【竹内結子さん死亡】うつ病のサイン・症状・自殺【補助金対策必要】

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竹内結子さんが死亡したと報道された件について知りたいですか?

厚生労働省が公表しているうつ病のサイン・症状を踏まえ、自殺予防のためにはうつ病補助金等の対策が必要との私の考えを論じます。

精神的に疲れていると感じている方、早期に発見したいと考える周囲の方必見!

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【竹内結子さんが死亡】

2020年9月27日に、女優の竹内結子さんが死亡したと報道されました。自宅で発見され、死因は自殺とみられるとのことです。

これに関する記事については以下の通りです。

 女優の竹内結子さんが死去したことが27日、分かった。40歳だった。

 同日未明、都内の自宅でぐったりしている竹内さんを夫で俳優の中林大樹(35)が発見し、119番通報。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。自殺の可能性もあることから、警視庁が慎重に調べている。

出典:スポニチ

9/27(日) 8:30の時点では、所属事務所ですら竹内結子さんの死亡について確認が取れていないと、以下のように言及していました。

所属事務所は「詳細は分からない。確認中です」としている。

竹内さんは2005年に歌舞伎俳優の中村獅童(48)と結婚。同年に長男を出産するも08年に離婚した。その後、昨年2月に俳優の中林大樹(35)と再婚。今年1月下旬に都内の病院で第2子男児を出産した。

出典:スポニチ

その後、所属事務所は竹内結子さんが亡くなったことについて、公式HPで以下のようなコメントを出しています。

INFORMATION
2020.9.27
お知らせ
関係各位並びにファンの皆様

本日9月27日、弊社所属の竹内結子(享年40歳)が、自宅で亡くなりました。

日頃よりお世話になっている関係者の皆様、応援して下さっているファンの皆様に、この様な辛いお知らせを申し上げることになり、あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております。

詳しい状況は現在確認中です。
マスコミの皆様におかれましては、ご家族、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう、切にお願い申し上げます。

2020年9月27日
株式会社スターダストプロモーション

出典

竹内結子さんが具体的に発見された場所についてはクローゼットの中であり、遺書は見つかってはいないとのことです。

関係者によると、27日午前1時55分頃、竹内さんの夫で俳優の中林大樹さん(35)が、クローゼットの中で竹内さんを発見し、119番した。遺書は見つかっていないという。

出典:読売新聞

2020年7月18日に、三浦春馬さんが自殺したことが記憶に新しいです。三浦春馬さんと竹内結子さんの二人の共通点として、2019年に上映され大ヒットとなった映画「コンフィデンスマンJP ロマンス編」に出演されていたことが挙げられます。

もちろん、竹内結子さんは2020年1月下旬にお子さんを出産していたため、産後うつになっていた可能性も十分ありえます。しかしもしかしたら、身近な人物であった三浦春馬さんの死を経験したことで生じたウェルテル効果により、竹内結子さんの自殺が引き起こされた可能性もあるかもしれません。ウェルテル効果とは、マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象を指しますが、きっと三浦春馬さんの死は竹内結子さんに相当なショックを与えたのではないでしょうか?したがって、同作品における他の共演者に対しても、より一層の配慮が必要であると言えます。

ここでいう配慮とは、具体的にいうと、自殺をする前に、

  • 身近な人に打ち明けたり、
  • 精神科医に相談したり、
  • 十分な休息をとったり、

することを促したり元気づけてあげるべきであるということです。

竹内結子さんは過去に様々な映画やテレビドラマに出演しており、「黄泉がえり」や「春の雪」では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しました。

また、竹内結子さんは

のヒロインなども演じる、日本が誇るトップ女優であるとも言える人物です。

 

【竹内結子さんが死亡】うつ病のサイン・症状・自殺

ここ最近、三浦春馬さんや木村花さんなど、テレビ出演をされる方の自殺が立て続けに発生しています。

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これらに関して思うこととして、有名人の方はもとより一般人の人も共通して、適切に心のケアがされていないことで社会は大きな損失を被っている可能性があるという点です。もしかしたら、亡くなった時点より随分前から、

