1Passwordサブスクリプション版(1Password会員)と買い切り(スタンドアロン)版の違いを知りたいですか?
1Passwordサブスクリプション版と買い切り版のそれぞれの意味を踏まえ、値段やデータを同期する方法、機能面での違いをご紹介!
1Passwordサブスク版と買い切り版のどちらを買うべきか迷っている方必見!
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1Passwordサブスクリプション版と買い切り版の違い【意味】
まず1Passwordサブスクリプション版と買い切り版のそれぞれの意味から説明します。
ここで言う1Passwordサブスクリプション版(1Password会員)というのは、
- 1Password月額支払
- 1Password年額支払
- 1Password3年版
- 1Passwordファミリー
- 1Passwordファミリー3年版
等を購入することによって、1Passwordを一定期間使用できる契約を指しています。
1Password3年版や1Passwordファミリーについての詳細はこちらの記事をご参照ください。
サブスクリプションという言葉は、定期購読という意味です。つまり1Password サブスクリプション版の特徴は、使用期間が長期にわたるほど支払い金額も多くなっていきます。

一見すると、1Passwordは買い切り版の方がお得なイメージがあるわ。

たしかにそうかもしれないね!
でも実は、1Password買い切り版の購入者は損をする可能性が高いから、サブスク版を買うべきなんだ。
1Passwordサブスクリプション版は、音楽・動画配信サービスと同じであると考えるとわかりやすいでしょう。
例えば
- 「Spotify」や
- 「Apple Music」、
- 「Amazonプライム」、
- 「Netflix」
などです。
もし聞きたい音楽をすべてCDで購入したり、鑑賞したい映画をすべてDVDで購入するとしたら、お金がいくらあっても足りません。また現代では、大多数の人がインターネットで音楽や動画をストリーミング再生できるインフラが整ってきました。
そのため、サブスクリプション契約がエンターテイメント業界では主流になりつつあるのです。
それと同様の事が1Passwordにも当てはまります。1Passwordには多数の機能や性能が備わっているため、それら全ての1Passwordのサービスをユーザーが一括で買い切ることは不可能です。そのため1Password買い切り版には様々なデメリットが存在してしまうのです。詳しくは「1Password買い切り版のデメリット【値段・期間・機能・同期・手間】」の記事をご参照ください。

しかし、1Password買い切り版もサブスク版と同様に一定期間しか使用できません。詳しくは「1Password買い切り版のデメリット【使用可能期間が有限】」の記事をご覧ください。従って、いずれにせよある一定期間に限ってしか使用できないのであれば、1Passwordの全ての機能を使うことができるサブスクリプション版を購入する方が、1Passwordの妥当な購入方法であると言えるでしょう。

なるほど、1Passwordをエンタメ業界に当てはめるとわかりやすいわ。

もはや買い切り版は時代遅れになりつつあるから、1Passwordもサブスク版を購入すべきなんだ!
次の章では、それぞれにどのような違いがあるのかを詳しく見ていこう。
でも、もちろん世の中には無料のパスワード管理ツールや、また1Password以外にも有料のパスワード管理ツールが存在します。それらのツールではなく、なぜ1Passwordを購入して使用するべきなのかと疑問に思われる方は「【1Passwordを購入すべき訳】なぜ無料版や他社製ではダメなのか?」の記事をどうぞ。

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1Passwordサブスクリプション版と買い切り版の違い【値段】
1Password サブスクリプション版と買い切り版の違いを理解するためには、まずそれぞれの値段の違いを把握する必要があります。
大きな特徴としては、1Password サブスクリプション版は初期費用が割安です。具体的に言うと1Password サブスクリプション版と1Password買い切り版の価格帯はそれぞれ以下の通りです。
1Password サブスクリプション版(1Password会員)の価格
- 年額
- 3,900円
- 月額
- 450円
1Password買い切り版の価格帯
6,231円~6,709円
1Password サブスクリプション版は月額450円から利用できるのに対し、1Password買い切り版は、最低でも6231円以上の費用がかかります。

