デュアルディスプレイの効率的な使い方を知りたいですか?
2台目のモニターも1台目と同等性能のものを用意するべき点を踏まえ、常に両方の画面を使うべき点や縦横置きを組み合わせるべき点、ブラウザのタブは開きっぱなしにするべき理由をご紹介!
デュアルディスプレイを最大限活用するため、PCのどの部分を高速化させるべきか学びたい方は必見です!
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それ以外にも、デュアルディスプレイについて学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
【デュアルディスプレイ】効率的な使い方
デュアルディスプレイの効率的な使い方を説明します。
せっかくデュアルディスプレイのために2台目のディスプレイを購入したのですから、最大限活用すべきです。 トリプルディスプレイとしてPCを使用している私が、デュアルディスプレイを最大限活用できる効率的な使い方を紹介します。
2台目のモニターも1台目と同等の高性能のものを用意するべき
デュアルディスプレイの効率的な使い方として最も重要なことは、2台目のディスプレイモニターも1台目と同等の高性能のディスプレイモニターを用意するべきであるということです。ここで言う ディスプレイの性能というのは画面を表示する画質のことで、解像度のことでありません。
具体的に言うと私は3台のディスプレイを持っていますが、1台目と2台目のディスプレイの使用率はほぼ同等ですが、3台目のディスプレイは閲覧頻度が低いです。 従って1台目と2台目のディスプレイは、しっかりしたある程度高額な2万円程度のモニターを購入するべきですが、3台目の トリプルディスプレイ用のモニターは多少安いものでもかまいません。
例えばデュアルディスプレイ用の2台目モニターとして、こちらの高品質な商品がおすすめです。
デュアルディスプレイのモニターの選び方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
つまり1台目のディスプレイモニターと同等クラスの性能を持ったモニターを2台目のディスプレイにすることで、デュアルディスプレイを効率的に使うことができるようになります。
常に両方の画面を使う
デュアルディスプレイの効率的な使い方としては、常に両方の画面を使うという点も重要です。なぜなら、せっかくデュアルディスプレイを導入しているのにも関わらず、片方のディスプレイばかりを偏って使用していたらもったいないからです。つまりデュアルディスプレイを最大限活用するためには、両方のディスプレイ画面を均等に使用する癖をつけるべきです。
例えば Amazon や楽天のセールが行われており、あなたはどの商品を買うべきかで PCの前で悩んでいたとします。その場合、インターネットブラウザ Chrome で複数のタブを開いて検討すると思いますが、デュアルディスプレイであればその際に、両方のディスプレイ画面にブラウザを分割して閲覧することで、スムーズに商品説明欄を読むことができるようになります。しかし、ついつい以前までシングルディスプレイ時の癖で、デュアルディスプレイであることを忘れてしまうのです。具体的には、一つのディスプレイが未使用状態で、非効率に片方のディスプレイだけで作業をしてしまうのです。
私はトリプルディスプレイを使用していますが、なんらかのPCの作業に夢中になっていると、自分が3つディスプレイがあるのにも関わらず、1つのディスプレイだけで非効率なPC作業をしていることに気がつくことがあります。おそらく人間は夢中になると、今までの癖で、つい1つのディスプレイしか使用せずに作業をしてしまう傾向があると思います。そのため、常に複数のディスプレイを使用することを意識して作業をすることで、「惰性で1つのディスプレイだけを使用してしまうという悪い癖」を意図的に修正すべきです。
つまり、片方の画面が未使用になっていたら、とりあえずインターネットブラウザを空白(Google検索画面等)でも構いませんので、立ち上げておくことをお勧めします。そうすれば、常に両方の画面(デュアルディスプレイ)で、思考を妨げることなくブラウザを閲覧できるようになるでしょう。
デュアルディスプレイの配置は縦置きと横置きを組み合わせる
デュアルディスプレイの効率的な使い方として、デュアルディスプレイの画面配置は縦置きと横置きを組み合わせるべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイは縦置きと横置きのどちらでも使用することが可能です。 したがって、両方のディスプレイを同じ向きで使用するのではなく、それぞれ別々の縦置きと横置きで使用されることをお勧めします。 というのも縦置きと横置きでそれぞれ得意分野が異なっているためです。
デュアルディスプレイで記事閲覧や文章作成は縦、動画やExcelは横置き