  • 竹内結子さん
  • 三浦春馬さん
  • 木村花さん

の3人は重度のうつ病にかかっており、それまで長期に渡って思い悩んでいたのかもしれません。

では具体的に、うつ病というのはどのようなものかと言うと、厚生労働省によると以下の通りです。

うつ病

眠れない、食欲がない、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといったことが続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。

薬による治療とあわせて、認知行動療法も、うつ病に効果が高いことがわかってきています。早めに治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。

出典:厚生労働省

実際どのくらいの人がうつ病にかかる可能性があるのかと言うと、厚生労働省によると100人に3~7人がうつ病を経験したことがあるとのことで、詳細は以下の通りです。

日本では、100人に3~7人という割合でこれまでにうつ病を経験した人がいるという調査結果があります。さらに、厚生労働省が3年ごとに行っている患者調査では、うつ病を含む気分障害の患者さんが近年急速に増えていることが指摘されています。

「うつ病が増えている」の背景には、

  • うつ病についての認識が広がって受診する機会が増えている
  • 社会・経済的など環境の影響で抑うつ状態になる人が増えている
  • うつ病の診断基準の解釈が広がっている

など、様々な理由が考えられます。

出典:厚生労働省

近年、うつ病を含む気分障害が社会に認知されつつありますが、その対応についてはまだ発展途上です。精神的にうつ状態になっているにも関わらず、上司が部下を冷たく扱う、または家庭内で冷たく扱われる等により、うつ病がさらに悪化してしまうというケースも多数あるでしょう。そこで注目したいのが、うつ病を未然に防ぎさえすれば自殺に至る可能性は大幅に軽減できるはずであるという点です。うつ病を回避する具体的な方法については、こちらの大ベストセラー書籍をご参照ください。

まだ警察が調査段階ではありまますが、もし竹内結子さんが自殺してしまったのであれば、社会は現時点で何かを変える必要があるということを示していると思われます。なぜなら、これだけ有名な女優が自殺してしまったのであれば、若手俳優は言わずもがな一般人の中でも生命の危機に瀕している人が多数いるはずだからです。つまり竹内結子さんのような、

  • 再婚したばかりで
  • 出産したばかりで
  • 出演した映画は大ヒットして仕事も絶好調であり、

一見すると幸せの絶頂にいて、絶対に自殺しそうな人であるのにもかかわらず、突然自殺してしまったという人が発見されたという事実は、竹内結子さんのような人は世の中に何万人もいる可能性があるということを意味しているからです。このような「周囲からは見破ることが非常に困難な自殺予備軍の人」が存在していることは、看過できない社会的な問題でもあると、日本国民は重く受け止めるべきです。もしかしたら、自分でも思いも寄らないほど、あなたの身近な所にもいるのかも知れません。

うつ病と診断される目安

うつ病と診断される目安について、厚生労働省は以下のように説明しています。

それは、どのくらい続いていますか?

うつ病と診断するめやすとして、次のような症状のうちいくつかが2週間以上ずっと続く、というものがあります。ひとつひとつの症状は誰もが感じるような気分ですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、長い期間続くようであれば、もしかしたらうつ病のサインかもしれません。

  • 抑うつ気分(憂うつ、気分が重い)
  • 何をしても楽しくない、何にも興味がわかない
  • 疲れているのに眠れない、一日中ねむい、いつもよりかなり早く目覚める
  • イライラして、何かにせき立てられているようで落ち着かない
  • 悪いことをしたように感じて自分を責める、自分には価値がないと感じる
  • 思考力が落ちる
  • 死にたくなる

出典:厚生労働省

一口に抑うつ状態が続くといっても、どのぐらい続くのかいまいちよくわからないという人も多いでしょう。しかし厚生労働省はその点について明確に、2週間以上続いた場合、うつ病である可能性があると説明しています。