1Passwordサブスクリプション版(月額)と買い切り版の初期費用の差が、5,781円もあるわ…

買い切り版は初期費用の元を取るまでに、最低でも1年以上はかかるよ!
また、1Passwordサブスクリプション版における以下の計算式により、月額よりも年額の方が、年間で1,500円割安に購入することができるということが分かります。
月額450円×12ヶ月=5,400円
月額の12ヶ月分5,400円-年額3,900=1,500円
さらに計算をしてみると、もし1Password会員(サブスク版)を9ヶ月以上使用するのであれば、月額ではなく年額で購入した方が得をするということも分かります。
より詳しい計算式やサブスク費用が一生涯でいくらになるのかについては「【1Password買い切り版のコスパ】サブスク費用【一生涯でいくら?】」の記事をご参照ください。

なお、1Password買い切り版の価格帯になぜ幅があるのかと言うと、1Passwordはカナダに本社を置く企業によって開発された製品なので、カナダドルと円の為替レートの影響を受けます。そのため1Password買い切り版の価格は、キャンペーンセールによって変動するのです。
1Password買い切り版の割引セールが開催されているからといって、焦って買うと損する可能性があります。詳しくは「1Password買い切り版セール【開催理由・いつ・焦ると損・価格】」の記事をご覧ください。


1Password買い切り版は初期費用が高いから、買ったのに使わないと損するよ。

1Password買い切り版は、初心者向けではなさそうね…

そうだね。一方で、1Passwordサブスク版は後述する通り機能制限がないから、初心者はもちろんのこと、中級・上級者にも向いてるよ!
1Passwordの使い勝手という点においては、1Password サブスクリプション版の方が、1Password買い切り版よりもあらゆる面で優れています。
従って、もし仮にあなたが大富豪であり、お金に全く困っていないのであれば、1Password買い切り版を使う理由などないので、1Password サブスクリプション版を使用するべきです。
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しかしたとえ大富豪であれ、お金に困っている人であれ、1Password買い切り版を使うのは得策ではありません。なぜなら、1Password買い切り版は使用可能期間が限られているためです。
使用可能期間というのは、1Password のソフトウェアがサポートされている期間です。詳しくは「1Password買い切り版のデメリット【使用可能期間が有限】」の記事をご参照ください。買い切り版のシステムがアップデートされない点を踏まえ、Windowsの例を元に、OSのセキュリティアップデートとは何かという点が分かりやすく説明されています。

つまり1Password買い切り版は、特定の期間限定で使用できるだけであり、サポート終了後はもう一度1Password買い切り版を購入する必要があり、追加で費用がかかる可能性があるということです。

1Password買い切り版はアップデートされないからバグが発生するかも。

実質的には2年~4年くらいが限度かな?

でも、1Password3年版ならアップデートされるから安心だよ。
1Password買い切り版を購入した人の中には、「それじゃあせっかく高い金を払って購入した意味がないじゃないか!」とお怒りの人も多いことでしょう。
なぜなら、1Password買い切り版はサブスクリプション版と比較して初期費用が高額であるためです。
しかし残念ながらここまで説明してきたとおり、お金に困っていない億万長者であれ、お金がなくて困っている人であれ、1Password サブスクリプション版を使用するべきなのです。
もしあなたの周りに、この真実を知らずに1Password買い切り版の購入を検討中の方がいたら、是非当記事を紹介してあげてください。きっとその人から感謝されるはずです^^
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1Passwordサブスクリプション版と買い切り版の違い【同期】
1Passwordサブスクリプション版と買い切り版の違いを、データを同期する方法という点で説明します。
設定編
1Passwordサブスクリプション版と買い切り版におけるデータを同期する方法の違いを、設定の煩雑さの違いに焦点を当てて説明していきます。
1Passwordサブスク版 自動同期
1Password サブスクリプション版は複数端末で自動的にデータを同期することができるので、特別な設定は不要です。
具体的に言うと、1Password サブスクリプション版の1Password内のデータを変更したら、クラウド上に自動的に同期されます。そのため、データの同期をするために無駄な時間を費やすことなく、1Passwordを複数端末間でストレスフリーで使用することができます。
1Password買い切り版 手動同期
一方で1Password買い切り版は、 iCloud か Dropbox 経由でしか同期することができません。具体的な1Password買い切り版のiCloud や Dropbox 経由の同期方法について、詳しくはこちらの記事をご参照ください。
そのため、もし1Password のデータを変更した場合、 1Passwordのデータを手動でエクスポートして別の端末にインポートする必要が出てきます。この手間は非常に面倒なので、1Password初心者は1Password買い切り版には向いていません。

1Password買い切り版の同期って面倒くさいのね!

