで最も安いもので203円で購入することができます。つまり135円の R-1ヨーグルトを203円の牛乳一本に入れると、1000mlの飲むヨーグルトができるので、ものすごくお得です!

具体的にどのくらいお得なのかと言うと、 R-1ヨーグルトの1000ml を購入しようと考えた場合、R-1ヨーグルトは牛乳の約8.9倍の値段がするため、約1205円を支払う必要があります。それが、たったの338円で R-1ヨーグルト1000ml を作ることができるというわけです。

電気代

もちろん電気代が6円ほどかかりますが、たいした金額でありません。電気代の計算式として具体的には、たとえば、消費電力30Wのヨーグルトメーカーを使って、飲むヨーグルトを1回作るのに8時間かかるとして計算した場合、 電力の計算式は、30(W) ÷ 1000 × 8(h)× 27(円/kWh)= 6.48円で、飲むヨーグルトを1回作るのに6.48円の電気代がかかることになります。

ヨーグルトメーカーは2種類ある

なおアイリスオーヤマのヨーグルトメーカーを購入する際の注意点としてヨーグルトメーカーは2種類あるが、飲むヨーグルトを作ることができるほうとできないほうを誤って購入しないようにするべきであるということです。

具体的に言うと、飲むヨーグルトを作る場合はこちらの商品IYM-013を購入しましょう。

もちろん、絶対にヨーグルトしか作ることがなく、飲むヨーグルトには一切興味がないという人は、IYM-014の方のこちらのヨーグルトメーカーを購入しましょう。

IYM-013とIYM-014の違いは、IYM-013の方が上位機種であり、飲むヨーグルトを作ることができる点です。しかし、IYM-013の方が上位機種だけあって価格が数百円割高ですが、後で後悔しないためにも、IYM-013を購入されることをおすすめします。

パン作りの際にヨーグルトメーカーが役に立つ(天然酵母の生種を自動調理)

またパン作りの際にヨーグルトメーカーが役に立ちます。具体的には1ランク上のおいしいパンを作る時には天然酵母というものを活用する必要が出てきます。天然酵母とはどういうものなのかについては以下の通りです。

天然酵母ってなに?

天然酵母は、イーストと同じように、パンをふくらませる酵母です。一般的にイーストは、自然から取り出した酵母を、人工的に培養しますが、多くの天然酵母は、自然の栄養分で培養されています。天然酵母には、ドライイーストと同様に使える粉末タイプ、種おこしをして使うタイプ、ドライフルーツなどから作る自家製のものなど、その種類はさまざま。自然界に存在するパンに適した酵母だけを選別して培養したものや、自然のまま選別しないものもあります。今回の特集ではその中でも扱いやすく、じっくりと育てる過程も楽しめる「ホシノ天然酵母パン種」のパンづくりをご紹介しています。

 

「ホシノ天然酵母パン種」は、小麦粉、米、こうじを原料とした酵母で、簡単な作業で種おこしができて扱いやすいのが利点。シンプルな材料で作る際にも、発酵中にゆっくりと旨みを引き出し、焼き上がるパンに豊かな風味を与えます。いつでも安定した仕上がりを得られるのもこの酵母の魅力。手ごねだけでなく、ホームベーカリーでもお使いいただけます。

出典:手作りお菓子とパンの専門店クオカ

つまりパン作りには、ドライイーストを使う「お手軽タイプ」と、たね起こしをする生種を使う「手間暇かかるけど美味しいタイプ」の二つのタイプがあるということです。なお、天然酵母に必須アイテムはこちら!

しかし、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーIYM-013さえあれば、後者の「手間暇かかるけど美味しいタイプ」のパンであるにも関わらず、全自動で天然酵母の生種を調理してくれるので、「手間暇がかからないけどおいしいタイプ」のパンを作ることができるようになります。

もちろんヨーグルトメーカーがなくても、ホームベーカリーがあれば天然酵母の生種を作ることができます。しかし、パンを焼く頻度が多いため、必ず「生種を発酵するためにもう一台あったらいいな、欲しい!」という場面が多々出てくるのです。しかしコスト的にもホームベーカリーを2台買うわけにはいきませんし、2台あっても無駄です。そこで、ホームベーカリーの代わりにヨーグルトメーカーでも天然酵母の生種を発酵して作ることができる点に注目すべきなのです。具体的には、ヨーグルトメーカーIYM-013で、ホシノ天然酵母パン種50gと水100gを容器に入れて、30度の温度で24時間発酵するだけで完成です。もちろん容器は消毒した方が好ましいかもしれませんが、必須ではありません。なぜなら24時間と比較的短時間で完了するためです。具体的には、容器を熱湯消毒するとなると手間がかかるため、面倒くさいです。一方で、生種は熱湯消毒が必須ではないため手軽に作ることができます。だから、ホームベーカリー本体だけではなく、ヨーグルトメーカーでも手軽に空いた時間で生種を二刀流で作れるという点は魅力的なのです。

牛乳

また前述のコーヒーメーカーの章でも触れましたが、R-1ヨーグルト112mlを牛乳パックに入れるためには牛乳パック内の牛乳を112mlをタッパなどの別の容器に移す必要があります。飲むヨーグルトを大量にヨーグルトメーカーで作るためには112mlの牛乳が毎日余ることになってしまうので、頻繁に飲んでいくと牛乳を飲むことに飽きたり面倒くさくなってくる可能性もあります。

確かに、コーヒーメーカーで作ったコーヒーに牛乳を入れてカフェラテを作るという牛乳の用途はありますが、毎回繰り返していると牛乳を入れることに飽きてきます。そこでホームベーカリーで牛乳を入れてパンを作ることによって牛乳が余るということがなくなります。ホームベーカリーで作るパンは牛乳を入れた方が美味しいパンを焼くことができますが、パンを焼くために牛乳を買うとしても毎回70ml程度しか一斤のパンを焼くために必要な牛乳はないので1000mlの牛乳パックでは多すぎます。そこでヨーグルトメーカーで飲むヨーグルトを作る際に余る112mlの牛乳を活用することによって、一見すると無関係のように見える、複数の自動調理家電がひとつの目的につながる、つまり食材(牛乳)の無駄のない、コスパの良い調理が手軽に行えるようになるのです。

言い換えると、この記事で紹介したすべてのものは、点と点が線になり、最終的には面になる自動調理家電の組み合わせであるということです。

ここが重要なポイントで、ただでさえ子育てで時間がない働き世代の30代・40代の夫婦にとって、手間暇をかけないのにも関わらず、低コストで、美味しいものを食べることができるという点は大きなメリットです。牛乳の使う頻度的にも、ホームベーカリーとヨーグルトメーカーは相性が良いです。

例えば、忙しいからと言って自炊をせずに外食ばかりしていると、健康面でも悪いし、経済面でも家計を圧迫してしまう要因になるでしょう。また子供もパンやヨーグルトが美味しいと喜んでくれるので、外食の頻度は減るし、健康面でもいいし、子供も喜ぶしで三拍子そろった幸福を手に入れることができるのでホームベーカリーとヨーグルトメーカーは絶対に購入するべきだといえるでしょう。

なおパン一斤を焼いた後にすぐ冷凍庫に入れれば、後で食べたい時にレンジでチンするだけで焼きたての美味しいパンを食べることができるようになります。しかも保管期間は約2週間なので、あなたもホームベーカリーとヨーグルトメーカーを購入し、パンを焼きまくって冷凍庫はパンだらけにして、いつでも美味しいパンを食べられるようになりましょう!

 







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