これを見る限り私が個人的に感じることは、2週間というのは非常に短い期間なのかもしれないという点です。例えば、一般人の人が仕事で何らかの失敗を犯してしまい、上司やお客様からこっぴどく叱られ、その人は抑うつ状態に陥ったとします。その場合、同僚に自分が落ち込んでいることを打ち明けて相談したとしても、周りは「さすがに今回の失敗はひどいからね、なんとか改善する必要があるかもしれないね、元気だしなよ」、などと励ましてくれるかもしれません。しかしよく考えてみたら、その励まし方はその人をさらに落ち込ませてしまう可能性もあるし、かといってそのアドバイスが過度に不適切であるとは言えません。なぜならばアドバイスした人は、その人のことを思いやって、二度と失敗しないように適切にアドバイスしようと心がけた上で、アドバイスをしている可能性もあるからです。

今後2週間以上も抑うつ状態が継続するかどうかなんて、当初は周りの人から見たら見分けることが難しいです。うつ病が進んでしまった後に、周りの人はうつ病の進行を確実に見抜く手段がないからこそ自殺に至るのであって、何とかして見た目や周りの人がそれを察知することさえできれば、うつ病を未然に発見することができるかもしれません。

厚生労働省によると、周りの人がうつ病の患者を見分けるための方法として、以下のように説明があります。

周りからみてわかるサインもあります

うつ病では、自分が感じる気分の変化だけでなく、周囲からみてわかる変化もあります。周りの人が「いつもと違う」こんな変化に気づいたら、もしかしたら本人はうつ状態で苦しんでいるのかもしれません。

  • 表情が暗い
  • 涙もろくなった
  • 反応が遅い
  • 落ち着かない
  • 飲酒量が増える

体に出るサインもあります

抑うつ状態に気づく前に、体に変化が現れることもあります。

  • 食欲がない
  • 体がだるい
  • 疲れやすい
  • 性欲がない
  • 頭痛や肩こり
  • 動悸
  • 胃の不快感
  • 便秘がち
  • めまい
  • 口が渇く

これはあくまでも目安です。

おかしいかな?あてはまるかな?と思ったらまずは専門家に相談しましょう。専門家のいるところは総合病院の精神科や心療内科、もしくは精神科専門のクリニックなどですが、どこに行けばいいかわからない時は自分のことをよく知っているかかりつけの医師に相談したり、地元の保健所や精神保健福祉センターの相談窓口を利用するなどしましょう。

インターネットや本などで一方的な情報を集めて自己診断することは正しい診療をうける機会を遅らせるだけでお勧めできない方法です。

最近使われているうつ病の診断基準はとてもわかりやすく、うつ病かどうかの診断は簡単にやろうと思えばできるようにみえます。しかし、本当にうつ病なのか、うつ病のどのタイプなのか、などの正確な診断は専門医がきちんと判断しないとなかなかわかりにくいのです。

出典:厚生労働省

しかし実際に本人がうつ病であるかどうかは、最終的には本人でなければわからないのかもしれません。もしこの世の中に「うつ病発見器」などというものが存在したら、この世の中で自殺する人が減る可能性もありますが、それによって精神的に落ち込みやすい人は損失を被ってしまうかもしれません。なぜならば、例えば大きなプロジェクトなどの仕事を任せられるチャンスを、みすみす逃してしまうことにもなりかねないからです。つまりうつ病を早期に予防する必要もあるが、落ち込みやすい体質の人は、何らかの経済的損失まで被ってしまう可能性もあるということです。

例えば竹内結子さんの場合で言うと、「自分は今うつ病だから仕事をお断りします」などと言って女優の仕事を断り続けていたら、仕事がなくなってしまいます。女優業というのは人気商売なので、一時的に人気が下がってしまうと、なかなか元通りにすることは難しいのかもしれません。

 

【竹内結子さんが死亡】うつ病のサイン・症状・自殺【補助金等の対策が必要】

しかしもちろん長期的に見たら、うつ病は早期に予防するに越したことはありません。したがって一般人の人が適度な休息を取るために、正社員から非正規雇用に移るというのも一つの手かもしれません。