初心者が買い切り版を購入しても同期が面倒で使わなくなるから、まずはサブスクリプション版がおすすめ!
もちろん、スマホやタブレット等のモバイル端末に1Password無料版をインストールすれば、試用期間14日間経過後であったとしても、1Password買い切り版のデータを閲覧することは可能であり、(=読み取り専用)なお、この方法を「1Passwordを無料で使う裏技」と呼ぶ人も居ます。しかし、1Password内のアイテムを
- 新規作成したり、
- データを編集したり
することができません。

では例えば、iPhoneやAndroid等のモバイル端末の「1Password無料版アプリ」の試用期間14日間経過後に、もし外出先でパスワードを変更した場合は、どのような問題が生じうると思う?

一旦は変更後のパスワードをどこかにメモしておいて、帰宅後に1Password買い切り版でパスワードの変更作業(編集)を忘れずに行わないと、正しいパスワードを1Passwordで管理できなくなってしまうという問題が生じるわ!
また、WindowsやMacの1Password無料版の場合は、試用期間14日間が経過すると、1Passwordへのログイン自体ができなくなります。そのため、他の端末の1Password買い切り版で作成したデータのアイテム閲覧・編集・新規作成をしたい場合は、1Password買い切り版(スタンドアロン版)のライセンスを、使用する端末の台数分追加購入する必要があります。
つまり、例えば、
- Windows デスクトップPCと
- WindowsノートPCと
- Mac
の合計3台を持っている場合は、3つの1Password買い切り版を購入しなければ、各端末の1Password内のアイテムの閲覧・編集・新規作成をすることができないということです。

1Password買い切り版を複数端末間で同期せずに使用するだなんて、考えないほうが良いよ。

買い切り版は、ただでさえ初期費用が高いのに、複数購入するとしたらさらに高額になるのね。
例えば、手動で同期する必要性によって生じうる問題としては、もし1Password買い切り版に登録している情報が同期されなかったために、外出先で何度試してもログインすることが出来ず、「そういえば1Password買い切り版のデータを同期してなかったのかもなぁ…」、などと気が付き、後悔するという場面がありえます。

まさかこんな事になるなら、1Password買い切り版ではなくサブスクリプション版にしておけばよかったと後悔するということだよ!
その結果、1Passwordを同期するために再度帰宅しなければいけない、などという事態にまで発展する可能性もあるでしょう。
つまりこのような手動同期による問題を回避したければ、1Password買い切り版は安易に購入するべきではなく、同期可能な端末が無制限の1Passwordサブスクリプション版を購入すべきだということなのです。

同期できない1Passwordを使うぐらいなら、Evernoteにメモった方がマシだわ。
1Password買い切り版データの同期失敗を回避したい方は、以下の記事を参考にされてください。
また、1Password買い切り(スタンドアロン)版のデメリットとして、同期したい端末数が増えた場合、結局は複数のスタンドアロンライセンスを購入する必要性も出てきます。詳しくは「1Password買い切り版のデメリット【結局、複数ライセンスが必要】」の記事をご参照ください。

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OS編
1Passwordサブスクリプション版と買い切り版の違いを、OS毎に「1Passwordデータが自動同期可能かどうか」に焦点を当てて説明していきます。
1Passwordサブスク版 4種類のOSで自動同期可能
1Passwordのデータを同期する方法について OS ごとに説明すると、1Password サブスクリプション版は
- Windows
- Mac
- iOS
- Android
という4種類の端末で同期することができます。
従って、例えば自宅の windows のデスクトップパソコンで作成した1Passwordデータを、外出先で iPhoneで閲覧し、なおかつiPhoneで1Passwordデータを変更することもできます。
1Password買い切り版 2種類のOSで自動同期可能
一方で1Password買い切り版は、 Windows とMacの2種類のOS でしか使用することができません。言い換えると、1Password買い切り版は iOS や Androidなどのモバイル端末で使用することはできないので、様々な面で不都合が生じてしまいます。

