LastPass Enterpriseの使い方【クラウドアプリとは】

LastPass Enterpriseの使い方について知りたいですか?LastPassクラウドアプリの使い方や、2つのLastPassアカウントを併合する（一つにまとめる）方法を説明します。パスワード管理アプリの導入を検討中の経営者やビジネスパーソンは必見です。

LastPass Enterpriseの使い方

LastPass Enterpriseの使い方を説明します。

LastPassクラウドアプリとは何ですか？

クラウドアプリ（つまりSSOアプリ）は、社内で使用される一般的なオンラインツールであり、LastPass Enterprise管理者がシングルサインオン統合を設定しています。これにより、LastPassに使用するのと同じ資格情報を使用して、クラウドアプリにサインインできます。クラウドアプリにアクセスする方法はいくつかあり、手順は、LastPassアカウントに既にログインしているかどうかによって異なります。

LastPassクラウドアプリ

LastPassへのログイン中にクラウドアプリにサインインする

LastPassへのログイン中にクラウドアプリにサインインする手順を説明します。

LastPass Vault（保管庫）内から：

LastPassにログインし、次のいずれかを実行してVault（保管庫）にアクセスします。
1. https://lastpass.com/?ac=1に進み、ユーザー名とマスターパスワードでログインします。
2. Webブラウザーのツールバーで、LastPassアイコンをクリックし、[ My Vault（保管庫）を開く ] をクリックします。
左側のナビゲーションで[ クラウドアプリ]を選択します。
目的のクラウドアプリをクリックすると、シングルサインオンを介して自動的にサインインされます（LastPassに最初にログインしたため）。
確認メッセージが表示されたら、指定された認証アプリを使用してログインを確認します（クラウドアプリに多要素認証が必要な場合）。
これで、クラウドアプリにサインインしました。

クラウドアプリのサインインページにアクセスする：

LastPassにログインし、次のいずれかを実行してVault（保管庫）にアクセスします。
1. https://lastpass.com/?ac=1に進み、ユーザー名とマスターパスワードでログインします。
2. Webブラウザーのツールバーで、LastPassアイコンをクリックし、[ My Vault（保管庫）を開く ] をクリックします。
新しいWebブラウザーウィンドウまたはタブを開き、クラウドアプリのサインインページに直接移動します。
LastPassアカウントのユーザー名を入力し、サインインプロセスを続行します（すでにLastPassにログインしているため、シングルサインオンを利用します）。
確認メッセージが表示されたら、指定された認証アプリを使用してログインを確認します（クラウドアプリに多要素認証が必要な場合）。
これで、クラウドアプリにサインインします。

LastPassからログアウトしているときにクラウドアプリにサインインする

LastPassからログアウトしているときにクラウドアプリにサインインする手順を説明します。

新しいWebブラウザーウィンドウまたはタブを開き、クラウドアプリのサインインページに直接移動します。
LastPassアカウントのユーザー名を入力し、サインインプロセスを続行します。
LastPassサインインページにリダイレクトされます。LastPassユーザー名とマスターパスワードを入力し、[ ログイン ]をクリックします。
確認メッセージが表示されたら、指定された認証アプリを使用してログインを確認します（クラウドアプリに多要素認証が必要な場合）。
これで、クラウドアプリにサインインします。

もっと知りたい

2つのLastPassアカウントを併合する（一つにまとめる）方法

2つのLastPassアカウントを併合する（一つにまとめる）方法を説明します。

Vault（保管庫）のコンテンツを1つのアカウントからエクスポートし、別のアカウントにインポートすることで、2つのLastPass FreeアカウントまたはPremiumアカウントを組み合わせることができます。Vault（保管庫）アイテムを移行したら、サブスクリプションをキャンセルし（該当する場合）、使用されなくなったアカウントを削除できます。

注： 2つのLastPassファミリー、チーム、またはエンタープライズアカウントを併合するには、LastPassカスタマーサポートに連絡してください。

ステップ＃1：LastPassアカウントデータをエクスポートする

LastPassアカウントデータをエクスポートできます。LastPassバイナリコンポーネントがLastPass Webブラウザー拡張機能のインストールに含まれているかどうかによって、手順は異なります。

Vault（保管庫） IDを設定した場合は、すべてのIDの保存データをエクスポートする必要があります。

ステップ＃2：LastPassアカウントデータをインポートする

これで、前の手順でエクスポートしたアカウントデータをインポートできます。

注： LastPassはアイテムを共有フォルダにインポートすることはできません。エクスポートしたアイテムを共有フォルダにインポートするには、共有アイテムごとに、エクスポートされた.csvファイルのグループ列から「Shared-」テキストを削除してください。

