1Password買い切り版のデメリット【値段・期間・機能・同期・手間】

1Passwordの使い方 1Passwordの使い方
1Passwordの使い方
この記事は約36分で読めます。

1Password買い切り(スタンドアロン)版の5つのデメリットを知りたいですか?

買い切り版の値段や使用可能期間、最新機能が使えない点や同期方法を踏まえ、 乗り換えの手間のデメリットをご紹介!

1Passwordは買い切り版かサブスクリプション版かで悩んでいる方必見!

 

サブスクリプション版として利用できる、1Password 3年版はこちらのリンク先から購入できます!

1Password

 

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1Password買い切り版のデメリット【値段が高い】

1Password の買い切り版のデメリットについて説明します。

1Passwordは買い切り版とサブスクリプション版の2種類があります。

1Password 買い切り版のデメリットを十分把握した上で使用を開始するべきです。

1Password買い切り版には致命的なデメリットが5つあるんだよ

えっ、本当!?買い切り版には裏があるんだね!

1Password買い切り版の一つ目のデメリットは、値段が高額であるという点です。

1Passwordのサブスクリプション版と比較して、買い切り版の初期費用は高額です。もちろん1Password買い切り版は、長期で使用を継続すれば元が取れる可能性がありますが、初期費用としてはサブスクリプション版より高額である点はデメリットです。

1Password買い切り版の値段について詳しく説明すると、1Passwordは海外で開発された製品なので、カナダドルと円の為替レートの影響を受けるということもあり、1Password買い切り版の価格は、キャンペーン(セール)等により大幅に変動しています。

おおよその1Password買い切り版の価格帯と、1Passwordサブスクリプション版(1Password会員)の価格は以下の通りです。

 

1Password買い切り版の価格帯

6,231円~6,709円

 

1Password サブスクリプション版(1Password会員)の価格

  • 年額
    • 3,900円
  • 月額
    • 450円

出典:App Store

 

1Passwordサブスクリプション版であれば月額450円から利用できるのに対し、1Password買い切り版の場合は最低でも6,231円以上も支払わねば利用することはできません。

1Password買い切り版とサブスクリプション版(月額)の初期費用の差が、5,781円もあるわ…

買い切り版は初期費用の元を取るまでに、最低でも1年以上はかかるよ!

したがって、1Password買い切り版の価格は高額なので、価格に見合うだけの価値があるのかを十分に見定めた上で、購入の可否を判断するようにしてください。安価に1Passwordを利用したいのであれば、1Password3年版がおすすめなので以下のリンク先からどうぞ!

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とりわけ、1Password買い切り版の割引セールが開催されているからといって、焦って買うと損する可能性があります。詳しくは「1Password買い切り版セール【開催理由・いつ・焦ると損・価格】」の記事をご覧ください。

1Password買い切り版セール【割引理由・いつ・焦ると損・価格】
1Password買い切り版の割引セールについて知りたいですか? 1Password買い切り版のセールで割引される理由やいつ開催されるのかを踏まえ、セールで焦って買うと損する理由や、セールの価格帯や通常価格との比較をご紹介! 買い切り版かサ...

1Password買い切り版は初期費用が高いから、買ったのに使わないと損するよ。

1Password買い切り版は、初心者向けではなさそうね…

またサブスクリプション版は、長期で使用を継続すると買い切り版よりもコストがかさんでしまうというデメリットがあります。しかし、1Password 3年版を購入することによって、そのデメリットを最小限に抑えることができます。1Password3年版を購入すべき理由について、詳細は「【1Password3年版を買うべき理由】価格/機能/性質/期間/手間/信頼」の記事をご覧ください。

【1Password3年版を買うべき理由】価格/機能/性質/期間/手間/信頼
1Password3年版を買うべき理由を知りたいですか? 価格が割安で機能制限がない点、半永久的に支払いが継続する性質や3年という期間がちょうどいいという点を踏まえ、データ移行の手間が容易な点をご紹介! 信頼できる販売元から購入したい方必見...

また、1Passwordサブスクリプション版のコスパが気になる人は「【1Password買い切り版のコスパ】サブスク費用【一生涯でいくら?】」の記事をご参照ください。

【1Password買い切り版のコスパ】サブスク費用【一生涯でいくら?】
1Password買い切り(スタンドアロン)版のコスパを知りたいですか? 1Password買い切り版はWindowsとMacのOSでのみ購入でき、スタンドアロンライセンスを各端末毎に購入する必要があります。 そこで、1Password会員...

1Passwordは一度使い始めると、途中でパスワード管理ツールを放棄するということは基本的にはありません。したがって1Passwordを使用する費用というのは、固定費として半永久的に続くものであると認識しましょう。1Password買い切り版を購入したのにも関わらず、短期間で使用を中断すると損をするというデメリットについて、詳しくは「【1Password買い切り版デメリット】短期間で使用中断すると損【Dropbox無料同期3台まで】」の記事をご参照ください。

【1Password買い切り版デメリット】短期間で使用中断すると損【Dropbox無料同期3台まで】
1Password 買い切り(スタンドアロン)版のデメリットとして、短期間で1Password買い切り版の使用を中断することで損するという点があります。具体的な事例としてDropbox の無料プランの同期可能端末は3台までなので、新しい端末...

また、もし1Passwordを長期間使用することを前提で使い始めるのであれば、まとめ買いをした方が割安に済むという点を生かさない手はありません。

みかんもバラで買うより、段ボールでまとめ買いしたほうが安いでしょ?

