デュアルディスプレイのモニターの選び方を知りたいですか?
デュアルディスプレイのモニターのサイズは同じにすべき点やおすすめサイズ、解像度(規格) はどう選べばいいのかをご紹介!デュアルディスプレイのモニターは、VESA規格に対応しているべきである理由を学びたい方は必見です!
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それ以外にも、デュアルディスプレイについて学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
【デュアルディスプレイ】モニターの選び方
デュアルディスプレイのモニターについて説明します。
デュアルディスプレイは大変便利ですが、誤ったデュアルディスプレイのモニターを使うと利便性が損なわれてしまいます。具体的にどのようなモニターを選べばいいのかを詳しく説明します。
価格
デュアルディスプレイ用のモニターとして、どのくらいの価格の商品を選ぶべきかについて説明します。
まずデュアルディスプレイ用のモニターは、ある程度は質の高い、高い価格のモニターを購入するべきです。
なぜなら、私はトリプルディスプレイとして3台のモニターを使用していますが経験上、1台目と2台目のモニターは閲覧する頻度(使用頻度)が高いので、質が高いものが好ましいです。一方で、3台目のモニターは、ある程度は低品質のもので十分です。
具体的に、私が使っている3台のディスプレイの中で最も古いのは、2014年に18,171円で購入したiiyamaの23インチFullHD(1920×1080)ディスプレイです。
2台目となるモニターは、2021年に11,980円で購入したアイ・オー・データ製23.8インチのフルHDディスプレイです。
3台目モニターは、2021年にAmazonアウトレットで11,648円で購入した23.6インチディスプレイです。
ちなみに上記の内、2台目と3台目のモニターは価格が同等ですが、実は2台目のモニターはたまたま価格が下がった時に購入しただけなので、ディスプレイの性能自体は低くはありません。
しかしながら注目すべき点としては、それでもデュアルモニターからトリプルモニターに移行することで、1.5倍ほど生産性が上がりました。つまり文字が見にくい激安モニターを使用したのにも関わらず、生産性が大きく1.5倍も上昇したということです。ちなみにシンプルディスプレイからデュアルモニターに移行した際は、生産性が2倍に上昇しましたので、0.5ポイント上昇具合が低下しましたが、それでも大幅な生産性向上と言えるでしょう。
しかし、私が後で振り返ってつくづく思いますが、この激安モニターをデュアルディスプレイ用の2台目のモニターとして購入しなくて良かったなと心底思います。なぜなら、もしデュアルディスプレイ用の2台目のモニターとしてこのポンコツモニターを使用していたとしたら、低品質のディスプレイは、かなり不便に感じ大きなストレスを感じていたはずだからです。もう少し具体的に言うと、1台目のモニターと2台目のモニターは閲覧頻度(使用頻度)がほぼ同等ですが、3台目のモニターは使用頻度が低下するという意味です。
言い換えると前述の低品質の3台目モニターは、トリプルディスプレイ用の三台目のモニターとしては十分な性能ですが、2台目のディスプレイモニターとしては不十分な性能であると言えるでしょう。つまり2台目のディスプレイはある程度質の高い、高額なモニターを購入するのがよいでしょう。
2万円前後の価格がおすすめ
では実際に、デュアルディスプレイ用のモニターとしてはどのくらいの価格のモニターを購入すべきかと言うと、2万円前後の価格がお勧めです。なぜ2万円前後なのかと言うと、4万円台のディスプレイでは高額すぎるし、ましてや15万円ほどするディスプレイはオーバースペックだからです。
詳細は後述しますが、4万円~15万円以上するディスプレイとは、4K以上の解像度のディスプレイなので、40インチ以上ないと文字が小さすぎて読めないから、デュアルディスプレイとして二台並べるにはスペースが必要です。もし大型サイズのディスプレイをデュアルディスプレイとして購入した場合、もしトリプルディスプレイに移行する際はもっとディスプレイを置く場所に困ってしまうでしょう。
そこで2万円程度のモニターを購入すればある程度小型の(後述しますが24インチ程度の)ディスプレイなので、置く場所には困りません。
