1PasswordをiCloudと同期できない時の対処法【スタンドアロン版】

1Passwordのスタンドアロン版において、ある端末で作成したアイテムが、別の端末では表示されない場合など、iCloudとの同期に問題が生じている時の対処法を説明します。

アドバイス
- iCloudの仕組みは複雑で、ネットワーク環境やソフトウェア構成など、さまざまな要因に左右されます。この記事によって、同期に関する問題の一般的な解決策を紹介します。
- この記事で説明するレベルは、あくまでも一般的なものであり、iCloudに関する問題を100％解決することはできません。そのため、もしこの記事で紹介する全対処法を試してもまだ同期できない場合は、スタンドアロン版の1Passwordではなく、より確実性の高い同期方法である、1Password会員に切り替えてください。

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1PasswordをiCloudと同期できない時の対処法

1Passwordが一部、または全端末のiCloudと同期しない場合は、以下のトラブルシューティングの手順を順番に試してください。

各手順の後、1PasswordがiCloudと同期しているかどうかを確認します（1Passwordでアイテムを作成し、それがすべての端末と同期するかどうかを確認します）。

その結果、まだ同期していない場合には、次の手順に進んでください。

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iCloudとの同期は、すべてのiOS端末が最新で、最新バージョンの1Passwordを使用している場合に、正常に機能する可能性が高いです。iCloudの同期に対応しているバージョンとしては、

が必要です。

1Passwordが、すべての端末でiCloudと同期するように設定されているかを確認します。

1PasswordをiCloudと同期する方法は、こちらの記事をどうぞ。

ChromeをデフォルトのWebブラウザとして使用している場合は、MacでiCloudの設定を完了できない可能性があります。そこで、Safariをデフォルトのブラウザに設定してから、もう一度同期を設定してください。

Macで、アップルメニューを選びます。 >システム環境設定をクリックし、iCloudをクリックします。iOS端末で、設定アプリを開き、iCloudを選択します。

次の2点を確認してください。

MacとiOS端末を再起動して、同期が再開されるかどうかを確認してください。

上記のすべてを試しても、1PasswordがiCloudと同期しない場合は、iCloudデータをリセットしてください。

重要
- iCloudデータをリセットすることは最終手段です。iCloudデータをリセットした場合は、端末上の1Passwordのデータは残ります。しかし、まだ同期していないデータ（新しいアイテムや既存のアイテムへの変更を含む）は失われますので注意してください。

iCloudデータをリセットする前に、1Passwordで同期を無効にしてください。各端末で、必ず同期を無効にする必要があります。

Mac：
- 1Passwordを開いてロックを解除してから、1Password>設定を選択します。「同期」をクリックしてプライマリ保管庫を選択し、「プライマリ保管庫と同期」を「なし」に設定します。
iOS：
- 1Passwordを開いてロック解除し、[設定]> [同期]> [同期サービス]> [同期を無効にする]の順にタップします。

次に、1PasswordでiCloudデータをリセットします。その際、一つの端末上でのみiCloudデータのリセットを行う必要があります：