1Passwordを初めて使う方向けに、Macアプリを利用して、
- パスワード
- 重要文書
- クレジットカード
などを管理するための基本的な方法を説明していきます。
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1Password for Macとは
1Password for Macは、使いやすく便利なパスワード管理ソフトです。パスワードを、
- 簡単かつ安全に整理することができ、
- Webブラウザにパスワードを保存して自動入力し、
- ボタンひとつで全ての機能が利用可能に
することができます。
まず使い始める前に以下の記事を参考にして、Mac PCに1Passwordをインストールし初期設定を行ってください。
アイテムの作成・編集を行う
1Passwordを開くと、ユーザー名やパスワード，クレジットカード情報などのすべてのアイテムのリストが表示されます。詳細を見るためには、各アイテム項目を選択します。
1Password 7 for Macのアイテム画面
アイテムを新規作成するには、中央上部にある
ファイル／新規アイテムをクリックします（ショートカットキー コマンド＋ N）。次に作成するアイテムの種類を選択します。詳細を入力して[保存]をクリックします。
アイテムを編集するには、アイテムを選択して[編集]をクリックします（ショートカットキー コマンド＋ E）。変更が終わったら、[保存]をクリックするか、「アイテム」＞「変更を保存」を選択します（コマンド＋ E）。
特定の種類のアイテムのみを表示するには、サイドバーでカテゴリーを選択します。現在の保管庫内の全アイテムを表示するには、[すべてのアイテム]を選択します。
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1Passwordブラウザ拡張機能を使用する
1Password拡張機能を使用すると、
- パスワード
- 住所
- クレジットカード
などの1Passwordに登録した情報を、
- Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
などのブラウザで自動入力する事が可能になります。
1Passwordブラウザ拡張機能を使用してWebサイトにログインする
1Password拡張機能の使い方について、詳しくは以下の記事をどうぞ。
1Password miniを使ってアプリに記入する
1Password miniでは、パスワード情報をアプリに簡単に入力することができます。1Password miniを開くには、右下のタスクバー内の1Passwordアイコンをクリックします（ショートカットキー (ちなみにこれは変更可能) Ctrl + Alt +バックスラッシュ（\））。
1Password miniでは、詳細をアプリに簡単に入力できます。1Password miniを開くには、画面一番上にあるメニューバーの1Passwordアイコン
をクリックします（ショートカットキー Option + Command +バックスラッシュ（\））。
1Password miniを使ってアプリに記入する
アプリに記入するには、ログイン情報をドラッグ・アンド・ドロップします。たとえば、パスワードをアプリのパスワードフィールドにドラッグすることができます。
ログイン情報を維持する便利な方法として、[画面に固定]をクリックして別のウィンドウで開きます。完了したらウィンドウを閉じることができます。
便利な1Password miniに関して、詳しくは以下の記事をご参照ください。
1Password内のパスワード等の情報を検索する
検索により、パスワードを効率的に探す方法を説明していきます。
1Passwordで検索をするには、アイテムのリストの上にある検索フィールドを使用します（ショートカットキー Command-F）。
1Passwordの内のパスワードを検索する便利なテクニックは記事をどうぞ。
1Password内を検索してパスワード等の情報を探す
アイテムを並べ替える
リスト内のアイテムの並べ替え方法を変更するには、検索フィールドの下にある[並べ替えられたアイテム]をクリックします。
各カテゴリーには異なるソートオプションがあり、カテゴリーごとに設定できます。例えば、クレジットカードをカードの種類で分類し、ログインを最後に使用した日付で分類することができます。
カードの種類でアイテムを並べ替える
「お気に入り」と「タグ」でアイテムを分類する
各アイテムをお気に入り項目に追加したり、タグで分類したりすれば、必要なときにすぐ使うことができるので便利です。