例えばデュアルディスプレイ用の2台目モニターとして、こちらの高品質な商品がおすすめです。
サイズ
デュアルディスプレイのモニターのサイズはどう選べば良いのかについて説明します。
同じサイズにするべき
デュアル ディスプレイのモニターは、1台目と2台目のそれぞれのサイズが同等のモニターを選ぶようにしましょう。具体的には24インチのディスプレイを2台購入し使用しましょう。そうすることでデュアルディスプレイのモニターは見やすくなります。
悪い例(ブラウザで同じズーム率になるので見にくい)
悪い例としては、例えば17インチと30インチのデュアルディスプレイモニターを使用した場合、それぞれサイズが異なるので使いにくくなってしまいます。具体的にどう使いにくくなるかと言うと、例えば文字の大きさが片方の画面で大きく表示されているにも関わらず、もう片方の画面では小さく表示されていた場合、それぞれの文字サイズ が読みにくくなってしまいます。
例えば17インチと30インチのデュアルディスプレイモニターを使用していて、インターネットブラウザ Chrome で Amazon のサイトを閲覧していた場合で説明します。
片方のページで商品を拡大して閲覧したい場合ブラウザでズームを150%に拡大したとします。その場合、もう片方のディスプレイもズームを150%に拡大されて表示されてしまいます。その結果、片方のディスプレイだけ100%のズームで、もう片方は150%に拡大表示するということができません。 そのため片方が17インチで小さいディスプレイサイズモニターであるために拡大表示しなければ文字が小さくて見えない場合、30インチのディスプレイでは拡大表示をしなくても文字が見えます。そのため、それぞれのディスプレイの文字サイズの不均衡が生じてしまいます。その結果、それぞれのディスプレイごとにブラウザのズーム率をいちいち変更しなければいけなくなってしまうというデメリットが発生してしまうのです。
このような文字や画像のサイズの不均衡を取り除くために、デュアルディスプレイのモニターは同等のサイズを選択するべきであると言えます。
トリプルに移行することも念頭に入れるべき
後にデュアルディスプレイからトリプルディスプレイに移行することも念頭に入れて、デュアルディスプレイのモニターを選ぶべきであるという点について説明します。
私はトリプルディスプレイを使用しており、デュアルディスプレイはシングルディスプレイと比較して生産性が約2倍に上昇し、またトリプルディスプレイはデュアルディスプレイと比較して生産性が1.5倍ほど上がりました。
したがって、あなたがデュアルディスプレイをこれから導入する際は、後にトリプルディスプレイに移行することも念頭に、ディスプレイモニターのサイズや価格などを選択する必要があります。もし大きなサイズのデュアルディスプレイのモニターを購入したにもかかわらず後からトリプルディスプレイに移行したいと思った時に、ディスプレイを置くスペースがなくなってしまうというリスクも考えられます。
またディスプレイのサイズは大きくなるほど価格も高額になっていきます。高額なディスプレイをデュアルディスプレイのモニターとして購入した場合、後からトリプルディスプレイを導入したいと考えた時に、デュアルディスプレイ用のモニターに高いお金を支払ってしまったために、トリプルディスプレイ用のモニターに支払うお金が足りなくなってしまったら困ります。
従って、デュアルディスプレイのモニターのサイズは大きすぎるサイズを選択するべきではありません。
おすすめサイズ
おすすめのデュアルディスプレイのモニターのサイズは、23インチ~24インチ のサイズです。
実際、私が使用しているトリプルディスプレイ用の各モニターのサイズは、23インチと23.6インチさらには23.8インチの3台のディスプレイです。
私が使用しているパソコンデスクの横幅を、左右二つのディスプレイは若干はみ出てしまいますが、それはトリプルディスプレイの間に、音声入力用のマイクアームを設置しているためです。おすすめマイクについてこちらの記事をどうぞ
もしマイクアームがなければ、ちょうど机のサイズと縦置きディスプレイと横置きディスプレイのサイズが同等になります。ディスプレイサイズの配置についてはこちらの記事をご覧ください。
