【信頼関係の構築方法】恋愛・夫婦・仕事での築き方【破壊と修復】

握手をするビジネスマン 心理学戦略
信頼関係の構築
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信頼関係の構築について知りたいですか?信頼関係はコミュニケーションを円滑にするには不可欠です。

そこで信頼関係を破壊する行為や、信頼関係を修復するにはどうすべきかも踏まえて、男女関係や仕事における信頼関係の築き方を説明します。

信頼関係の構築が苦手な人は必見です。

 

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信頼関係

信頼関係について説明します。

信頼関係とは

信頼関係とはどのようなものなのかを説明します。

信頼関係とはコミュニケーションを円滑にするもの

信頼関係とはコミュニケーション円滑にするものです、信頼関係なくしてコミュニケーションを取ろうとすれば、相手との誤解が生じやすいです。

例えば嫌いな人と一緒に仕事をしていると、誤った解釈をお互いにしてしまったりすることで仕事上の事故につながる可能性が高まります。

そのため、ビジネスをする上で信頼関係は不可欠であると言えます。

信頼関係とはラポールを築くこと

信頼関係とは、ラポールを築くことを意味します。

ラポールとは、心理学の用語で心が通い合っている状態を指します。

ラポールとは

言語学,心理学用語。

主として2人の人の間にある相互信頼の関係。

すなわち,「心が通い合っている」「どんなことでも打明けられる」「言ったことが十分に理解される」と感じられる関係。

カウンセリング,心理テスト,教育などの場面で重視される。

出典

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

ラポールとは? 意味や使い方 - コトバンク
デジタル大辞泉 - ラポールの用語解説 - 心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。心理療法や調査・検査などで、面接者と被面接者との関係についていう。

お互いの言いたいことを打ち明けられたり、自分が伝えたいことを相手が理解してくれていると、お互いに感じられる関係を指します。

つまり仕事や恋愛において、互いにラポールを築けるかどうかが誰の関係の行方を決めると言えるほど重要なことです。

信頼関係の構築

信頼関係の構築について説明します。

男女間の信頼関係を構築する方法

男女間の信頼関係を構築する方法を具体例を挙げて説明します。

信頼関係は夫婦関係や恋愛関係においてとても重要です。

なぜなら、恋愛感情や親密な関係はお互いの信頼という土台があってこそ成り立つからです。

具体的に見ていきましょう。

信頼関係を恋愛で構築する方法

信頼関係を恋愛で構築する方法を説明します。

信頼関係を恋愛で構築するためには、相手に対する敬意を欠かさないようにする必要があります。

どんなに親しい間柄であったとしても、相手への敬意や礼儀を忘れてしまったら、その関係が崩壊してしまいます。

たとえどんなに仲は良かったとしても、1度でも暴力を振るえば、その関係が壊れるはずです。

つまり信頼関係は恋愛関係を維持するための潤滑油であり、信頼関係があってこそ恋愛関係がうまくいくものなのです。

例えば労いの言葉を相手に投げかけることにより、相手は自分が大切にされていると感じることができます。

労いの言葉とは、例えば、

  • 「疲れたでしょう」
  • 「無理しないでね」
  • 「今日は体調どう?」

などが挙げられます。

これらの言葉を一声かけるだけでも、自分は相手から大切にされていると感じてもらえるはずです。

信頼関係を夫婦間で構築する方法

信頼関係を夫婦間で構築する方法を説明します。

夫婦間であったとしても、信頼関係は良くなったり、悪くなったりします。

例えば相手に対して配慮しているというメッセージを伝えることにより夫婦間の関係が良好になります。

例えば育児をしている夫婦であれば、妻が専業主婦であったとしても夫が妻に育児を押し付けていれば、夫婦関係は悪化するはずです。

そこで夫が自分から進んで育児に参加することによって、夫婦関係は良好になり、信頼関係を構築することができます。

信頼関係を仕事で構築する方法

信頼関係を仕事で構築する方法を説明します。

信頼関係を仕事の成果で構築する方法

信頼関係を仕事の成果で構築する方法を説明します。

仕事における信頼関係は、やはり仕事の成果によって構築されるものです。

仕事の成果以外のもので、信頼関係が構築されることはありません。

なぜならば、仕事においてはほとんどが、成果主義に基づいたものであり、成果のでない企業は存続価値がないからです。

そのため、信頼関係を構築するには仕事の成果によって構築されるべきものであるということを認識し、他のこと、例えば社内政治などで信頼関係を構築しようと思うべきではありません。