1Passwordも月額より年額の方が、そして年額より3年版の方が、より安くなるのね。

具体的には、1Password 3年版を購入することによって、1Password買い切り版を購入するよりも、割安に1Passwordサブスクリプション版を使用できるようになります。したがって未だ1Passwordを使ったことがない方や、1Passwordサブスクリプション版を検討している方であれば、まずは1Password 3年版を以下のリンク先から購入されることをおすすめします。

1Password

 

1Password買い切り版のデメリット【使用可能期間が有限】

1Password 買い切り版の二つ目のデメリットとしては、使用可能期間が限られているという点が挙げられます。使用可能期間というのは、サポートがされている期間です。実際に1Password公式HPを見てみると、以下に引用する「Windows用 1Password 4」のように、過去の1Password スタンドアロン版はサポートが終了してしまったものもあります。

Older versions

古いコンピュータをお使いですか?

古いバージョンの macOS や Windows をお使いの場合は、旧バージョンのスタンドアロン型 1Password が入手可能です。

これらのバージョンはサポートされておらず、重要なセキュリティアップデートしか受け取ることができませんのでご注意ください。

出典 1Password.com公式サイト

つまり、現時点で使用可能な1Password買い切り版をひとたび購入したら、その後は永遠に1Passwordを使用し続けることができるというわけではありません。

したがって1Password 買い切り版は、期間限定で使用できるだけなのだという点を理解しましょう。これが1Password買い切り版の二つ目のデメリットです。

さらに詳しく学びたい方は、「1Password買い切り版のデメリット【使用可能期間が有限】」の記事をご覧ください。買い切り版のシステムがアップデートされない点を踏まえ、Windowsの例を元に、OSのセキュリティアップデートとは何かという点が分かりやすく説明されています。

1Password買い切り版のデメリット【使用可能期間が有限】
1Password買い切り版(スタンドアロン版)のデメリット、使用可能期間が有限であるという点をご存知ですか? 買い切り版のシステムがアップデートされない点を踏まえ、Windowsの例でOSのセキュリティアップデートとは何かをご紹介! 1P...

1Password買い切り版はアップデートされないからバグが発生するかも。

実質的には2年~4年くらいが限度かな?

でも、1Password3年版ならアップデートされるから安心だよ。

 

公式価格より割安価格であり、なおかつサブスクリプション版として利用できる1Password 3年版はこちら!

1Password

 

1Password買い切り版のデメリット【最新機能が使えない】

1Password 買い切り版のデメリットの三つ目は、1Passwordの最新機能が使えないという点です。

以下の1Password公式ページにおける、1Password 買い切り版(スタンドアロン版)の購入ページに「多要素認証セキュリティ、ウェブアクセス、データ損失保護、ファミリーアカウントなどの機能は1Passwordメンバーシップがないと利用できません。」と記載がある通り、1Password買い切り版は最新機能が使えないのです。

これら1Passwordサブスクリプション版でのみ使用することができる機能の一つ一つが、どのような機能であるのかを詳しく説明していきます。

1Password買い切り版(スタンドアロン版)の購入画面

1Password買い切り版(スタンドアロン版)の購入画面

画像出典

 

多要素認証機能が使えない

まず1Password買い切り版では使えない、重要な機能4つのうちの1つ目、「多要素セキュリティ」の機能が利用できないというデメリットを詳しく説明します。

「多要素セキュリティ」の機能のことを、多要素認証機能とも言います。具体的に言うと、1Password 買い切り版は、Google Authenticator(=Google 認証システム)の多要素認証(=二段階認証)コード数字6桁を1Password内に保存し表示するという機能が使えない、ということを意味し、以下のように1Password内に表示されます。

1Passwordの二段階認証(ワンタイムパスワード)

1Passwordの二段階認証(ワンタイムパスワード)

多要素認証とはワンタイムパスワードと呼ばれるもので、ウェブサイト等のログイン時に二段階認証ログインをするため、表示されている数字の入力を求められるというものです。

1Password買い切り版では、多要素認証の機能が使えないということは、致命的とも言える欠陥であると言えます。つまり、1Password買い切り版ではなく、1Password会員(サブスクリプション版)を使用すべきであると言える最大の根拠となります。

というのも、もし二段階認証のワンタイムパスワードを1Password内に保存し表示するという多要素認証機能が使えなければ、そもそも1Passwordを使う価値がなくなると言っても良いくらい、唯一無二の重要な機能だからです。

【1Passwordの代わりは存在しない理由】価格・機能【3年版・多要素認証・データ損失保護】
1Passwordの代わりは存在しない理由を、価格と機能の2つの側面から説明します。 1Passwordの価格が割安であるという点については、1Passwordには3年分を支払うことが可能な1Password3年版がある点、機能面としては多...

また具体的に、1Passwordで2要素認証(2FA)ログインをする方法については、こちらの記事をご覧ください。

1Passwordで2要素認証(2FA)ログインをする方法
1Passwordを使って、Webサイトに2要素認証でログインする方法を説明していきます。 2要素認証ログインを有効にすればセキュリティ面を向上させることができます。 手順としては、 Webサイトで2段階認証プロセスを有効にして、 1Pas...

多要素認証機能は1Passwordだけに備わっていて、他社製のパスワード管理ツールにはない機能なんだよ。

多要素認証を使いたければ、1Password買い切り版はやめて、サブスクリプション版にするしかないのね。

 

多要素認証機能も使用できる、1Password 3年版はこちら!

