人生を RPG に例えることで、仕事や勉強などの生産性を向上させることができます。
- 人生を激変させるメリットや
- ゲーム感覚で仕事に取り組むことで生産性を上げることができる
等という点について説明していきます。
生産性を向上させたい、経営者やビジネスパーソンは必見です。

人生をRPGに例える理由
人生をRPGに例える理由を説明します。
私は日々仕事をしていると思うことですが、ゲームをするよりも現実世界の仕事の方が、何が起こるかわからないし楽しいです。
例えば私は子供の頃は、ソニーのPlayStation等でRPGゲームをやることが楽しかったのですが、今ではすっかりゲームに飽きてしまいました。

しかしその代わりに、私は現実世界でRPGゲームをやっているような感覚を常に覚えています。
もちろん、世の中には人生を悲観的に捉えて、うつ病になる人はたくさんいます。
しかし、人生はゲームと同様で、深く考えずに楽しむべきものです。
そこで、人生を RPG に例えることによって、精神面でのハードルを下げて、
- 仕事を楽しんだり、
- 様々なことに挑戦するきっかけにする
ことができるはずです。
なぜなら、RPGゲームの要素は、現実世界と全く同じだからです。
どのような点が似ているかを、具体的に見ていきましょう。

人生をRPGゲームに例えると
人生をRPGゲームに例えると、似ている要素が複数存在します。
それもそのはずで、開発した人が RPGを人生に例えて作ったからです。
人生をRPGに例えるメリットは、目標に向かって取り組むハードルを下げることができるという点です。
具体的に説明していきます。
ゲーム感覚で仕事に取り組むことで、生産性を上げることができる。
目標に向かって努力するということを複雑に考えるのではなく、 PlayStation のゲームをやることと同じように、物事を楽しむことができるでしょう
何事も楽しむことが重要です。
なぜならば、楽しくなければモチベーションを維持することができないので、長期継続することは難しいからです。
モチベーションを維持するコツについては、【モチベーション維持理論】内発的動機づけと外発的動機づけの具体例で詳しく説明していますのでご参照ください。
ゲーム感覚で仕事に取り組む具体例
ゲーム感覚で仕事に取り組む具体例を挙げて説明します。
ゲーム感覚で仕事に取り組むことで、業務の生産性は向上するでしょう。
例えば、何かの目標を達成するごとに、自分にご褒美を与えるようにすれば、それは立派なひとつのゲームになります。
他にも具体例を挙げると、プロサッカー選手はサッカーをすることが仕事です。
その仕事をゲーム感覚で取り組むことで、生産性は向上していきます。
ウォーミングアップという退屈な作業を、ゲーム感覚を取り入れることで作業自体を楽しむことができるでしょう。
サッカーのウォーミングアップにゲーム感覚を取り入れた動画がこちらです。
資格勉強をしてレベルUPを目指す
社会人になってからゲームばかりやっている人は、現実世界がつまらない人が多いと思います。
例えばゲームでは、現実世界よりも早くお金が貯まります。
また、現実世界よりも早く成長して強くなり、新たな魔法や特技を覚えることができます。
現実世界においてゲーム中の魔法習得を例えると、
- 宅建資格
- FP資格の取得
- TOEICスコアUP
などを通して新たな知識を得ることに該当します。
そのため、ゲームでは新たな魔法を駆使して、今まで倒すことができなかったモンスターやボスを倒しに行くことで、
- より高い経験値や
- お金
を得ることができます。

お金を貯めて装備を整え、仲間を増やす
そして、得たお金で
- 新しい武器や装備を買ったり
- 新たな仲間を増やしたり
します。
お金を貯めて物やサービスを購入する
例えば人生ではお金を貯めることで、
- 車や
- 住宅
を購入します。
また、仲間を増やして、起業する人もいるでしょう。
そして転職をして経験を積み、社会に貢献します。
現実世界では新しい資格や知識を駆使して、今までこなせなかった業務をすることができ、収入をアップさせることができます。
そして、得たお金で
- 新しい車や家を購入したり、
- 結婚して子供をもうけたりして、
家族を増やしていきます。

