大学進学について知りたいですか?
今や大学に進学することは当たり前になってきました。
しかし大学進学するためには多額の費用がかかります。
そこで、
- 本当に大学進学する価値があるのか?
- お金がない場合はどうするのか?
などという点について説明していきます。
大学進学のメリットと、大学進学することの意味を知りたい人は必見です。
大学進学
大学進学について説明します。
大学進学率の推移から分かること
大学進学率の推移について説明します。
昔は女は大学に進学するべきではないという風潮が蔓延していました。
しかし今や大学に進学することは男女ともに当たり前のことであって、何ら目新しくない時代になってきたといえます。
以下の棒グラフ、は大学と短大に進学する人の比率の推移ですが、男女の進学率の性差は完全に排除されたと言っても過言でありません。
出典
大学進学率をグラフ化してみる(最新) – ガベージニュース
大学57.7%・短大3.4%、前世紀末から漸増中…大学進学率(最新) : ガベージニュース義務教育(小中学校)以外の教育機関の教育費の無償化問題や、大学の経営問題など、高等教育のあり方についてさまざまな面で環境の変化が生じ、再検討の機会が与えられている。「よい大学、そしてよい就職先」との子供の進路に関する言い回しも、必ずしも正し...
またこのグラフから、2017年にはなんと高卒者全体の約60%の人が、大学か短期大学に進学しているのがわかります。
1990年頃は男女ともに進学率は35%程度でした。
その時点と比較して、2017年の進学率は約40%も上昇したのです。
日本の高校生が100人しかいなかったとしたら
高校生が日本全国で100人しかいなかった場合で仮定してみます。
1990年頃は100人中35人が大学や短大に進学できれば良かったのです。
おそらく、その35人は周りの人たちから羨ましがられたに違いありません。
なぜなら周りの人たちは専門学校に通って就職の準備をしたり、高卒で就職するのが当たり前の時代であって、勉強することが許されていなかったからです。
一方で2017年の場合は、100人中60人が大学や短大に進学します。
安易な気持ちで大学に進学する人が増えた
つまり大多数が勉強することができるため、専門学校で実践に向けた学習や、高卒で就職する人の方が少数派なのです。
みんなが大学や短大に進学するから自分も進学しよう、などと安易な気持ちで進学する人が増えている可能性もあります。
そのため、安易な気持ちで大学に進学する人が増えたので、大学を卒業する時に無能な人材は採用面接などで排除されるはずです。
つまり今の時代は大学に進学することは優秀であることの証ではなく、無能な人材であるかどうかのチェックを必要とする人たちなのです。
つまり以前と比較して、大学・短大への進学者は実際の能力の高低が試されるようになったと言い換えられます。
大学進学のために塾に通うべきか?
大学進学のために塾に通うべきか否かという点について説明します。
結論から先に言うと大学進学のために塾に通う必要性はないですが、その代わりに質の高い教材にお金を費やすべきであると言えます。
予備校や塾に通うことによってどの教材を使って勉強するべきかという点で悩む必要がなくなります。
言い換えると、どの教材を選べばいいかという点をレクチャーしてくれるのが予備校や塾に通うメリットです。
そのアドバイスに数万円も費やす必要性はないので、自分で質の高い教材をインターネットで調べて購入する必要があります。
塾に通うためには、必ず移動時間が発生してしまいます。
その移動時間中に出来ることは限られてくるし、他の作業に費やした方がよっぽど効率的と言えるので予備校や塾に通う必要はありません。
大学進学をする意味
大学進学をする意味について説明します。
結論から先に言うと、大学進学をする意味は、学力を身につけるために進学するのです。
言い換えると生涯学習をする土台を身につけるために進学をするとも言えます。
より具体的に説明していきます。
大学進学は誰でもできる
大学に進学することは誰にでもできます。
なぜなら、偏差値の低い大学は、全国各地にごまんと存在するからです。
具体的に言うと、偏差値の低い大学とは、偏差値が日東駒専よりも低く、さらには大東亜帝国よりも低い大学のグループです。
まずは日東駒専からみていきましょう。
日東駒専(にっとうこません)とは、日本の大学群の一つを示す通称であり、私立の総合大学のうち[1]首都圏有力私大の下記の4校が括られている。
名称は、各大学の漢字表記の頭文字の組み合わせによるものである。
出典
日東駒専 - Wikipedia
出典
日東駒専の大学の口コミランキング|みんなの大学情報日東駒専の大学の大学口コミランキングです。口コミ評価をもとに算出した口コミランキングから日東駒専の大学を探すことができます。
次に大東亜帝国です。
大東亜帝国(だいとうあていこく)とは、日本の大学群の一つを示す通称である。