1Password

 

また1Passwordの多要素認証機能は、私が「1Passwordを使っていて良かったと感じる場面5選」という記事においても紹介しているイチオシの機能でもあります。そのため、この機能が使えないだなんて、1Password買い切り版の価値が地に落ちます。多要素認証機能が使えないのであれば、わざわざ高い料金を支払って1Password買い切り版を使用するのではなく、いっそのこと他社製の無料のパスワード管理ツールを使用した方が良いでしょう。

なお、1Password買い切り版では「ウェブアクセス」機能が利用できないという記述の意味は、Chromeなどのウェブブラウザで1Password.comサイトにログインし、1Password内のアイテムを閲覧するという機能が1Password買い切り版では使えないということです。

データ損失保護機能が使えない

次に、1Password買い切り版では使えない重要な機能4つのうちの2つ目として、データ損失保護機能について詳しく説明します。

1Password買い切り版だと「データ損失保護」機能が利用できないというのは、1Passwordのアイテムの変更履歴を表示し、

  • 変更前の状態に戻す方法や、
  • 削除したアイテムを復元する方法

のことを指しています。

より詳しく説明すると、1Password会員(サブスクリプション版)であれば、例えば誤って1Passwordのアイテムを削除してしまったとしても、365日間以内であれば復元することができます。

1Passwordのアイテムを削除(ゴミ箱に移動)して、さらにゴミ箱を空にしてしまったとしても、データ損失保護機能によってアイテムを復元できるんだよ!

また以下の画像のように、1Passwordの過去データの変更履歴も閲覧でき、アイテムを元に戻すことも可能です。

1Password.comのアイテムの変更履歴

1Password.comのアイテムの変更履歴

そのため、データ損失保護機能により、安心して1Passwordを使用することができるようになります。

しかし、1Password買い切り版では、これらの「データ損失保護」の機能が使えないので、かなりの痛手であると言えます。なぜなら、誤って1Passwordのデータを書き換えたり削除してしまうことは、人間なら誰しもあり得るためです。

「データ損失保護」の機能について、詳しくは「【1Password】削除したアイテムを復元しよう!変更履歴も表示」の記事をご参照ください。

【1Password】削除したアイテムを復元しよう!変更履歴も表示
1Passwordのアイテムの変更履歴を表示し、変更前の状態に戻す方法や、削除したアイテムを復元する方法を説明します。 1Passwordは、アイテムに変更を加えるたびに変更前のアイテムが保存され、変更履歴から元に戻せます。また、ゴミ箱内の...

データ損失保護機能も重要でしょ?

うん。私はおっちょこちょいだから、データを誤って削除したり、書き換えてしまうことはありそうだから、1Passwordサブスクリプション版が私に向いてるわ。

サブスクリプション版としてデータ損失保護機能も使用できる、1Password3年版はこちらからどうぞ!

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ファミリーアカウント機能が使えない

また、1Password買い切り版では使えない、重要な機能4つのうちの3つ目、ファミリーアカウント機能について説明します。

1Password買い切り版では「ファミリーアカウント機能が利用できない」といういうのは、1Passwordファミリーのメンバーとしての機能が使えないということです。

1Passwordファミリーというのは、家族間で激安価格で1Passwordを使用できるサブスクリプション契約のことです。1Passwordファミリー3年版として利用すれば、さらに激安価格で1Passwordを利用できるので、詳細はこちらの記事をご参照ください。

1Passwordファミリーの役立つ特有の機能としては、例えば1Passwordファミリーメンバーの中で、

  • マスターパスワードを忘れてしまった
  • マスターパスワードを書き記した紙を紛失した
  • シークレットキーを紛失した

等の理由により1Passwordにログインできなくなった場合でも、1Passwordファミリーの管理者によりメンバーのアカウントの回復を行い、ログインできるようにしてくれます。

そのため、1Passwordを一人ではなく夫婦や家族などの複数人で使用する場合は、1Passwordを個人版として利用するのではなく、1Passwordファミリーで利用する方がお得であり、機能面においても適していると言えるでしょう。

詳しくは、「【1Passwordファミリーとは】機能/利便性/メンバー管理権限/価格比較」の記事をご覧ください。

【1Passwordファミリーとは】機能/利便性/メンバー管理権限/価格比較
1Passwordファミリーとは何か知りたいですか? 1Passwordファミリーの使用可能人数や機能、インストールできる端末数や管理人の権限、月額・年額のサブスク料金やメンバーが○人の場合等複数条件下でどれだけ得か価格比較をご紹介! 子ど...

他にも、1Passwordファミリーアカウントの特有の機能としては、

  • 自宅Wi-Fi(無線LAN)のパスワードや、
  • 共有クレジットカード情報

などを、家族全員がアクセスできるようにする、というものもあります。1Passwordファミリーでパスワードやクレジットカード情報を共有する機能について、詳しくは「1Passwordファミリーで「パスワードを共有する」方法」の記事をご参照ください。

1Passwordファミリーで「パスワードを共有する」方法
自宅Wi-Fi(無線LAN)のパスワードや、共有クレジットカード情報などを、家族全員がアクセスできるようにする方法を説明します。 1Passwordファミリーでは、家族のメンバー間で保管庫を共有することができます。以下に挙げるようなパスワー...

1Passwordファミリーは、ITに不慣れな子供や高齢者がいる家庭向けだね!

うん、でも実はそれだけじゃないんだ!
たとえ夫婦二人だけで1Passwordファミリーを利用するとしても、1Password個人版より割安価格で利用できるんだ!
しかも、1Passwordファミリー3年版ならさらに割引されるよ!

【1Passwordファミリー3年版を買うべき理由】最安/安全/共有/回復/責任
1Passwordファミリー3年版を買うべき理由を知りたいですか? 最も割安で家族全員の安全性が高まる点や、手軽に安全にデータ共有可能な点を踏まえ、アカウント回復機能や責任共有できる点をご紹介! 長期で使用する1Passwordの性質を学び...