1Password買い切り版はiOSやAndroidではインストールすることができないという意味だよ。

iPhone
では1Password買い切り版をモバイル端末で使用できないことによって、どのような不都合が生じるのかというと、
- 追加コストが発生する可能性があり、
- なおかつ1Passwordアプリが非常に不便になってしまう
のです。
どういうことかと言うと、そもそもそ1Password買い切り版のデータを、モバイル端末で使用するためには二つの方法があります。
- 一つは1Passwordサブスクリプション版を購入するという方法、
- もう一つは1Password無料版をインストールし、読み取り専用アプリとして1Password買い切り版で作成したデータを閲覧するという方法
です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1Passwordサブスクリプション版を購入する
1Password買い切り版のデータをモバイル端末で使用するための一つ目の方法は、サブスクリプション版の1Passwordを購入するという方法です。 「えっ、もうすでに1Password買い切り版を購入しているにも関わらず、さらに1Password サブスクリプション版を契約する必要があるの!?」と驚く人も多いはずです。しかし残念ながらその通り、重複して支払う必要があるのです。
1Password買い切り版に対して高額な料金を支払って既に購入しているため、1Password サブスクリプション版を追加で契約することによって二重の費用を負担することになり大きな損をすることになってしまいます。言い換えると、1Password買い切り版をモバイル端末で使用したいのであれば、最初から1Password サブスクリプション版を契約しておくべきなのです。
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1Password無料版で閲覧する
1Password買い切り版のデータをモバイル端末で使用するための二つ目の方法は、1Password の無料版をインストールして、読み取り専用アプリとして1Passwordのデータを閲覧するという方法です。
もちろん1Password無料版は、14日間は1Password有料版と同様にアイテムの新規作成やアイテム編集を行うことが可能です。しかし14日間の試用期間が経過した後も1Passwordアプリを使い続けると、1Passwordでアイテムの新規作成や編集をすることはできなくなり、1Passwordデータの読み取り専用アプリとなってしまいます。
したがって、もし外出先でパスワードを変更した場合は1Password 以外の所に変更後のパスワードメモしておき、自宅に帰った後に自宅の Windows パソコンか Mac 端末で変更後のパスワードに編集する必要があります。
この作業はとても面倒です。なぜなら、「せっかくの1Password買い切り版を使うことによってパスワード管理を効率化したはずなのに、なぜわざわざ手動でアナログなパスワード管理をしなければいけないのか」と感じるためです。
もしこの1Password買い切り版のパスワード変更のための作業を怠った場合は、正しいパスワードはいざという時に分からなくなってしまいます。1Passwordをモバイル端末で使用することについて、詳しくは「1Password買い切り版のデメリット【手間がかかる】」の記事をご覧ください。
このような1Password買い切り版のデータをモバイル端末を使用する方法は煩雑であるため、1Password買い切り版ではなく1Passwordサブスクリプション版を購入するべきです。
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1Password サブスクリプション版と買い切り版の違い【機能】
1Password サブスクリプション版と買い切り版の違いとして、機能面について説明します。
1Password サブスクリプション版は機能制限がありません。一方で1Password買い切り版は多数の機能制限があります。
具体例を挙げると以下の1Password公式ページにおける、1Password買い切り版(スタンドアロン版)の購入ページに「多要素認証セキュリティ、ウェブアクセス、データ損失保護、ファミリーアカウントなどの機能は1Passwordメンバーシップがないと利用できません。」と記載がある通り、1Password買い切り版は最新機能が使えないのです。
そこで、1Password買い切り版では使用できない一方で、1Password サブスクリプション版では使用できる、
- 多要素認証セキュリティ、
- ウェブアクセス、
- データ損失保護、
- ファミリーアカウント
という4つの機能について詳しく説明していきます。
1Passwordサブスク版は多要素認証機能が使える
まず1Passwordサブスクリプション版で使うことができる、重要な機能4つのうちの1つ目、「多要素セキュリティ」の機能を詳しく説明します。
「多要素セキュリティ」の機能のことを、多要素認証機能とも言います。具体的に言うと、1Passwordサブスクリプション版は、Google Authenticator(=Google 認証システム)の多要素認証(=二段階認証)コード数字6桁を1Password内に保存し表示するという機能が使える、ということを意味し、以下のように1Password内に表示されます。

