Apple Watch 6を購入し2週間程使用しました。私は今までApple Watch 4を2年間使用した経験があるので、それを踏まえてApple Watch 6の良い・悪い点をご紹介!
Apple Watch 4から何が変化したのか学びたい方必見!
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【Apple Watch 6レビュー】
2020年9月19日にAmazon でApple Watch 6を購入し、9月30日にやっと手元に届きました。それ以前から私はApple Watch 4を使用しています。なお、私は Apple Watch 4がとても生活に役立っているので、Apple Watch 4以外のスマートウォッチを購入したことがありません。したがって、Apple Watch 6をスマートウォッチの2台目として購入することになりましたので、その経験を活かしてApple Watch 6のレビューをしたいと思います。
【Apple Watch 6レビュー】良い・悪い点【バッテリー】
私は、なぜ既に Apple Watch 4を所有しているのにもかかわらず、 Apple Watch 4を下取り(売却)してApple Watch 6を購入しないのかと言うと、 Apple Watch はバッテリーの持ちが悪いという悪い点があるからです。具体的に説明すると、私は必ず夜寝る前に Apple Watchをつけて寝ます。というのもAutoSleepというiOSアプリによって、睡眠の質を Apple Watch によって計測することができるからです。もちろんiPhone のヘルスケアアプリに追加された機能であるApple Watchの睡眠の計測を見ることができるようになりましたが、やはりAutoSleepの睡眠分析のレベルの高さには達してはいません。
Apple Watch のアプリについて、詳細はこちらの記事を御覧ください。
そもそもの話で、 Apple Watch は寝ている時に装着する前提で作られていません。そのためApple Watchのバッテリーの持ちが最大で18時間と短く設定されており、1年2年使用しているとバッテリーの持ちが悪くなってくるので、バッテリーの減りがとても気になります。私は常々Apple Watch 4を使用しつつ満足はしていたのですが、バッテリーの持ちだけについては不満でした。というのもバッテリーがゼロになってしまうと Apple Watch はただの飾りになってしまうからです。その結果バッテリー残量を常に気にしながら使用しなければいけないというのが、Apple Watch の悪い点です。その問題点を改善することができるのはApple Watch 6ではありません。なぜならApple Watch 6とApple Watch 4はバッテリーの持ちについては同じく18時間であり、常時表示機能がApple Watch 6はついてはいますが、常時表示機能を使った場合Apple Watch 4のバッテリーの持ちを下回るためです。Apple Watch 6のバッテリーの持ち時間について、Apple 公式ホームページに以下のように記載があります。
Apple Watch Series 6のバッテリーに関する情報
優れた能力を持っているApple Watchは、一日中身につけていたくなる腕時計です。だから一日中しっかり使えるバッテリーを搭載しました。私たちが目指すのは、時刻のチェック、通知の受信、アプリの使用、60分間のワークアウトをすることなどを計算に入れて、一晩の充電で18時間持続するバッテリーです。出典
Apple Watch - バッテリーApple Watchのバッテリー駆動時間の詳細な情報をご覧ください。充電時間、省電力などのバッテリーに関するデータも掲載されています。
もちろん常時表示機能をオフにしてApple Watch 6を使用することによって、Apple Watch 4よりもバッテリーの持ちは良くなりますが、それであればApple Watch SE を購入すればいいだけの話なので、Apple Watch 6の価値を最大限生かすためには常時表示機能を使うべきです。つまりApple Watch 6を最大限活用するためにはバッテリー容量の観点から、Apple Watch を2台所有する必要があるとも言い換えることができます。
もし夜寝る前に例えば夜の22時の時点でバッテリー残量が100%のApple Watch 6を装着すれば、朝起きたとしてもバッテリー残量は約90%程度を維持することができます。そこから1日生活したとして仕事が終わる17時頃までは何とかバッテリーが持つはずですが、バッテリー残量を常に気にしながら仕事をするはめになってしまいます。それを回避するためには朝起きて Apple Watch 6を約10%程度充電する必要があります。そうすることによって仕事をスタートする(家を出る)7時の時点で、100%のバッテリー残量でスタートすることができるので、夕方仕事を終えて帰宅する17時頃までにはバッテリーは十分持つと思われます。朝7時頃に Apple Watch 6を10%程度充電するために、二台目の Apple Watch を使用するのです。つまりApple Watch 4を朝起きて6時半から7時半までの間に10%、Apple Watch 6の充電を回復させるためにApple Watch 4の出番が出てきます。しかしもちろんApple Watch 4の出番はそれだけで終わるわけでありません。Apple Watch 4は仕事が終わって17時頃にApple Watch 6からApple Watch 4に付け替えます。というのもプライベートではApple Watch の機能をフル活用する必要があるという場面は少なくなるため、夕方の17時から夜寝る前の22時まではApple Watch 4で Apple Watch の使用頻度を下げます。そして夜寝る22時以降は、心拍数に加えて酸素血中酸素濃度を測定することができるApple Watch 6を装着して睡眠を取ります。というのも睡眠時無呼吸症候群などが気になる人は、Apple Watch 6を装着することによって夜寝ている間に自分が無呼吸症候群に陥ってるのかどうかを測定することができます。そのため夜寝る時はApple Watch 4ではなくてApple Watch 6を装着することによって、最大限Apple Watch 6の機能を生かすことができます。(しかしながら私も実際に睡眠時無呼吸症候群であるかどうかを調べるために Apple Watch 6をつけて睡眠中の血中酸素濃度を測定していますが、自分は睡眠時無呼吸症候群ではないということがわかった時点で、 Apple Watch 6を付けて睡眠中に血中酸素濃度を計測することは、思っていたほど大きな価値はないのかもしれません。)さらに土日祝日など仕事がない日に限ってはApple Watch 4の出番です。