したがって、1Password買い切り版では1Passwordファミリーアカウント(機能)の利用ができないということは、1Passwordを個人ではなく家族で利用したい人にとっては、大きなデメリットとなります。

超激安価格で1Passwordを利用できる、1Passwordファミリー3年版は以下のリンク先からご購入ください。

1Password

アップデートされないので最新機能が追加されない

さらに、1Password買い切り版では使えない、重要な機能4つのうちの最後の4つ目として、1Password買い切り版はアップデートされないので、最新機能が追加されないというデメリットもあります。

具体的に言うと、1Passwordを購入した当初は、買い切り版であろうとサブスクリプション版であろうと機能はほぼ同等です。しかし一定期間1Passwordの使用を継続していくと、1Password内の整理(ソート)機能がより便利になったり、セキュリティ機能が追加されたり、様々な面で改善が見られます。

1Passwordの最新バージョンにアップデートすることによる、機能改善やバグの修正点の具体例としては例えば、

の記事で紹介しているものを指します。

機能改善の一例を挙げると、例えば1Password買い切り版では、2021年3月9日に正式リリースされた1Passwordのバージョン7.8の最新機能の一つである、「Apple WatchでMacの1Passwordロックを解除する」という機能ですが、1Password買い切り版はこれら最新機能を使うことができません。そのため、せっかくApple Watchを買ったのに、1Passwordに備わっている機能を最大限使いこなせないということになってしまいます。具体的な、Apple WatchでMacの1Passwordロックを解除する方法や、セキュリティの仕組みについて、詳細はこちらの記事をご参照ください。

これらの機能改善やバグの修正が、1Passwordサブスクリプション版は即反映されますが、買い切り版の場合は反映(アップデート)されることがありません。

したがって、1Password 買い切り版はこれらの様々な最新機能が使えないことにより、作業効率やセキュリティレベルも頭打ちになるので、最新機能を使用して業務の効率化を図りたい方は、1Password サブスクリプション版を使用するべきであると言えるでしょう。

1Passwordはアップデートされるたびに使いやすくなっていくんだよ。

生産性を高めたいビジネスマンや経営者は、サブスクリプション版が向いてるね。

サブスクリプション版としてアップデートされるため、最新機能を使用できる1Password 3年版はこちら!

1Password

 

なお、1Passwordサブスクリプション版を最新版にアップデートする方法は以下の記事を参考にされてください。

 

1Password買い切り版のデメリット【同期方法がローカル】

1Password 買い切り版のデメリットの四つ目は、同期方法がローカルであるという点です。

ローカルとは、インターネットに接続されていなくても利用できる、パソコン内のハードディスクを指します。つまり、1Password買い切り版のデータは、サブスクリプション版とは異なり、クラウド上ではなく、自分が使用しているパソコンの中のハードディスクに保存されるのです。

1Password買い切り版の同期方法がローカルであることにより、大きく分類すると「4つの問題」が生じてしまいます。次の章でそれぞれの問題を詳しくみていきましょう。

なお、1Passwordのデータを、

  • Windows
  • Mac
  • iPhone
  • iPad
  • Android

などの端末間で同期する方法や、1Password会員(サブスクリプション版)とスタンドアロン版のメリット・デメリットを比較したい場合は、「1Passwordデータの同期方法。会員とスタンドアロン版を比較【メリット・デメリット】」の記事をご覧ください。

1Passwordデータの同期方法。会員とスタンドアロン版を比較【メリット・デメリット】
1Password買い切り(スタンドアロン)版かサブスクリプション版かで悩んでいる方必見! 1Passwordのデータを、 Windows Mac iPhone iPad Android などの端末間で同期する方法を説明します。 1Pass...

手動で同期する必要がある

ローカルで同期するという1Password買い切り版のデメリットにより生ずる1つ目の問題は、手動で同期する必要があるという点です。

まず1Password買い切り版は、1Password内に保存したパスワード情報を、複数端末間で同期するためには、手動で同期する必要があります。具体的には、まず1Password買い切り版の保存してあるデータをエクスポートして、iCloudiCloudやDropboxDropboxなどのクラウド上にアップロードする必要があります。

そして、他の端末の1Passwordにインポートすることで、データを同期することができます。この手順が本当に面倒です。というのも、パスワード情報を変更するたびに、エクスポートとインポートを繰り返さねばならないからです。

1Password買い切り版のデータを、iCloudiCloudやDropboxDropboxを用いて同期する方法について、詳しくは以下2つの記事をご覧ください。

1PasswordをiCloudと同期させる方法【Mac・iOSごとに説明】
1PasswordはiCloudと同期させることができます。また、MacやiOS端末のプライマリスタンドアロン保管庫もiCloudと同期させることができるので、この記事でそれぞれの手順を説明していきます。 アドバイス: データを他の端末にも...
1PasswordをDropboxと同期させる方法【スタンドアロン保管庫向け】
1PasswordをDropboxと同期させる方法を説明します。1Passwordのスタンドアロン保管庫はDropboxを通して、 Mac Windows iOS Android のすべての端末で、同期させることができます。この記事で各端末...

1Password買い切り版の同期って面倒くさいのね!

初心者が買い切り版を購入しても同期が面倒で使わなくなるから、まずはサブスクリプション版がおすすめ!

もちろん、スマホやタブレット等のモバイル端末に1Password無料版をインストールすれば、試用期間14日間経過後であったとしても、1Password買い切り版のデータを閲覧することは可能であり、(=読み取り専用)なお、この方法を「1Passwordを無料で使う裏技」と呼ぶ人も居ます。しかし、1Password内のアイテムを

  • 新規作成したり、
  • データを編集したり

することができません

では例えば、iPhoneやAndroid等のモバイル端末の「1Password無料版アプリ」の試用期間14日間経過後に、もし外出先でパスワードを変更した場合は、どのような問題が生じうると思う?