しかし例えば、「自宅の住宅ローンを払い終える前に、収入が減ってしまうことは絶対に避けたい」、などと自分を追い込む人もいるかもしれません。その結果、どこかで精神がパンクしてしまい、自殺してしまうという恐れもあります。要するに、経済的な面を含めて人間関係や仕事の仕組みを通して、社会全体の歪みが人を自殺に追い込む可能性があるから、今後社会的に何かを変革しなければ、今後自殺者は増加する一途をたどるのかもしれません。

一つ言えることとしては、政治経済などマクロの点からの早急な対策が求められることと同時に、国民一人一人がうつ病についての考え方を改めるべき時に来ていると言えるのかもしれません。例えばうつ病補助金などというものを創設し、うつ病で仕事を休む場合、補助金を手厚くするというのもいいのかもしれません。現在は病気や怪我で仕事を休む場合、健康保険から傷病手当金というものが支給開始した日から最長1年6ヵ月間支給される制度があります。傷病手当金が支給される期間について、詳細は以下の通りです。

支給される期間

傷病手当金が支給される期間は、支給開始した日から最長1年6ヵ月です。これは、1年6ヵ月分支給されるということではなく、1年6ヵ月の間に仕事に復帰した期間があり、その後再び同じ病気やケガにより仕事に就けなくなった場合でも、復帰期間も1年6ヵ月に算入されます。支給開始後1年6ヵ月を超えた場合は、仕事に就くことができない場合であっても、傷病手当金は支給されません。

傷病手当金が支給される期間

傷病手当金が支給される期間

 

出典:全国健康保険協会

この傷病手当金は、仕事を休む前の12か月間の平均収入が計算の基準となって、たとえ仕事を休んでも給料の67%が給料の補填として健康保険から支払われる仕組みとなっています。支給される傷病手当金額について、具体的な計算式は以下のとおりです。

支給される傷病手当金の額
支給される傷病手当金の額

支給される傷病手当金の額

出典:全国健康保険協会

しかしこの傷病手当金の金額を、もし給料の67%ではなく、80%あるいは100%に向上させることさえできれば、うつ病で仕事を休むことによる、

  • 経済的損失や、
  • 精神的な抵抗、

などを和らげることができるかもしれません。ひいては、仕事を休むことによる収入の減少幅を減らすことで、早期に、なおかつ長期に渡り、うつ病の治療に専念できるようになり、自殺を減らすことに成功する可能性もあります。

一般的に言って、「自分はうつ病です」と自ら進んで申し出た結果、周りの人から見たら、あるいは社会的にも、うつ病の患者さんにあまり多くの仕事を任せていけないと言う先入観が出てしまいます。というのも、社会一般的な通念として、うつ病の患者に仕事を任せたいと思う人はあまりいないと思われるし、もし仕事を任せてその人が自殺してしまったら自分のせいになってしまうリスクがあるからです。あるいは、「精神的な病気を患っている人に仕事を任せる事によって、相手に負担を与えるべきではない」と考え、任せる仕事を減らそうとするかもしれません。だからこそ、うつ病になりかけていることを自ら言い出しにくいからこそ、うつ病が悪化してしまい、思いつめて突然自殺に至ってしまうのではないでしょうか。その一例として三浦春馬さんや竹内結子さんなどの有名俳優ですら自殺に至ってしまったのだから、一般人は言わずもがな生命の危機に瀕してる人はたくさんいるはずです。そのような人を救う手段を、何かしら考える必要があると思われます。

もしあなたが精神的に疲れていると感じたら、厚生労働省が管轄している以下の電話番号に電話するようにしましょう。オペレーターは必ずあなたの心の声に耳を傾けてくれるはずです。

こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ)

出典

こころの健康相談統一ダイヤル
こころの健康相談統一ダイヤルについて紹介しています。


















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