Apple Watch 6を常日頃365日使用していたとしたら、バッテリーの劣化が著しく進んでしまいます。実際問題として、私はApple Watch 4を365日、2年間継続して使いましたがバッテリーの劣化が見られます。具体的には、実際には測定しているわけでありませんが、私の感覚としては大体購入した時と比べると90%~88%程度のバッテリー持ち時間になったような気がします。Apple Watch 4だけだと1日もつかどうか不安ではありますが、Apple Watch の2台目としてサブとして使用する場合に限っては1割程度のバッテリー劣化であれば十分使用に耐えることができます。そのため私は土日祝日は常にApple Watch 4を装着して日中の生活を送る機会が多いです。仕事をしている時と違ってプライベートの土日祝日は Apple Watch を自宅にいれば充電することができるので、バッテリー残量はさほど気になることありません。そのため Apple Watch 6は仕事用として平日に使用し、一方でApple Watch 4はプライベート用として土日祝日に使用するというのが私の使い分け方です。もちろん Apple Watch 4を下取り(売却)してApple Watch 6を購入しようかとも検討しました。しかしApple Watch 4を下取りに出したとしても最大17,000円にしかなりません。新規で Apple Watch 3を購入したとしても21000円で購入することができますので、スマートウォッチのサブ(2台目)として使用するのであれば、今のApple Watch 4を下取りせずに、Apple Watch 6とApple Watch 4の両方を交互に使用した方が良いという結論に達しました。
【Apple Watch 6レビュー】良い・悪い点【CPU の性能】
Apple Watch 6を使っていて大きく変わったと感じる点は CPU の性能です。Apple Watch 4だとたまにもたついてしまい、うまく操作できないことが多々ありました。特に Siri を活用して音声で操作する場合は 、CPU 性能がApple Watch 4の場合は低いため、何度も音声操作を試してもうまくいかないのでイライラしてしまったことが頻繁にありました。しかし Apple Watch 6の場合は Siri で操作する場合にかなりの精度の高さで操作することができるようになったので、 Siri を使う頻度があがりました。 Apple Watch 4は Siri に何かを頼んでもまごついてしまうため、ほぼ使う場面はゼロに等しかったのです。たまに Siri を使って Apple Watch 4を操作するとしてもタイマーやアラームのセットなどに限られていましたので、1日の間でSiriに何かを頼む場面は1回か2回程度でした。しかしApple Watch 6を購入してからというもの、Siri を使う場面が3倍程度に上がりました。一例を出すと、私は Apple Watch 4を使ってランニングなどのワークアウトをする際に、必ず指で Apple Watch をタップしてスタートしていたのですが Apple Watch 6を購入してからというもの、ワークアウトは音声入力で操作するようになりました。(まぁ確かにApple Watch 4でもワークアウトを音声操作でスタートすることはできますが、失敗してしまった時のイライラがそれを試すことを拒否していたのかもしれません。)
CPU の性能はApple Watch を使用する上でとても重要です。なぜならば Apple Watch の Siri を活用して音声操作をする際に、もしひとたび音声操作に失敗してしまった場合、実際に指で Apple Watch を操作した方がよっぽど時間の短縮につながるためです。そのため音声操作に失敗しないこと、つまり CPU が性能向上したために音声操作の成功確率が高まったことは、 Apple Watch の強みである Siri で様々な操作をすることができるという機能を最大限活用することにつながります。従ってApple Watch 6の CPU 性能がより実用的に使用することに耐えられるようになってきたとも言い換えることができます。他にも具体例を挙げると、Apple Watch 4でスケジュールの作成をしようとすると、かなりの確率で失敗してしまいます。というのも少し長い文章をApple Watch 4で音声操作しようとすると、かなりの確率で失敗してしまっていたためです。
私はApple Watch 6とApple Watch 4しか使用したことがありませんが、 二つのシリーズを使うことを実際に経験したことによるCPU 性能の違いは、かなり体感的に明確に理解しているつもりです。したがって私のイメージで 、Apple Watch の Siri の機能を実用的に使えるのかどうかについて、Apple Watch シリーズ3から Apple Watch Series 6までをわかりやすくざっくりとまとめて説明すると以下のようになります
- Apple Watch Series 6
- 実用的に使える
- Apple Watch Series 5
- 実用的にまぁまぁ使える
- Apple Watch Series 4
- 実用的に使えない。
- タイマーとアラームをセットするだけなら使える
- Apple Watch Series 3
- 実用的に全く使えない。
私は個人的に Apple Watch Series 6であればかなり実用的にサクサクと音声入力で操作できるようになりましたので、もしあなたが仕事の生産性を高めたい人は Apple Watch 6を是非購入することをお勧めします。
【Apple Watch 6レビュー】良い・悪い点【充電器】
最後に、Apple Watch Series 6の直接的に悪い所というわけでありませんが、Apple Watch の二台目つまりサブとして使用する場合、Apple Watch の充電器が一つ余ってしまいます。Apple Watch はワイヤレス充電なので、基本的にひとつで十分です。 iPhone のように充電器の差し込み口に挿すタイプであれば、充電器が長く使っていると断線してしまい、充電がうまくいかなくなる可能性があります。しかしワイヤレス充電であればその心配は減少します。従ってApple Watch の充電器は普通に買えば3000円程度しますので、Apple Watch の2台目として購入する場合、一つ充電器が余ってしまうのでそれが不満な点です。そのためApple Watchの充電器が2台も不要であると感じている人に限っては Apple で購入する際にApple Watch の充電器なしで3000円割引で購入できるようにしてほしいです。
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