 

一旦は変更後のパスワードをどこかにメモしておいて、帰宅後に1Password買い切り版でパスワードの変更作業(編集)を忘れずに行わないと、正しいパスワードを1Passwordで管理できなくなってしまうという問題が生じるわ!

また、WindowsやMacの1Password無料版の場合は、試用期間14日間が経過すると、1Passwordへのログイン自体ができなくなります。そのため、他の端末の1Password買い切り版で作成したデータのアイテム閲覧・編集・新規作成をしたい場合は、1Password買い切り版(スタンドアロン版)のライセンスを、使用する端末の台数分追加購入する必要があります。

つまり、例えば、

  • Windows デスクトップPCと
  • WindowsノートPCと
  • Mac

の合計3台を持っている場合は、3つの1Password買い切り版を購入しなければ、各端末の1Password内のアイテムの閲覧・編集・新規作成をすることができないということです。

1Password買い切り版を複数端末間で同期せずに使用するだなんて、考えないほうが良いよ。

買い切り版は、ただでさえ初期費用が高いのに、複数購入するとしたらさらに高額になるのね。

 

例えば、手動で同期する必要性によって生じうる問題としては、もし1Password買い切り版に登録している情報が同期されなかったために、外出先で何度試してもログインすることが出来ず、「そういえば1Password買い切り版のデータを同期してなかったのかもなぁ…」、などと気が付き、後悔するという場面がありえます。

まさかこんな事になるなら、1Password買い切り版ではなくサブスクリプション版にしておけばよかったと後悔するということだよ!

その結果、1Passwordを同期するために再度帰宅しなければいけない、などという事態にまで発展する可能性もあるでしょう。

つまりこのような手動同期による問題を回避したければ、1Password買い切り版は安易に購入するべきではなく、同期可能な端末が無制限の1Passwordサブスクリプション版を購入すべきだということなのです。

同期できない1Passwordを使うぐらいなら、Evernoteにメモった方がマシだわ。

1Password買い切り版データの同期失敗を回避したい方は、以下の記事を参考にされてください。

 

サブスクリプション版として、端末数の制限なく自動同期がされる1Password 3年版はこちら!

1Password

 

iCloudやDropbox経由で同期することで生じる問題

また、1Password買い切り版のデメリットとして、1PasswordデータがPC内のローカルに保存されるということは、iCloudiCloudやDropboxDropbox経由でデータを同期する必要性によって様々な問題が生じるということも意味します。これがローカルで同期することにより生じる問題の2つ目です。

具体的に言うと、1Passwordのデータ保存先がクラウド(サブスクリプション版)かローカル(買い切り版)かによって利便性の面でも、セキュリティの面でも問題が生じます。

利便性の問題

まず利便性の面の問題点として、1Password買い切り版は同期に時間がかかるという点が挙げられます。

1Passwordのデータ保存先がクラウドである、1Passwordサブスクリプション版の場合は、パスワード情報を作成・編集し保存したら、瞬時に全ての異なるOS端末間での1Password情報も自動的に書き換えられます。

1Passwordサブスクリプション版は使いやすそうね。

一方で1Password買い切り版は、ローカルの保管庫にパスワード情報を作成・編集して保存した後にiCloudiCloudやDropboxDropbox経由でも同期する必要があるので、データの同期をするためにより多くの時間がかかります。その結果、ローカルのパスワードが変更・保存されたとしても、iCloudiCloudやDropboxDropbox経由でも同期しなければ、異なる端末間でパスワード情報の変更が反映されていない、という状態になってしまう可能性があるのです。

1Password買い切り版はサブスクリプション版と比べて、同期が完了するまでに時間がかかるから、利便性という点で劣るよ。

セキュリティの問題

次にセキュリティの面の問題としても、1Password買い切り版はリスクがより高いです。

例えば、万が一 iCloudiCloudやDropboxDropboxに不正アクセスされてしまった場合、1Password内に保管されている保管庫のデータも盗まれ、1Password内に保管されているパスワード情報が流出してしまうことにも繋がります。

つまり、1Password 買い切り版を使用することによって、個人情報流出のリスクが上がるということです。

その他の問題

また、1Password買い切り版の保管庫データがローカルに保存されることによる、「パスワード情報の変更が反映されない問題」が生ずる場面は他にも考えられます。

具体的に言うと、

  • iCloudiCloudやDropboxDropboxとの同期が、PC環境上の不具合サーバー側の問題があって正常に完了しない場合、
  • パスワードが保存されていない状態でパソコンをシャットダウンしてしまったり、1Passwordアプリを閉じてしまった場合、

各端末との同期が完了していないため、パスワード情報の変更が反映されないのです。

もしiCloudかDropboxのサーバーがダウンしてしまったら、その間は1Password買い切り版は同期できなくなってしまうということね!

つまり1Password買い切り版はパスワード管理ツールであるにも関わらず、

  • クラウドストレージ(iCloudiCloudやDropboxDropbox)の接続不良や、
  • PCのローカル環境

等の問題によって、不完全なパスワード管理ツールに早変わりしてしまう可能性があります。また、不完全なパスワード管理ツールの使用を継続し続けることによって、いつかは何らかの不具合が生じてデータを失ってしまう可能性もあります。

もちろん、iCloudiCloudやDropboxDropbox経由で1Password同期が上手くいかない場合の対処法は、あることはあるのですが、手順が複雑であり面倒です。具体的にどのような対処法なのかについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

したがって、常に複数端末間のデータを安全にストレスなく同期したいと考えるのであれば、クラウド上にパスワード保管庫を直接保存することができる、1Password サブスクリプション版を購入されることをお勧めします。

1Passwordのソフト開発元Agilebits社も、「いずれは全ての1Passwordはサブスクリプション版に移行する」と言っているよ。

それはきっと、1Password買い切り版だと同期面での限界や不具合があるからなんじゃないの?

