達成したい目的から逆算する重要性を知りたいですか?
数値目標をどのように立てるべきかという具体例を踏まえ、なぜ目的から逆算して計画を立てるべきかをご紹介!
綿密な計画を立てても、繰り返し確認する事を怠れば成果は出ない訳を学びたい方必見!
【達成したい目的から逆算する】
達成したい目的から逆算し、数値目標を立て、繰り返し確認する事の重要性について説明しますが、まずは主に、達成したい目的から逆算することの重要性から説明します。
本気で何かを達成したければ、目的を達成するために目的から逆算して、相応しい目標を作成する必要があります。例えば現時点の手元の貯蓄が50万円しかない人が、5年以内に貯蓄を1000万円貯めて飲食店を起業する、という目的を立てた場合、1000万円の目的に対していつまでにいくらを貯めておくべきかという途中経過を、最終目的から逆算して計画を立てる必要があります。多くの人は目的を考えることなく、手当たり次第に「とりあえず試してみよう」と無計画であるにも関わらず、スタートしてしまう人が多いです。しかしそのような人の大半は、途中で自分の目指している目的地と今の現実との距離があまりに乖離しているために、どうせ努力しても無駄だろうと考え、いつかしら努力することをやめてしまいます。つまり自分を信じきれなくなって諦めて挫折してしまうのです。そのように、いわゆる三日坊主で終わるような人が共通して怠っていることが、スタートする前に目的から逆算して達成可能な目標を立てるというやり方です。最終目的を達成する人に共通していることは、最終目的を達成するまでの目標と、その目標達成をするための指標(数値)を決めてから達成できそうな場合にだけスタートするという点です。もし目標達成できなそう、うまく行かなそうであれば、最初からスタートせずに挑戦することを避けるという点が特徴的です。つまり、負け戦はせずに、7割くらいの確率で勝ち戦になるだろうと確信した時にだけ、挑戦するのです。その結果、無駄が発生しにくいので、その目的と競合しないような別の目的を複数持ちつつ挑戦し、達成し続けてしまうのです。冷静に考えてみれば誰でもわかることですが、
- 「やってみなければわからないぜ!」
- 「やらずに後悔するよりも、やって失敗した方が後悔は少ないぜ!」
などと根性論的に考えて挑戦する人に限って、失敗することが多いように感じます。「やらずに後悔するよりも―」などと口走っている時点で、大半の人は失敗するとも言えます。なぜならこのような人たちは挑戦することに価値があると見出しているのであって、成功・勝利し続けることには大した価値はない、とも捉えることができるからです。 したがって、スタートする前に一度立ち止まって、
- 今回の挑戦は成功する確率がどのぐらいあるのか?
- 本当に挑戦する価値があるかどうか?
ということを自問自答した上で、ある程度の成功の確信を持てた場合のみ、スタートするべきです。負け戦を連発することに価値があるのは、失敗した時の損失がゼロ、あるいはあまりに小さい場合のみです。失敗することで、取り返しのつかないような大きな損失を被ってしまうようであれば、成功の確信が持てない場合は挑戦を回避した方が無難でしょう。
【達成したい目的から逆算する】数値目標を立てる【Excelを活用する】
では具体的に、目的から逆算して目標を立てることをどのような方法で行うのが良いのかと言うと、Excelを活用するべきです。Excelを用いずに立てた計画は実用的とは言えません。なぜならば、当初計画した数値目標は、後に修正が必ず必要となるはずだからです。もちろん事前に計画を立てることは重要なことですが、あまりに綿密すぎる計画は無駄であると言えます。というのも実際のところはやってみなければ気がつかなかった障害などに後から気がつくことも多々あるからです。問題というのは、思った以上に多発します。例えば大事な顧客との面談をする際に、緊急事態が発生して行けなくなるということは頻繁にあります。言い換えると、いわゆる緊急事態というのは、実は思っていた以上に発生するものなのです。例えばあなたの家族が、何らかの緊急事態に見舞われる可能性はどのくらいあるでしょうか?急遽、
- 怪我をしてしまったり、
- 病気になってしまう、
- あるいは何らかの大切なもの盗難に遭ってしまう
など、緊急事態と呼ぶべき事柄は様々ですが、例えばあなたが
- 夫婦二人で
- 子供が二人いる
という4人家族であれば、その4人のうちの誰かが何らかの緊急事態と呼ぶべき事柄に直面することは多数あります。例えば妻の父親が大怪我をしてしまい緊急事態に直面した場合、妻は自分の父親の面倒を見るために大幅な予定変更をせざる得ない状況になったりします。その結果、妻の緊急事態は
- 夫の緊急事態、
- あるいは子供の緊急事態
にも波及しかねません。もちろんその逆も然りです。このように、いわゆる緊急事態というのは、多くの人が思っている以上に頻繁に発生してしまうものであると認識をするべきです。
話を元に戻すと、達成したい目的から逆算して目標を立てる際に、Excelを使用するべき理由というのは、当初の目標達成のかていにおいて緊急事態が発生したことによって修正する必要が出た場合、Excelで数値管理をしておけば、すぐに別の適切な目標に変更することができるようになります。頻繁に目標の修正が必要な緊急事態に備えて、Excelの使い方には慣れておくべきです。
さらに具体的な Excel の使い方について学びたい方はこちらの記事をどうぞ。

【達成したい目的から逆算する】数値目標を立てる【繰り返し確認する】
最後に、たとえ
- 目的から逆算して目標を立てて
- 達成できると確信した上で
- スタートした
としても、まだ大半の人は失敗してしまう可能性があります。つまりまだ大事なやるべきことが不足しており、失敗に至ってしまうのです。その失敗のよくある原因とは、ズバリ、自分が立てた目的や目標を潜在意識に刷り込むほど繰り返し閲覧していないから失敗してしまうのです。もし、絶対に目標達成するという気持ちがあるのであれば、立てた計画を
丸暗記して、何十回、何百回と繰り返し隙間時間に計画を確認することによって、目標達成までの道筋が鮮明に見えてくるでしょう。例えば、
- 朝起きた時、
- 家を出る時、
- 夜寝る前
などに目的と目標をこまめに再確認し続けるのです。その都度、数値を微調整する必要性に気づくこともあるし、新たな目標を定める必要があると気づくこともあるでしょう。いずれにせよ、一度立てた計画を見返さない行為ほど、もったいないことありません。目的から逆算して
- 目標を立て、
- 「きっとこれなら成功できるはず」と確信し、
- 努力を継続する
のであれば、その計画全体を丸暗記するぐらい何度も見返して、 数値目標数値を微調整していきましょう。そう心がけることによって、目標達成に対して何が不足しているか気づくことができるようになります。つまり、今まで見えなかった、「計画した当初は視界には入っているけれども、気づかなかった重要な盲点」等に気づくことができるようになるというイメージです。そうすることで、思わぬ落とし穴にはまることを回避でき、最終的には目的を達成することができるようになるはずです。
コメント