マスクの裏表の見分け方をご存知ですか?
マスクの裏表を誤って装着することにより、せっかくの効果が半減してしまいます。
そこで、マスクの裏表の見分け方3つをご紹介!
また、マスクの裏表を意識せず「逆に付け替える」事で生ずるリスクを学びたい方必見!
たとえマスクを装着したとしても、感染してしまう可能性がある新型コロナウイルスの初期症状について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

マスク「裏表の見分け方」
マスクの「裏表の見分け方」を説明します。
まずマスクの表と言うのは外側であり、マスクの裏側というのは口や鼻と接触する部分のことを指します。
マスクの裏表の判断基準は3つあります。
- 1つ目はプリーツの向き
- 2つ目は紐の接着部分
- 3つ目はメーカー名が記載されている面
です。
それぞれ詳しく見ていきましょう
新型コロナウイルスの初期症状「下痢」についてはこちらの記事をどうぞ。

マスク「裏表の見分け方」プリーツの向き
マスク「裏表の見分け方」の一つ目として、プリーツの向きで判断するべきであるということを説明します。
マスクの裏表は、プリーツの向きで判断できます。
以下の写真をご覧いただくとプリーツが下を向いているため、上から
- ウイルス
- 花粉
- ホコリ
などが落ちてきても、プリーツに引っかからずに済みます。
もしマスクのプリーツが上を向いていると、落下してくるものをキャッチしてしまうのです。それはまるで、
- ウイルス
- 花粉
- ホコリ
などをマスクに集めるために装着している「人力空気清浄機」ようなものです。
したがって、マスクの外側(表側)のプリーツが上を向いて装着している場合は不適切であり、マスクの外側(表側)のプリーツが下を向いて装着している場合が正しいと覚えておきましょう。。。。。
と思いきや、実はマスクのメーカーによってプリーツの向きはバラバラであり、全てのマスクが統一されている訳ではないのです。
つまり、上記の説明の一部は誤りなのです!
例えば、こちらの商品では、鼻の部分にあるワイヤー(ノーズフィッター)が入っている部分が上側に当たるのですが、そう考えるとこちらのマスクではプリーツは下向きが正しい向きです。
一方で、こちらのマスクでは、プリーツが上を向いています。
ググってみると、大部分の個人ブログ等のサイトで、「プリーツの向きが下向きが正しい」との説明が散見されます。しかし、 兵庫県神戸市に本社を置くマスクメーカー「メディコム社」では以下のように記載があります。
ひだ(プリーツ)の向きや耳ひもの場所は、製造元によって異なりますので、お気をつけください。
つまり、マスクメーカーがプリーツの向きは統一されていないと言っているので、マスクのプリーツの上下の向きでは、マスクの裏表を判断することはできないという点は間違いないでしょう。
そもそも、よく考えてみれば気がつくことですが、上から落下してくる
- ウイルスや
- 花粉
- ホコリ
等をマスクのプリーツ部分がキャッチするぐらいで、マスクの効果が半減してしまうのであれば、そのマスクは不良品でしょう。なぜなら、ウイルス等を通過させない効果を期待してマスクは装着するものだからです。
したがって、マスク「裏表を意識せず逆に付け替えたら?」の章で後述しますが、無意識的にマスクの裏表を逆向きに付け替えてしまう(例えば午前中は口側がマスクの裏側、午後はついうっかり口側がマスクの表側にして裏返して使用してしまう等)ことを防ぐために、普段からプリーツの向きは下向きで装着するようにする、などと自分の中で統一したルールでマスクを装着する習慣をつけることが重要であると言えます。
なお、外部からのウイルスや花粉などを防ぐ場合は、顔の大きさに合わせてプリーツを上下に広げる作業も忘れずに行うべきです。というのも、マスクと顔の間に隙間を作ってしまうと、ウイルスや花粉などが侵入しやすくなり、風邪や花粉の対策が十分にできなくなってしまうからです。そのため、鼻の部分にあるワイヤー(ノーズフィッター)は自分の鼻に合わせ、マスクを顔にきちんとフィットさせるようにしましょう。
マスクメーカーのメディコム社によると、以下のような間違ったマスクの着用方法があるので、自分に該当していないかどうかチェックしましょう。
マスクを装着することで予防につながる「飛沫感染」とはどのようなものか?
また、
- コロナ予防策や
- 飛沫感染する距離
等について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