人生をRPGに例える問題点と対策
人生をRPGに例える問題点と対策について説明します。
現実世界という、進行スピードが速いRPGゲームをプレーするためには、乗り越えなければいけない複数の問題点があります。
その問題点について、どのような対策が考えられるのかを、それぞれ見ていきましょう。
問題点
まず、人生をRPGに例える問題点について説明します。
問題点1 現実世界の RPG ゲームはつまらない
現実世界の RPG ゲームは、つまらないというのが最大の問題です。
ゲームの進行速度が遅く、いつまでたっても経験値もお金もたまりません。
人によっては、
- 60歳になっても
- 80歳になっても
経験値とお金が貯まらない人もいます。
しかしそのような人は、努力が足りないのです。
以下に詳しく説明します。
膨大な下積みの努力が必要
現実のRPGは、一度波に乗るまで、膨大な下積みの努力が必要です。
RPGゲームよりも進行スピードを速くするためには、年齢が若いうちは遊んでいる暇などありません。
空いた時間は全て自己投資に費やし、自分の能力を磨き続けなければなりません。
しかし、若いうちに周りが遊んでいる時に我慢をして、人一倍努力をしておきさえすれば、一生飽きることのないRPGゲームを現実世界でプレイし続けることができます。
問題点2 失敗してゲームオーバーになったら取り返しがつかない
現実世界の RPG ゲームは、失敗してゲームオーバーになったら、取り返しがつかないからと、挑戦を避ける人がたくさんいます。
確かに失敗すれば、
- 大損してしまったり
- 辛い思いをする
人もいるでしょう。
そのため、失敗を恐れて挑戦することを避けてしまうのです。
対策
ここまで説明してきた、
- 「現実世界は、RPGゲームとは異なり、進行スピードが遅いのでつまらない」
- 「現実世界は、失敗してゲームオーバーになったら取り返しがつかない」
等という問題点を解消するために役立つ、4つの対策を説明していきます。
対策1 現実世界の進行スピードは上げることができる
ゲームと現実世界との違いは進行スピードですが、努力次第で現実世界の進行スピードは上げることができます。
そのためゲームよりも現実世界のほうが、進行スピードが早くなる可能性すらありえます。
RPGゲームの要素は、そもそも現実世界と同じコンセプトで作られています。
そのため、ゲームよりも、現実世界の方を充実させることができれば、ゲームで得られるよりも多くの満足感を得ることができるはずです。

対策2 「死ぬこと以外かすり傷」と認識する
人は失敗を繰り返していくことによって、成長していくのです。
つまり、人生にゲームオーバーというものは、死ぬこと以外ありません。
この考え方は、NewsPicks Book編集長 箕輪厚介氏によるベストセラー書籍「死ぬこと以外かすり傷」で主張されていることと同様です。
箕輪氏がこの本で紹介する
- 「働き方」や
- 「生き方」
は、現実世界の RPG ゲームをプレイする上で、きっと参考になるはずです。
対策3 経営者になれば、自分でRPGゲームを作ることが出来る
別の誰かが作ったRPGゲームよりも、自分自身で作っていくRPGゲームの方が楽しいだろうし、得られる満足感も高いはずです。
スキルが上がり、経営に携われば、周りの環境を変える力が備わってきます。
例えば経営者になれば、自分の決定権が拡大するので、より自分の影響力を周りの環境に発揮し、環境を変えていくことができます。
その結果、外部からの影響を及ぼされ、敷かれたレールに沿って進むよりも、
- 自分の影響を外部に及ぼし、
- 自分で道を作っていく
方が得られる満足感は高まります。
そのためには、繰り返しになりますが、若いうちに自分を磨き、ドラクエでいうレベルアップを繰り返す必要があります。
そうすることで、あなたは現実世界を、ドラクエ以上にワクワクするRPGゲームに作り替えることができるでしょう。
対策4 仕事の生産性は、片付けをすることで向上する
仕事の生産性は、片付けを日々行うことによって向上します。
なぜならば、必要な情報が整理整頓されていなければ、業務を円滑に行うことはできないからです。
しかし片付ける作業は、誰にとっても面倒で忙しいと、ついほったらかしにしてしまいます。
そこで片付けをゲーム感覚で行うことにより、取り組むハードルを下げることができます。
例えば、「毎日部屋の壁に表を作成して、片付けをすればシールを貼る」、などといったポイント制のゲーム感覚を取り入れるのです。
その結果、シールで埋まっていく表を日々眺めることで、片付けへのモチベーションを維持することができるでしょう。
部屋に限らず、
- カバン
- デスク
- 時間
- 人間関係
等、人生すべてをスリム化したい方は、メンタリストDaiGo氏の著書「人生を思い通りに操る 片づけの心理法則」がオススメです。

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