1Passwordサブスクリプション版としてストレスなくデータを同期できる、1Password3年版はこちらのリンク先からどうぞ!

1Password

 

天災(津波・火災・地震)・紛失・盗難リスク

さらに1Password買い切り版のデメリットとして、1PasswordデータがPC内のローカルに保存されるということは、

  • 津波や
  • 火災、
  • 地震

等の天災や、

  • PCの紛失
  • 盗難

等の被害に遭ってしまったら、1Passwordデータを失ってしまうことを意味します。

これがローカルで同期されることにより生じる問題の3つ目です。

1Password買い切り版のデメリットであるローカル保管リスク(災害・紛失・盗難)について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

1Password買い切り版のデメリット=ローカル保管リスク【天災(津波/火災/地震)・紛失・盗難】
1Password 買い切り版(スタンドアロン版)のデメリットとして、1Password データがローカルに保管されるという点が挙げられます。1Passwordのデータがクラウド上ではなくローカル(PCの中)に保存されているため、パソコンが...

1Password買い切り版のデータはPCの内部に保存されるので、もし地震や津波にあって自宅PCが破損したら、1Passwordデータを全て失うことになるんだよ!

たしかに災害時は、クラウド上に保管しておいた方がデータを安全に保護できるね。その点も1Passwordサブスクリプション版が優れているよね。

災害でデータを失いたくない人は、1Passwordデータがクラウド上に保存される1Password 3年版がおすすめなので、以下のリンク先からご購入ください。

1Password

 

iOSやAndroidで購入(使用)できない

1Password買い切り版のデメリットとして、ローカルに1Passwordデータが保存されることにより生じる問題の4つ目は、iOS( iPhone・iPad)やAndroidなどのモバイル端末で、1Password買い切り版を購入できない(使用できない)という点です。

iPhone

日本では特にiPhoneを使っている人が多いですが、1Password買い切り版を iPhone で使用(購入)することは不可能です。

1Password買い切り版は、App Storeでは購入できないから、iPhone(iPad)にインストールすることはできないという意味だね!

モバイル端末の1Password無料版は14日間の試用期間が経過した後でも、買い切り版のデータをiCloudiCloudかDropboxDropbox経由で同期すれば、アイテムを閲覧することだけは可能だよ!でも読み取り専用だから、アイテムの新規作成や編集はできずに不便なんだよね…

もちろん、

  • iPhoneやAndroidにインストールした1Passwordサブスクリプション版と、
  • WindowsやMacにインストールした1Password買い切り版

のそれぞれを契約・購入すれば、各データのアイテムの新規作成や編集をすることは可能です。

つまり、既に1Password買い切り版を使用している場合、 モバイル端末でも1Passwordアイテムの新規作成や編集を使いたければ1Passwordサブスクリプション版も契約する必要があり、1Password買い切り版とサブスクリプション版の両方の金額を二重で負担する必要があります

1Password買い切り版のコストは、前の章(1Password買い切り版のデメリット【値段が高い】)で学んだ通り、最低でも6,231円くらいはするよ。

つまり既に1Password買い切り版ユーザーであり、iPhoneでも1Passwordを使いたい場合は、買い切り版のコストとして支払った6,231円に加えて、1Password サブスクリプション版の月額支払450円、あるいは年額支払3,900円のどちらかのコスト負担する必要があるということね!

なお、

  • Windowsか
  • Mac

で使用している1Password買い切り版と、 iPhone で使用している1Password サブスクリプション版の、それぞれの1Password内のデータを同期しようとする場合は、前述の通り iCloudiCloudか DropboxDropbox経由でしか同期することができません。そのため、同期するために面倒な手間が掛かる事になってしまいます。詳しくは「【1Password買い切り版デメリット】iPhoneで購入不可【同期iCloud・Dropbox】」の記事をご参照ください。

【1Password買い切り版デメリット】iPhoneで購入不可【同期iCloud・Dropbox】
1Password買い切り版のデメリットとして、iPhoneで購入できない点をご紹介! 買い切り版とサブスクリプション版の両方の料金が生じる点や、iCloud か Dropbox経由で同期する手間が煩雑という点を説明します。 1Passwo...

1Password買い切り版は、ただでさえ初期費用が高額なのに、さらに1Passwordサブスクリプション版の費用まで二重で負担したら損するよね!?

うん。iPhoneやAndroid等を使っているスマホユーザーにとって、WindowsやMac等の別端末でわざわざ1Password買い切り版を購入するメリットはほとんど無いとも言えるね。

これらの理由から、もし1Passwordを iPhone(iPad)やAndroid等のモバイル端末で使用したければ、1Password買い切り版ではなく、1Passwordサブスクリプション版を購入しましょうサブスクリプション版として、1Passwordを使用することができる、1Password 3年版はこちらのリンクからご覧ください。

1Password

 

1Password買い切り版のデメリット【手間がかかる】

1Password 買い切り版の五つ目のデメリットは手間がかかるという点です。

具体的には、前述の1Password買い切り版のサポートが終了してしまった時に、他の1Password商品や他社製のパスワード管理ツールを購入する必要があります。つまり、

  • ①1Password買い切り版を再度購入するべきか、
  • ②それとも1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるべきか、
  • ③あるいは他社製に乗り換えるか
  • ④またはパスワード管理ツールの使用自体をやめるべきか

の検討をする必要があるということです。

このように、1Password買い切り版のサポート終了時にどうすべきか悩み検討する手間がかかるという買い切り版のデメリットについて、詳細は「1Password買い切りデメリット=手間がかかる【サポート終了時に悩み検討する】」の記事をご参照ください。

1Password買い切りデメリット=手間がかかる【サポート終了時に悩み検討する】
1Password買い切り版(スタンドアロン版)のデメリットとして、システムのサポートが終了した後どうするべきかと悩み検討する手間がかかる点を説明します。 具体的には、  1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるべきか、 他社製の...