その際にどのような点が具体的に高く評価されるのかを説明します。

顧客との関係

仕事における顧客との関係において、信頼関係を構築するためには減点法で評価されるので、ミスをしないように心掛けるべきです。

というのも加点法で評価されることもありますが、ベテラン社員であったり一流の能力を持った社員でなければ加点されることはあまりありません。

そのため、とにかくミスをしないように心がけるべきです。

具体的に言うと遅刻をしないであったり、嘘をつかないという点や相手の質問に対して的確に回答するなどの論理的説明ができるなどが必要です。

これらの点に気を付けることによって、減点される可能性を減らすことができ、顧客との信頼関係構築に役立ちます。

同僚との関係

同僚との信頼関係を職場で構築する方法を説明します。

同僚が見ている点は、見せかけだけの成果ではありません。

例えば上司が気に入った部下を褒め称えて、一時的にはその社員の評価が高まったとします。

しかし、他の同僚はその部下が成果を出していないとすれば継続して高く評価することはありません。

時として上司は部下を大げさに褒め称えて、その人物のやる気をかきたてようとする時があります。

もしかしたら周りから見たら、新人はその褒められた人物の能力は高いと感じるかもしれません。

しかし、ベテラン社員たちはまた部下のやり気を引き立てているな程度の感情しか湧き起こりません。

つまり一時的な成果ではなく、継続的な成果を出すことにより、長期にわたって、同僚はその社員の能力を認め、信頼関係が構築されるのです。

信頼関係の破壊

信頼関係の破壊について説明します。

信頼関係は1度破壊されてしまえば修復するのは困難になります。

そのため、信頼関係の破壊はどのような時に発生するのかであったり、どのような行為が破壊に繋がるのかを理解しておきましょう。

信頼関係の破壊に繋がる行為

信頼関係の破壊に繋がる行為について説明します。

信頼関係の破壊に繋がる行為の具体例を把握しておくことによって、いざという時にそのような行為を自制するきっかけにしてください。

挨拶を怠る

挨拶を怠ることによって、お互いの信頼関係が損なわれる可能性が高まります。

というのも、挨拶は人と人とのコミュニケーションの最も重要な部分であり、挨拶からコミュニケーションを始まると言っても過言ではないからです。

もし挨拶を行ってコミュニケーションがうまくいくのであれば、それは親友や家族などといった何度も顔を見合わせる可能性がある人達との関係に限定されることです。

今まで頻繁に顔を合わせたり、コミュニケーションを取ったことがない相手との関係では、挨拶を怠ることは信頼関係の破壊に繋がる行為であるといえます。

目線をそらす

目線をそらすことによって、信頼関係が破壊される可能性があります。

例えば、目は口ほどにものを言うということわざがありますが、目線はその人は何に興味があって、何に興味がないのかを雄弁に物語ってしまいます。

例えば自分が「楽しくない」という感情で相手の話を聞いてる際には、相手との目線を逸らしてしまうのは人間誰しも起こりうることだと思われます。

どんなに相手のことを嫌いであったとしても、目線をそらす行為によってその感情が相手に伝わってしまいます。

そのため、信頼関係の破壊に繋がる行為である、「目線をそらす」という行為には十分注意する必要があります。

言い訳をする

言い訳をすることは、時として信頼関係の破壊につながる行為になってしまうこともあります。

例えば、あなたが何か仕事でミスをしてしまった場合に、自分の誤りを素直に認めて相手に対して誠実に謝罪することによって、あなたの信頼関係を維持できる可能性が高まります。

しかし、その時に過剰に言い訳をしてしまうことによって信頼関係の破壊につながる行為として相手は受け取ってしまいかねません。

信頼関係は嘘偽りのない誠実な態度によって構築されるべきものであり、言い訳をすることによって信頼関係が破壊される可能性が高まります。

嘘を付く

嘘をつくことは、最もお互いの信頼関係を破壊する行為であると言えます。

例えばどんなに誠実な態度で接して良い関係を構築していたとしても、ひとたび嘘をつくことによって信頼関係は容易に破壊されてしまいます。

例えば吉本興業の宮迫博之さんと田村亮さんは、オレオレ詐欺の反社会的グループから金銭を受け取っていたとして、大きく報道され、問題になりました。

この問題が大きくなった理由は、2人が吉本興業や一般視聴者などに対して嘘をついてしまったからです。

何10年もかけて死んだよ、構築していた意味も関わらず嘘をつくことによって簡単に信頼関係の破壊につながってしまったので、嘘をつく行為は控えるようにするべきです。

破壊した信頼関係を修復する方法

破壊した信頼関係を修復する方法を説明します。

謝罪する

前述の、嘘をつくことによって、信頼関係を破壊してしまった、宮迫さんと田村さんが会見で謝罪をすることによって破壊した信頼関係を1部修復することに成功しました。

宮迫博之さんと田村亮さんが会見で謝罪した動画はこちらです。

自分が至らなかった点を素直に認めて、全ての関係者に誠実に謝罪を行っています。

しかし、宮迫さんは反社会勢力から金銭を受け取ったことは、その時点では反社会勢力であるということは知らなかったという事をはっきりと主張しています。

この信頼関係の修復方法は、橋下徹さんも以下のように高く評価しています。

認めるところは認め、謝罪するところは謝罪し、反省するところは反省し、そして自ら主張すべきところは主張する。

記者からの質問には全て答える真摯な態度。

完璧な記者会見だった。

この会見によって、流れは完全に変わった。

吉本のタレントたちも一斉に会社を批判するようになった。

出典

プレジデント・オンライン

橋下徹「なぜ宮迫さんの会見は完璧か」企業は不祥事対応の手本にすべき

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しかし、1度破壊してしまった信頼関係を修復するのは容易なことではありません。

そのため、どんなに上手く関係を修復できたとしても、大きな損失を被ってしまうことには変わらないのです。

信頼関係を修復する労力は信頼関係を構築する労力と比較して、割に合わないほど膨大な労力が必要とされることになってしまいます。

そのため、信頼関係を破壊しないように細心の注意を払うようにしましょう。

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