2つのLastPass Premiumアカウントを組み合わせている場合は、Premiumサブスクリプションをキャンセルして、使用しなくなったアカウントの自動更新を無効にすることができます。

ステップ＃3：すべてのLastPassアカウントデータが移行されたことを確認する

（データをインポートしたばかりの）プライマリアカウントになるLastPassアカウントにログインし、Vault（保管庫） IDに保存されたデータを含めて、保存されているすべてのデータが移動されたことを確認します。

ステップ＃4：未使用のアカウントのLastPass Premiumサブスクリプションをキャンセルします（該当する場合）

ステップ＃5：LastPassアカウントを削除する

LastPassアカウントのすべてのデータが新しいプライマリアカウントに移行されたことを確認したら、不要になったアカウントは削除できます。

もっと知りたい

LastPass Vault（保管庫）データをエクスポートするにはどうすればよいですか？
LastPassのバイナリコンポーネントとは何ですか？
パスワードを他のソースからLastPassにインポートするにはどうすればよいですか？
LastPass Premiumの自動更新をキャンセルするにはどうすればよいですか？
LastPassアカウントを削除するにはどうすればよいですか？

LastPassセルフサービストレーニングポータルを使用する

あなたのチームメンバーがLastPassを使用することで、パスワード管理において世界トップクラスのセキュリティを構築することができます。LastPassを適切に使用できるように、トレーニングセッションでLastPassの主な機能と利点が説明されています。LastPassが提供するトレーニングセッションは自習型のコースで、完了するまでに約30分かかります。このコースは連続して受講できるように構成されていますが、レッスンはいつでも表示できます。

注：以下の手順は、割り当てられたCustomer Success Managerによってアカウントが管理されていない LastPassユーザーを対象としています。アカウントの種類がわからない場合は、LastPass管理者に詳細をお問い合わせください。

トレーニングポータルを開始する前に

サインアップするには、登録プロセスを進める前に「アクセスコード」が必要です。次の手順で次のアクセスコードを使用してください。

lastpass-101

登録

Webブラウザを開き、https：//lastpass.skilljar.comに移動します。
[ サインアップ ]タブをクリックします。
アクセスコードとしてlastpass-101を入力します。
姓、名、メールアドレスを入力してください。
パスワードを作成してから、新しいパスワードを確認します。
サインアップをクリックします。
これで登録され、提供された資格情報でいつでもこのトレーニングポータルにログインできます。

LastPassトレーニングポータル登録

サインイン

登録したら、次の手順でサインインできます。

Webブラウザを開き、https：//lastpass.skilljar.comに移動します。
[ サインイン ]タブをクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力してください。
サインインをクリックします。

注：パスワードを忘れた場合は、[ パスワードを忘れましたか？ ]をクリックします。メールアドレスを入力し、[ パスワードのリセット ]をクリックしてパスワードリセットリンクを送信します。

LastPassトレーニングポータル　サインイン

ナビ

サインインしたら、最初のコースレッスンをクリックして開始できます。これにはビデオコンテンツも含まれる場合があります。確認メッセージが表示されたら、提供された短いクイズを完了します。レッスンとクイズ全体を完了すると、コース修了証明書を受け取ります。下部にある[ PDFとしてダウンロード]をクリックして保存します。左側のナビゲーションで、[ 続ける… ]をクリックして、次のコースレッスンに進みます。

コース内のすべてのレッスンを完了すると、完成した各コースの上に「完了」バナーが表示されます。

LastPass GDPRに準拠していますか？

はい、準拠しています。LogMeInの製品はすべて、EU-DSGVOとも呼ばれる一般データ保護規則（GDPR）に準拠しています。詳細については、GDPRリソースセンターをご覧ください。

LastPass HIPAAは準拠していますか？

Health Insurance Portability and Accountability Act（HIPAA）は、患者の健康情報の機密性と完全性を保護するプライバシーとセキュリティの基準を求めています。

LastPassは、HIPAAの「対象エンティティ」としての資格はありません。これは、LastPass社が医療提供者、医療計画、医療情報センターではないためです。ただし、今日では、こうした多くのヘルスケア組織と協力して、より強力なパスワードポリシーへの準拠を構築しつつあります。

詳細については、LastPassテクニカルホワイトペーパーをご覧ください。