また、上記③の選択肢である、1Password以外の他社製のパスワード管理ツールではダメな理由については「【1Passwordを購入すべき訳】なぜ無料版や他社製ではダメなのか?」の記事をどうぞ。

【1Passwordを購入すべき訳】なぜ無料版や他社製ではダメなのか?
1Passwordを購入すべき理由について説明します。世の中には無料のパスワード管理ツールや、また1Password以外にも有料のパスワード管理ツールが存在します。それらのツールではなく、なぜ1Passwordを購入して使用するべきなのかと...

買い切り版のサポート終了毎に悩む可能性があるのね。

 

「自分は1Passwordの買い替えのことで、生涯で何回悩むことになるんだろう」と怖くなるでしょ?

あなたがもし1Password買い切り版(スタンドアロン版)を使用し始めてから後に、上記の②の選択肢である「1Passwordサブスクリプション版に乗り換える」としたら、1Password買い切り版の中に保管されているデータの引っ越し作業自体には大きな手間はかかりません。

しかし実は、「1Passwordサブスクリプション版に乗り換える」と一口に言っても、1Passwordサブスクリプション版には支払い方やプランなど、複数の選択肢があるため、サポート終了時に毎回調べたり比較したりして悩むことになるはずです。

1Passwordサブスクリプション版の支払い方やプラン(複数の選択肢)というのは、例えば、

  • 1Password月額支払い
  • 1Password年額支払い
  • 1Password3年版
  • 1Passwordファミリー
  • 1Passwordファミリー3年版

などです。

サブスクリプション版の中でも、「3年版」は悩む頻度を最小限に抑えられそうね!

パスワード管理の手間を減らすために1Passwordを使うんだから、悩む手間も減らせる「3年版」が最も合理的な選択肢なんだよ!

1Password3年版や、1Passwordファミリー3年版は以下のリンク先から購入可能です!

1Password

 

なお、1Passwordの使用を辞めて、他社製のパスワード管理ツールに乗り換える際は、大きな乗り換えの手間がかかってしまいます。というのも、パスワード管理ツールというのは多数存在しますが、全てのパスワード管理ツールにおいて共通のデータ保存ファイル形式というものは存在しないからです。

だから1Password買い切り版から他社製のパスワード管理ツールに乗り換える際に、1Password内に保存されているパスワード情報について、ゼロから手入力で引っ越し作業をするリスクもあります。そのため1Password買い切り版のサポート期間が終了してしまった場合に、

  • 1Password サブスクリプション版に乗り換えたり、
  • 別のパスワード管理ツールに乗り換えたり

する場合は、引越しや検討の手間が発生するということが、1Password買い切り版のデメリットであると言えるでしょう。

互換性がないと、1Passwordからデータを移行出来ない可能性もあるね。

データ移行で文字化けしたら、大切なパスワードが読み取れなくなっちゃうかも…

ちなみに、1Password買い切り版はデータ引っ越しの手間がかかりますが、それと同様に1Passwordサブスクリプション版の一つである1Password 3年版を使用する際にも、既存アカウントから新規アカウントへ、1Password内のアイテムを引き継ぐ(引っ越しをする)必要があります。

しかし、「【1Password3年版】既存アカウントから新規アカウントへの引継ぎ方」の記事を読めば、OS毎のデータ移行作業の手順が画像付きで分かりやすく解説されているので、まずくことなく1Password3年版へのスムーズなデータ移行が可能です。

【1Password3年版】既存アカウントから新規アカウントへの引継ぎ方
1Password 3年版について知りたいですか? 割安価格で購入できる1Password 3年版を使用するためには、既存アカウントから新規アカウントへ、1Password内のアイテムを引き継ぐ必要があります。 なぜなら、既に1Passwo...

1Password 3年版への引っ越しは簡単にできるんだよ。

(でも1Password 3年版は、同じ1Password同士なんだから、データ移行できて当たり前なような気が…)

サブスクリプション版として利用できる、1Password 3年版は以下のリンク先から購入できます。

1Password

 

1Password買い切り版のデメリット【まとめ】

この記事では、1Password 買い切り版のデメリットを五つ説明してきましたので、まとめとして駆け足で要点を再度説明します。

まず1Password 買い切り版のデメリットの一つ目は、値段が高額であるという点です。サブスクリプション版よりも、初期費用が買い切り版の方が高額であるため、長く使用を継続しなければ元を取ることができません。だからといって、1Password買い切り版セールが開催されている時に焦って買うと損をする可能性があります。なぜなら、1Passwordは海外で開発された商品なので、カナダドルと円の為替レートの影響を受けることで価格が変動するためです。

しかしもちろん、サブスクリプション版の方が長期で使用を継続した場合にコストがかさんでしまいますが、1Password 3年版を購入すれば、サブスクリプション契約を割安に利用することが可能です。1Password 3年版は以下のリンク先から購入できます!