具体的にどのようにデュアルディスプレイの配置で得意分野は異なっているのかと言うとニュースサイトなどの記事閲覧の場合や Google ドキュメントなどで文章作成する場合は縦置きのディスプレイを使用した方がスムーズに画面を使用することができます。一方で Amazon プライムビデオなどの動画視聴の際やエクセルで表を作成するときなどには横置きのディスプレイ配置で使用した方が画面を閲覧しやすくなります。 つまり各作業においてディスプレイ配置ごとの得意分野が異なっているため、デュアルディスプレイの配置は両方とも同じ向きでディスプレイを配置するのではなくそれぞれ異なった縦置きと横置きを組み合わせるべきであると言えます。ディスプレイ配置について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ブラウザChromeのタブは開きっぱなしにする
デュアルディスプレイの効率的な使い方として、 インターネットブラウザ Chrome のタブはひらきっぱなしにするべきであるという点を説明します。
インターネットブラウザ Chromeはタブを複数開いて行くと横に並んで行きますが、ディスプレイで複数のタブを開いて行くと右端の方のタブのタイトルが見えなくなってしまいます。そこで、こまめにタブを閉じるという作業を加えて行く人が多いですが、デュアルディスプレイを導入すればタブを閉じなくとも、両方の画面に分割してChrome を使用することができるようになるので便利です。それにもかかわらずこまめにブラウザ Chrome のタブを閉じる人がいますが、非生産的になるためタブを閉じずに開けっぱなしにすることをお勧めします。
もしショッピングをしたり調べものしてる時にブラウザのタブをいちいち閉じてしまうと途中まで何を考えていたのか分からなくなってしまうつまり思考の妨げにつながります。 だからこそデュアルディスプレイを導入したのですからよく貼ってタブはひらきっぱなしにしましょう。そうすることで生産性を向上するはずです。
PCを高速化させ、デュアルディスプレイを最大限活用するべき
デュアルディスプレイの効率的な使い方として、PCを高速化させ、デュアルディスプレイを最大限活用するべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイを導入したことによって今までしていた作業が半分の時間で終わるようになるはずです。 しかし PC のスペックが低いとせっかくデュアルディスプレイを導入したのにも関わらず生産性が上がらないという事態に陥ってしまいます。そこで具体的に 、PC のどのような部分を高速化させるべきなのかをご紹介します。
CPUは高性能なものを使うべき
まずデュアルディスプレイを効率的に使うには、 CPU は高性能なものを使うべきです。具体的に言うと Intel の CPU であれば Core i5以上、AMDの CPU であれば ryzen 5以上のものを使うのがよいでしょう。参考までに、私は Core i5 10400 CPUを使用していますが、トリプルディスプレイを使用するのに十分です。デュアルディスプレイであれば、これ以下の CPU でも十分だと思いますが、できるだけ高性能の CPU を使うようにしましょう。
メモリーは8GB以上
またデュアルディスプレイを効率的に使うには、PCメモリーは最低でも8GB以上、できれば16GB以上のメモリーを使うようにしましょう。
メモリーが低いものを使用していると例えば Google フォトなどの複数の写真を閲覧しているときに表示が遅くてイライラします。 デュアルディスプレイにすることによって複数の画像を処理できるようになるにも関わらずメモリーが低いせいで表示が遅くなってしまったら元も子もありません。 従って、デュアルディスプレイを最大限活用するにはメモリーは最低でも8 GB 以上、できれば16GB以上のものを使用するようにしましょう。
メモリーはパソコンの蓋を開けて、差込口にメモリーをさすだけで完了すだけで完了するので、最も手軽な増設方法であると言えます。
M.2 SSDを使うべき
さらにデュアルディスプレイを効率的に使うには、M.2 SSDを使うべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイを導入したのにも関わらず、CドライブとしてHDDを使用していたらもったいないです。なぜなら、HDDはPC の読み込み速度や書き出し速度が遅く、例えばアプリの起動時間などがものすごく遅いからイライラするためです。せっかく複数の作業をマルチタスクで行えるようにデュアルディスプレイを導入したのですから、HDDではなく、 SSD を使用しましょう。
しかし SSD の中でも、次世代の高速な SSD であるM.2という種類の SSD を備えたPCを購入したり、既存のものを交換されることをお勧めします。
ちなみに、ここで言う HDDやSSD というのは、内蔵 SSD のことです。
私も使用しているし、ずっとAmazon売上No.1を維持している、おすすめM.2 SSDはこちらです!