1Passwordの二段階認証(ワンタイムパスワード)
多要素認証とはワンタイムパスワードと呼ばれるもので、ウェブサイト等のログイン時に二段階認証ログインをするため、表示されている数字の入力を求められるというものです。
1Passwordサブスクリプション版では多要素認証機能が使える一方で、1Password買い切り版では多要素認証の機能が使えないということは致命的とも言える欠陥であると言えます。つまり、1Password買い切り版ではなく、1Password会員(サブスクリプション版)を使用すべきであると言える最大の根拠となります。
というのも、もし二段階認証のワンタイムパスワードを1Password内に保存し表示するという多要素認証機能が使えなければ、そもそも1Passwordを使う価値がなくなると言っても良いくらい、唯一無二の重要な機能だからです。

また具体的に、1Passwordで2要素認証(2FA)ログインをする方法については、こちらの記事をご覧ください。


多要素認証機能は1Passwordだけに備わっていて、他社製のパスワード管理ツールにはない機能なんだよ。

多要素認証を使いたければ、1Password買い切り版はやめて、サブスクリプション版にするしかないのね。
多要素認証機能も使用できる、1Password 3年版はこちら!
また1Passwordの多要素認証機能は、私が「1Passwordを使っていて良かったと感じる場面5選」という記事においても紹介しているイチオシの機能でもあります。そのため、この機能が使えないだなんて、1Password買い切り版の価値が地に落ちます。多要素認証機能が使えないのであれば、わざわざ高い料金を支払って1Password買い切り版を使用するのではなく、いっそのこと他社製の無料のパスワード管理ツールを使用した方が良いでしょう。
なお、1Password買い切り版では「ウェブアクセス」機能が利用できないという記述の意味は、Chromeなどのウェブブラウザで1Password.comサイトにログインし、1Password内のアイテムを閲覧するという機能が1Password買い切り版では使えないということです。
データ損失保護機能が使えない
次に、1Password買い切り版では使えない一方で、1Passwordサブスクリプション版では使用可能な重要な機能4つのうちの2つ目として、データ損失保護機能について詳しく説明します。
1Password買い切り版だと「データ損失保護」機能が利用できないというのは、1Passwordのアイテムの変更履歴を表示し、
- 変更前の状態に戻す方法や、
- 削除したアイテムを復元する方法
のことを指しています。
より詳しく説明すると、1Password会員(サブスクリプション版)であれば、例えば誤って1Passwordのアイテムを削除してしまったとしても、365日間以内であれば復元することができます。

1Passwordのアイテムを削除(ゴミ箱に移動)して、さらにゴミ箱を空にしてしまったとしても、データ損失保護機能によってアイテムを復元できるんだよ!
また以下の画像のように、1Passwordの過去データの変更履歴も閲覧でき、アイテムを元に戻すことも可能です。

1Password.comのアイテムの変更履歴
そのため、1Passwordサブスクリプション版であれば、データ損失保護機能が備わっているため、安心して1Passwordを使用することができるようになります。
しかし、1Password買い切り版では、これらの「データ損失保護」の機能が使えないので、かなりの痛手であると言えます。なぜなら、誤って1Passwordのデータを書き換えたり削除してしまうことは、人間なら誰しもあり得るためです。
「データ損失保護」の機能について、詳しくは「【1Password】削除したアイテムを復元しよう!変更履歴も表示」の記事をご参照ください。


データ損失保護機能も重要でしょ?