在京私立総合大学のうち、下記の5校または6校が括られている。
名称は、各大学の漢字表記の頭文字の組み合わせによるものである。
- (大)大東文化大学 – 東京都板橋区
- (東)東海大学 – 東京都渋谷区
- (亜)亜細亜大学 – 東京都武蔵野市
- (帝)帝京大学 – 東京都板橋区
- (国)国士舘大学 – 東京都世田谷区、または(國)國學院大学 – 東京都渋谷区
出典
大東亜帝国 - Wikipedia
出典
大東亜帝国の大学 入試日程別偏差値一覧|みんなの大学情報
大東亜帝国の文系私立大学の偏差値一覧(ランキング形式) 2025年度最新版|みんなの大学情報大東亜帝国の文系私立大学の偏差値ページです。偏差値から、希望の条件にあった大学をランキング形式で探すことが出来ます。
就職先よりも、能力の有無の方が重要
前述の通り大学に進学することが当たり前になったので、どの大学に通うかが重要になってきます。
偏差値の低い大学に進学したところで、就職採用試験でプラスに作用することは絶対にありません。
しかし、就職で有利に面接を進めるために偏差値の高い大学に行くべきかと言われると、そうでもありません。
というのも、どの会社に就職するかという点よりも、会社でどのような成果を出せるのかのほうが重要であるからです。
たとえ、優良企業に就職できたとしても、その会社で高い実績を出さなければ高い給料を得ることは難しいでしょう。
一方で、もし無名の企業に就職したとしても、その会社で高い実績をあげることさえできれば、高い収入を得ることができるはずです。
つまり高い実績を上げることができる能力を身につけることさえできれば、優良企業に就職しなくても高い収入を得ることができるので、偏差値の高い大学には進学する必要性がなくなります。
偏差値の高い大学に進学するべき理由
しかしながら、それでも偏差値の高い大学に進学するべきであると言えます。
学力を身につけるためには偏差値を競う必要があるからです。
人は数値化できないものを伸ばすことが出来ません。
そのため自分の学力を伸ばすと言ったとしても 、数値化して長期で継続的にに専念しなければ学力を伸ばすことはできないでしょう。
そのため、結局は偏差値の高い大学に進学することを目指して勉強に取り組む必要があります。
つまりここまでの話をまとめると、学力を伸ばすことによって、
- 企業に就職した後に高い実績を上げる可能性が高まるし、
- 高い収入を得ることができる可能性も高まる
ので、学力を数値化することができる、高い偏差値の大学を目指す必要があるのです。
大学進学を後悔する人
大学進学を後悔する人どのような人なのかについて説明します。
まず、大学進学には多額のお金がかかります。
私立大学の4年間にかかる費用は約390万円です。
大学に支払う費用は、入学金・授業料・施設整備費などがあり、国公立4年間で約240万円、私立文系4年間で約390万円、私立理系4年間で約520万円となります(文部科学省 平成26年度「子供の学習費調査」)。
しかしこれは、あくまで全国の平均です。
特に私立大学の場合は、学部により大きく学費が変わってきます。
出典
大学進学には、結局いくらかかるの? - 受験・学費、生活費など全部でこれ!大学進学のためには、いったいいくらお金を用意する必要があるのでしょうか。具体的な内容について解説するとともに、トータルで想定される費用についてもまとめてみました。
大学進学を後悔する人は、この大学にかかる費用約390万円が原因で後悔するのです。
つまり、大学進学の際にお金がなく、奨学金を借りて大学に進学する人は、大学進学を後悔する可能性が高いと言えます。
なぜならば前述の通り大学進学する目的を、高い収入が得られるからと、安易に偏差値の低い大学に進学してしまう人もたくさんいるからです。
就職に有利かと思いきや学力が身に付いていないので多くの企業から採用時に断られます。
その結果、多額の奨学金の返済に苦労することにより、大学進学したことを後悔する人もたくさん存在するのです。
大学進学する目的を明確にするべき
これを回避するためには、大学進学する目的を明確にするべきです。
安易に大学進学することが目的なのであれば、奨学金を借りてまで進学する必要はありません。
なぜならば、優良企業に就職できるから大学に進学するという目的を掲げて無名大学に進学したところで、優良企業に就職する可能性は低いと言えるからです。
無名大学に進学するのであれば、高校を卒業した直後に就職して実戦で能力を身につけてから優良企業に転職する方法もあるでしょう。
例えば高卒でアルバイトから仕事を初めて、その後部長に上り詰める人はたくさんいます。
昇進した後に優良企業に転職すればいいだけの話であって、安易に偏差値の低い大学に、高い奨学金を借りてまで進学するよりも、よっぽどその人のキャリア形成に役立つはずです。
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