私は、作業自体は少し面倒でしたがディスクのクローン機能を行って、Cドライブを「SSD」から「M.2 SSD」へと交換しました。M.2 SSDに対応しているものかどうかを購入したパソコンメーカーに問い合わせることをお勧めします。その結果、物凄くPCが高速化され、デュアルディスプレイ(トリプルディスプレイ)を最大限活用できるようになりました。
音声入力マイクを使う
加えて、デュアルディスプレイを効率的に使うには、音声入力マイクを使うべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイによって様々な作業を同時並行で行うことができるようになりますが、いちいちキーボードを使って文字入力をしていたのでは、思考の妨げになってしまいます。そこでGoogle 検索や Google ドキュメント、VoiceInなどによって音声入力を行うことで、スピーディーに文字入力を行うことができる ようになります。
しかし音声入力をスムーズに行うためには専用の音声入力マイクが必要です。私が使用しており、万人にオススメなマイクはこちらです。
音声入力に適したマイクについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
私はデュアルディスプレイの片方の画面をよく Google 検索画面にしておくことが多いです。というのも、調べ物をする時などには Google 検索で音声入力によって検索するため、ブラウザは Google 検索画面を表示しておくことでいつでも調べ物に取り掛かることが できるからです。
またデュアルディスプレイで Google ドキュメントを使用することによって、片方の画面で資料を閲覧施設、もう片方の画面で文章を音声入力で作成することも可能になります。これがものすごく快適であり、今振り返ってみるとシングルディスプレイの時に一つの画面で二つのページを表示するのはかなり無理があったなと感じています。つまりデュアルディスプレイの場合は音声入力と組み合わせることによって効率的に作業を行えるようになるのです。
ついでに言うと、有料ではありますがVoiceInというChrome拡張機能を活用することで、 Google ドキュメント以外の、例えばFacebook などの画面でも音声入力で文字を入力できるようになりますのでおすすめです。
グラフィックボード(カード)の増設は不要
また、デュアルディスプレイを効率的に使うには、グラフィックボード(カード)の増設は不要であるという点について説明します。
デュアルディスプレイの場合、特にPCを増設することなく移行することができます。 そのためデュアルディスプレイのためにグラフィックボードやグラフィックカードを増設する必要はありません。 一方でトリプルディスプレイに移行する場合はグラフィックボードやグラフィックカードの増設が必要です。
参考までに、私はドスパラで2020年に6万円くらいの価格で購入したミドルタワーのデスクトップ PC (Magnate IM 10400) を使用していますが、トリプルディスプレイに移行するためにグラフィックボードやグラフィックカードの増設が必要でした。
具体的に言うと、私の PC はMicroATXという種類のパソコンなのですが、ATXというデスクトップパソコンを使用しているのであれば、グラフィックボードやグラフィックカードの増設は不要な場合があります。 その点について、詳しくは自分が購入したパソコンのメーカーに、「トリプルディスプレイにしたいのだがグラフィックボードの増設は必要ですか?」と問い合わせて確認するようにしましょう。
ここまでの話をまとめると、デュアルディスプレイを効率的に使うには、 グラフィックボード(カード)の増設は不要であると言えます。
ショートカットキーを使いこなすべき
デュアルディスプレイを効率的に使うには、ショートカットキーを使いこなすべきであるという点について説明します。
キーボード
デュアルディスプレイの導入によってマルチタスクを効率的に行えるようになったのにも関わらず、PCを使う人によって効率的に使えないことがあります。なぜならキーボードのショートカットキーを活用していない人がいるためです。
例えば文字のコピーをする際はCtrlキー+ C を押すことによって簡単にコピーができます。 またデュアルディスプレイの各画面の切り替えはAltキー+ Tab キーを押すことによってスムーズに 画面切り替えをすることができます。
つまり、デュアルディスプレイによるマルチタスクを効率的に行いたいのであれば、キーボードのショートカットキーを使いこなすべきです。
マウス
デュアルディスプレイを効率的に使うにはマウスのショートカットキーの 割り当てを使いこなすべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイによって PC を高速で操作するためにはマウスのショートカットキーの割り振りが不可欠です。私の場合はロジクールマウス M 590を使用していますが、 ジェスチャーボタンという機能でひとつのボタンに複数のショートカットキーを割り当てているので、複数のタスクを短時間で効率的に行うことができます。
例えば文章を作成している際にキーボードでエンターキー押すのではなくマウスでエンターキーをしたりバックスペースキーを押すのではなくマウスでバックスペースキーで一文字削除したりすることができます。 またオルトキーと tab キーを押してアプリ画面の切り替えをする作業もマウスで行うことができます。 このように複数の作業をマルチタスクで行う時にキーボードの作業マウスひとつで行えるようにしておくことによりデュアルディスプレイやトリプルディスプレイを最大限活用できるようになりますのでおすすめです。
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