うん。私はおっちょこちょいだから、データを誤って削除したり、書き換えてしまうことはありそうだから、1Passwordサブスクリプション版が私に向いてるわ。
サブスクリプション版としてデータ損失保護機能も使用できる、1Password3年版はこちらからどうぞ!
1Passwordサブスク版はファミリーアカウント機能が使える
1Passwordサブスク版で使うことができる、重要な機能4つのうちの3つ目、ファミリーアカウント機能について説明します。
1Password買い切り版では「ファミリーアカウント機能が利用できない」といういうのは、1Passwordファミリーのメンバーとしての機能が使えないということです。
1Passwordファミリーというのは、家族間で激安価格で1Passwordを使用できるサブスクリプション契約のことです。1Passwordファミリー3年版として利用すれば、さらに超激安価格で1Passwordを利用できるので、詳細はこちらの記事をご参照ください。
1Passwordファミリーの役立つ特有の機能としては、例えば1Passwordファミリーメンバーの中で、
- マスターパスワードを忘れてしまった
- マスターパスワードを書き記した紙を紛失した
- シークレットキーを紛失した
等の理由により1Passwordにログインできなくなった場合でも、1Passwordファミリーの管理者によりメンバーのアカウントの回復を行い、ログインできるようにしてくれます。
そのため、1Passwordを一人ではなく夫婦や家族などの複数人で使用する場合は、1Passwordを個人版として利用するのではなく、1Passwordファミリーで利用する方がお得であり、機能面においても適していると言えるでしょう。
詳しくは、「【1Passwordファミリーとは】機能/利便性/メンバー管理権限/価格比較」の記事をご覧ください。

他にも、1Passwordファミリーアカウントの特有の機能としては、
- 自宅Wi-Fi(無線LAN)のパスワードや、
- 共有クレジットカード情報
などを、家族全員がアクセスできるようにする、というものもあります。1Passwordファミリーでパスワードやクレジットカード情報を共有する機能について、詳しくは「1Passwordファミリーで「パスワードを共有する」方法」の記事をご参照ください。


1Passwordファミリーは、ITに不慣れな子供や高齢者がいる家庭向けだね!

うん、でも実はそれだけじゃないんだ!
たとえ夫婦二人だけで1Passwordファミリーを利用するとしても、1Password個人版より割安価格で利用できるんだ!
しかも、1Passwordファミリー3年版ならさらに割引されるよ!
1Passwordファミリー3年版を買うべき理由については、「【1Passwordファミリー3年版を買うべき理由】最安/安全/共有/回復/責任」の記事を御覧ください。最も割安で家族全員の安全性が高まる点や、手軽に安全にデータ共有可能な点を踏まえ、アカウント回復機能や責任共有できる点を学ぶことができます。

したがって、1Passwordサブスクリプション版では1Passwordファミリーアカウント(機能)の利用ができるということは、1Passwordを個人ではなく家族で利用したい人にとっては、大きなメリットです。
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1Passwordサブスク版はアップデートされるので最新機能が追加される
さらに、1Passwordサブスクリプション版では使うことができる、重要な機能4つのうちの最後の4つ目として、1Password買い切り版はアップデートされるので、最新機能が追加されるというメリットもあります。
具体的に言うと、1Passwordを購入した当初は、サブスクリプション版であろうと、買い切り版であろうと機能はほぼ同等です。しかし一定期間1Passwordの使用を継続していくと、1Password内の整理(ソート)機能がより便利になったり、セキュリティ機能が追加されたり、様々な面で改善が見られます。
1Passwordの最新バージョンにアップデートすることによる、機能改善やバグの修正点の具体例としては例えば、
の記事で紹介しているものを指します。
機能改善の一例を挙げると、例えば1Password買い切り版では、2021年3月9日に正式リリースされた1Passwordのバージョン7.8の最新機能の一つである、「Apple WatchでMacの1Passwordロックを解除する」という機能ですが、1Password買い切り版はこれら最新機能を使うことができません。そのため、せっかくApple Watchを買ったのに、1Passwordに備わっている機能を最大限使いこなせないということになってしまいます。具体的な、Apple WatchでMacの1Passwordロックを解除する方法や、セキュリティの仕組みについて、詳細はこちらの記事をご参照ください。
これらの機能改善やバグの修正が、1Passwordサブスクリプション版は即反映されますが、買い切り版の場合は反映(アップデート)されることがありません。
したがって、1Password買い切り版はこれらの様々な最新機能が使えないことにより、作業効率やセキュリティレベルも頭打ちになるので、最新機能を使用して業務の効率化を図りたい方は、1Password サブスクリプション版を使用するべきであると言えるでしょう。

1Passwordはアップデートされるたびに使いやすくなっていくんだよ。

生産性を高めたいビジネスマンや経営者は、サブスクリプション版が向いてるね。
サブスクリプション版としてアップデートされるため、最新機能を使用できる1Password 3年版はこちら!
なお、1Passwordサブスクリプション版を最新版にアップデートする方法は以下の記事を参考にされてください。
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