アイテムをお気に入り項目に追加するには、アイテムを選択して右上にある
をクリックします 。またはサイドバーの[お気に入り]にアイテムをドラッグ・アンド・ドロップします。
タグを作成するには、アイテムを編集し、タグフィールドにタグの名前を入力して[保存]をクリックします。あなたのタグは自動的にサイドバーに表示されます。
1Passwordの「お気に入り」と「タグ」でアイテムを分類する方法について、詳しくは以下の記事をご参照ください。
お気に入りとタグで整理する
保管庫を切り替える
1Passwordで複数の保管庫を作成することでアイテムを整理して、他のユーザーと共有できます。1Passwordアカウントを複数持っている場合は、各アカウントに独自の保管庫があります。
特定の保管庫に切り替えるか、特定のアカウント内のすべての保管庫を表示するためには、「保管庫」＞「保管庫を切り替える」と選択します（ショートカットキー Command-1〜Command-9）。
また、サイドバーの上部にある[すべての保管庫]
を選択して保管庫またはアカウントを選択します。
[すべての保管庫]を選択し、全アイテムを表示する方法について、詳しくは以下の記事をご参照ください。
サイドバーの保管庫
アイテムを移動してコピーする
ドラッグアンドドロップを使用して、保管庫間でアイテムの移動やコピーを行ったり、新しい保管庫を作成したりすることもできます。
アイテムの移動・コピーをする方法について、詳しくは以下の記事をご参照ください。
Watchtowerを使い、セキュリティ上の問題を見つける
Watchtowerは、あなたが1Passwordに保存したウェブサイト上のパスワード侵害や、脆弱なパスワードなどのセキュリティ上の問題を教えてくれます。
Watchtowerの使い方に関して、詳しくは以下の記事をご参照ください。
サイドバーでWatchtowerを使う
セキュアノートを作成する
markdown記法を使用してセキュアノートを追加します。このノートはリッチテキストで表示され、
- ヘッダー
- 太字
- 斜体スタイル
- リスト
などを使用することができます。
セキュアノートをmarkdown記法で作成する方法を学びましょう。
セキュアノートをmarkdown記法で作成する
パスワードの文字を拡大する
別のデバイスに入力したり、読み上げたりするときに、パスワードの文字を一時的に拡大して見やすくすることができます。
パスワードの文字を拡大するには、
をクリックします。そして、大きな文字表示を選択します。
パスワードの文字を拡大する
アイテムを削除する
アイテムをゴミ箱に移動するには、サイドバーのゴミ箱にアイテムをドラッグ・アンド・ドロップします。またはアイテム>ゴミ箱に移動（ショートカットキー Command + Delete）を選択します。
ゴミ箱からアイテムを復元するには、サイドバーのゴミ箱をクリックし、アイテムを選択してから復元をクリックします。またはアイテム>ゴミ箱から復元を選択します。
ゴミ箱内のアイテムを削除するには、1Password>ゴミ箱を空にするを選択します。
ゴミ箱を空にした後でもアイテムは復元することは可能です。また、アイテムの変更履歴から元に戻すこともできるので、詳しくは以下の記事を参考にされてください。
1Passwordをロック
1Passwordを使い終わったら、セキュリティ面向上のため、1Passwordをロックしましょう。1パスワードをロックするには、1Password>ロックを選択します（Control-Option-Command-L）。その後、マスターパスワードを入力して、1Passwordのロックを解除します。
1Passwordが自動的にロックするように設定する方法については、こちらの記事をどうぞ。
もっと詳しく知りたい
パスワードを自動保存・自動入力・強力パスワード作成する方法について、詳しくは以下の記事を参考にされてください。
1Password mini (MAC版)の使い方は、以下の記事で詳しく説明していますのでご参照ください。
アイテムのカスタムフィールドを使いこなす方法について、詳しくは以下の記事を参考にされてください。
1Passwordで保管庫を作成し、「他のユーザーと共有」する方法については、以下の記事をどうぞ。
1Password 7のサイドバーを使う方法について、詳しくは以下の記事をどうぞ。
1Passwordと互換性のないアプリ等にパスワードをコピーする方法については、以下の記事をどうぞ。
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