1Password

1Password買い切り版のデメリットの二つ目は、使用可能期間が有限であり、サポートが終了した場合は再度別の1Passwordや他社製のパスワード管理ツールを購入する必要があります。そのため1Password 買い切り版を永久に使うことは不可能であるということを認識してください。

1Password買い切り版のデメリットの三つ目は、最新機能が使えないという点です。

まず、1Password買い切り版は、多要素認証の機能が使えないという致命的な欠陥を抱えています。この多要素認証という機能は、1Passwordだけに備わっている固有の機能であり、他社製のパスワード管理ツールにはありません。また1Password買い切り版は、データ損失保護機能やファミリーアカウント機能も使用できません。

そして、1Passwordの最新機能は日々アップデートされており、1Password サブスクリプション版は最新バージョンのリリースとともにアップデートがすぐに反映されます。一方で1Password 買い切り版は、最新機能がアップデートされることはないため、長期で使用継続していると買い切り版の方がサブスクリプション版と比較して作業効率が劣ってしまいます。そのため、特に生産性を高めたいビジネスパーソンは、1Password買い切り版ではなく、サブスクリプション版を購入すべきです。

1Password 買い切り版のデメリットの四つ目は、1Password 保管庫のデータは買い切り版の場合はローカルに保存されるという点です。

1Password買い切り版の保管庫のデータがローカルに保存されることによって、問題が4つ生じてしまうことになります。

まず問題の1つ目は、1Password内に保存したパスワード情報を複数端末間で同期するためには、手動でエクスポートとインポートをしたデータを、iCloudiCloudかDropboxDropbox経由で同期する必要があるという問題です。毎回変更したデータを手動同期するのはとても面倒だし、同期し忘れると外出先でログインできず、自宅に帰らないといけない、という不測の事態に陥る可能性もあります。

また1Password買い切り版のデータは、iOSやAndroidのモバイル端末の1Password無料版の試用期間14日間が経過した後では閲覧のみ可能で、編集することはできません(=読み取り専用)。これを回避したければ、1Password買い切り版を所有する端末の台数分購入せねばならず、コストがかさむから1Password買い切り版は辞めておくべきです。1Passwordデータを複数端末間で同期したい人は、サブスクリプション版が向いているのであり、1Password 3年版を購入すべきです。公式価格より割安な1Password 3年版はこちら!

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そして、1Password買い切り版のデータがPCのローカルに保存されるということにより生じる2つ目の問題は、1Passwordの同期の不具合が生じてパスワード変更が反映されないというリスクも生じるということです。従って、万が一パスワードを変更したにも関わらず、その変更後のデータがパソコンのシャットダウンやインターネット通信の不具合、またはiCloudiCloudやDropboxDropboxのサーバーダウン等の問題により変更されない場合、正しいパスワードを失ってしまうというリスクにもつながります。

さらに、1Password買い切り版のデータがPCのローカルに保存されるということにより生じる3つ目の問題は、津波や地震、またはPCの紛失・盗難等の被害に遭った時に、PC内に保管されているデータも失ってしまうことです。そのため、1Password買い切り版は、サブスクリプション版とは異なり、常に1Passwordのデータ消失のリスクと隣合わせで1Passwordを使用することになります。

最後に、1Password買い切り版のデータが、ローカルに保存されることにより生じる4つ目の問題は、iOS( iPhone・iPad)やAndroidなどのモバイル端末で、1Password買い切り版を購入できない(使用できない)という点です。iPhoneやAndroidユーザーが1Passwordを制限なしで使用したい場合はサブスクリプション契約をする必要がありますが、買い切り版に加えてサブスクリプション版の契約を二重で行うことで支出が増えてしまい、ただでさえ高額な1Password買い切り版の初期費用の元が取れなくなってしまいかねません。(繰り返しますが、モバイル端末では14日間の試用期間が経過した後の1Password無料版を使用して買い切り版のデータの閲覧のみは可能で、編集や新規作成は不可。)また、それらの同期方法はiCloudiCloudかDropboxDropbox経由なので面倒です。

これら4つの理由から、1Password買い切り版のデータの保管先がローカルであるという点は大きなデメリットであると言えるでしょう。

最後に1Password 買い切り版のデメリットの五つ目は、乗り換えの際に手間がかかるという点です。1Password買い切り版の使用可能期間を迎えてしまった場合は、別の1Passwordの購入に迫られます。その際に1Passwordサブスクリプション版に乗り換えるのであれば、さほど乗換コストはかかりませんが、別のパスワード管理ツールに乗り換える場合、最悪の場合ゼロから手打ちでデータを引っ越しする必要があります。というのもパスワード管理ツール間において統一されたデータ保存形式は存在しないためです。従って1Password 買い切り版は乗り換えの手間がかかることがデメリットであると認識しましょう。

 

つまりここまでの話の総まとめをすると、1Password買い切り版には

  • 値段
  • 期間
  • 機能
  • 同期
  • 手間

という5つの面でデメリットがあるため、1Passwordは買い切り(スタンドアロン)版ではなく、サブスクリプション版(1Password会員)を購入しましょう!

サブスクリプション版として、公式価格より1,600円お得に使用できる1Password 3年版はこちら!

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この記事で1Password買い切り版のデメリット5つを説明してきましたが、「デメリットを十分理解したが1Password買い切り版を使用してみたい」という人も中にはいるはずです。そこで1Password買い切り版の購入やインストール手順を学びたい方は、「1Password買い切り版の購入・インストール手順【Windows・Mac】」の記事をご参照ください。

1Password買い切り版の購入・インストール手順【Windows・Mac】
1Password買い切り(スタンドアロン)版のライセンス購入・インストール手順を知りたいですか? 「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事で、1Password買い切り版のデメリット5つを説明しま...

 

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