マスク「裏表の見分け方」ゴム紐の接着部分
マスクの「裏表の見分け方」の2つ目は、ゴム紐の接着部分で判断できるということを説明します。
マスクに対してゴム紐がついていますが、そのゴム紐の接着部分がマスクの表側、つまり外側に該当します。
なぜマスクの紐が外側についているのかと言うと、 もしマスクのゴムが内側に付いている場合は頬とゴム紐が接触してしまい、頬が痛くなってしまいます。
それを回避するため、マスクのゴム紐は外側に設計されているのです。(出典)
他にも、医療現場で用いるN95マスク 「コーンタイプ」も同様に設計されていますが、以下の写真をみれば、ゴム紐は外側に装着するべきであると一発で覚られるでしょう。
しかし正しくマスクを装着したとしても、ウイルスに感染する可能性をゼロにすることはできません。
例えば新型コロナウイルス初期症状「喉の痛み」を感じた場合、
- 医療機関で受診をするのか
- セルフケアで済ますのか、
という判断をするための目安について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

マスク「裏表の見分け方」メーカー名が記載されている面
マスクの「裏表の見分け方」として、メーカー名が記載されている面で判断できる、という点を説明します。
メーカー名が記載されていないマスクもありますが、メーカー名が記載されている場合は分かりやすく、一瞬でマスクの裏表を見分けることができます。というのも、メーカーが自社メーカーを多くの人に知ってもらうために、メーカー名を外面側に記載しているに決まっているからです。言い換えると、メーカー名が記載されているの面が外側(表側)になるので、メーカー名が記載されている面がどちらなのかを見るだけで、マスクの裏表を判別することができます。
例えば大手メーカーであるユニチャームのマスクの例でみてみましょう。以下の画像がユニチャームの「超快適」マスクのパッケージです。マスクの下の方に自社メーカー名「Unicharm」の文字が記載されています。このようにメーカー名がマスクに記載されている側が、外側(表面)になります。
画像出典:Amazon
新型コロナウイルスの初期症状として、若者は軽症で済むかどうかについてはこちらの記事をご参照ください。

マスク「裏表を意識せず逆に付け替えたらどうなる?」
マスク「裏表を意識せず逆に付け替えたらどうなるか?」について説明します。
マスクの裏表を意識せずに、マスクを裏返して使用してしまう人は多いでしょう。それは正しいマスクの裏表の向きを理解していないから、そのような事態に至ってしまいます。そこで冷静に考えてみて、マスクの裏表を意識せずに逆に付け替えてしまったらどのようなことが起こるかについて考えてみましょう。
今はどこもマスク不足が社会問題化しています。薬局に朝早く並んでマスクを購入する人も多いでしょう。やっとマスクが手に入ったにも関わらず、マスクの裏表を意識せずに逆に付け替えてしまう人もいるはずです。例えば、午前中はマスクの裏側が口に接触するように使用していたが、昼食後はついうっかりマスクの表側が口に接触するように使用していた場合などです。
そのような場合はどのようなことが起こるでしょうか?
マスクは
- ウイルス
- 花粉
- ほこり
などをキャッチするために装着するものです。せっかくキャッチしたものをマスクの裏表を意識せずに逆に付け替えてしまったらキャッチしたものを吸い込んでしまうことになります。
例えば、風邪をひいて体調不良で病院に行くとしたら、もしかしたら他人の
- 新型コロナウイルスや
- 風邪のウイルス
などが、あなたに感染してしまう可能性が上昇するかもしれません。
そのためにマスクをするのですが、マスクで一時的にはウイルスを防いだにもかかわらず、マスクの裏表を意識せずに逆に付け替えてしまったら、体の中にウィルスを集中させることになるので、まさに逆効果となるでしょう。
つまりマスクの裏表は常に意識し、絶対に逆に付け替えるようなことがないように肝に銘じるべきです。
ついうっかり忘れてマスクの裏表を意識せずに逆に付け替えてしまうのが不安な人は、マスクの端にペンでマークをつけておくと良いかもしれません。そうすることで毎回装着する前に目視をすることで、マスクの裏表を判断しやすくなるでしょう。
また、無意識的にマスクを逆向きに付け替えてしまうことを防ぐために、普段からプリーツの向きは表側(外側)が下向きで装着するようにする、などと自分の中で統一したルールでマスクを装着する習慣をつけることが重要であると言えます。
新型コロナウイルスの初期症状「なし」の場合、どのような問題が生じるかについてはこちらの記事をどうぞ。

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