また、23インチ~24インチサイズのデュアルディスプレイをおすすめするもう一つの理由は、各ディスプレイメーカー価格が、だいたい最もお手頃なコストパフォーマンスになるためです。最も多くの人が23インチから24インチのサイズのモニターを購入するのではないでしょうか?あまり小さなサイズのディスプレイのサイズを選択してしまうと、ブラウザで文字が小さくなってしまうため、何度も文字をズームして拡大したり縮小したりしなければいけないので面倒です。したがって、多くの人が購入するディスプレイのサイズであれば、コストパフォーマンスもそれだけ優れていく傾向があるはずです。
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解像度(規格)
デュアルディスプレイのモニターの解像度(規格)はどう選べばよいのかについて説明します。
ディスプレイの解像度(規格) の種類
主なディスプレイの解像度(規格) の種類を挙げると、以下の6つです。
- 8K(7680×4320)
- 4K(3840×2160)
- WQHD(2560×1440)
- フルHD(1920×1080)
- WXGA++(1600×900)
- HD(1280×720)
具体的なサイズを図で表すと以下の通りです。
出典wowow
この中で、最も高い解像度は8Kです。例えば4Kディスプレイは、フルHDのディスプレイが4台入っているようなものです。解像度を上げるほど、ディスプレイ価格も消費電力も上昇して行きます。
デュアルディスプレイに適した解像度
デュアルディスプレイに適した解像度について説明します。
フルHD(1920×1080)を購入するべきです。なぜならディスプレイを設置する際にディスプレイアームが支えることができるディスプレイサイズは限られているためです。4Kや8Kのディスプレイを使用する場合、ディスプレイサイズを最低でも40インチ以上にしなければ文字が小さくなって読みづらくなってしまいます。
従って40インチのディスプレイを並べる場合、机のスペースもより多く確保する必要があります。 しかし多くの人にとってパソコンデスクというのは小さいことが多いし、ディスプレイアームで固定するのでそのスペースが使えなくなってしまうことを念頭に、ディスプレイを設置する必要があります。デュアルディスプレイのせいで机のスペースがなくなるというデメリットについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
そこでデュアルディスプレイはできるだけコンパクトなサイズにする必要があるためデュアルディスプレイに適した解像度というのはフルHD(1920×1080)です。 もちろん、8Kディスプレイであるにも関わらず解像度を下げてフルHD(1920×1080)に設定することも可能です。しかし、せっかく高いお金を支払って8Kのディスプレイを購入したにも関わらず、解像度を下げてフルHD(1920×1080)で表示するという行為は非常にもったいないのです。したがって、それであれば最初からフルHD(1920×1080)のディスプレイを購入し使用した方が良いでしょう。
また昨今のコロナウイルスの影響でディスプレイ価格が上昇しているため、出来るだけ低コストでデュアルディスプレイを導入したい人が多いと思われます。そこで、コスパを重視するのであれば、デュアルディスプレイのモニターの解像度(規格)はフルHD(1920×1080)を選択するべきです。
もちろん Amazon ビデオや Netflix などで高解像度の動画を視聴したいという人は4K・8Kディスプレイを購入するのもありですが、高解像度の動画を視聴する際はそれなりの高い料金を支払う必要があります。これから動画の解像度の料金も値下げする可能性もあるため値下げしてから高解像度ディスプレイを購入すれば良いのではないでしょうか?今まだ時期尚早であると言えるかも知れません。
また高解像度のディスプレイは電力消費量も上がってしまうため、コンセントでたこ足配線をしていると電力が足りなくなってぶちぶち電源が切れてしまうなどという現象も発生してしまいかねません。私は トリプルディスプレイを導入した際にたこ足配線をしすぎたせいで、デスクトップパソコンの電源が1日に10回以上突然切れてしまうという現象が起こってしまいました。デュアルディスプレイの電気代についてはこちらの記事をどうぞ。
私の場合、フルHD(1920×1080)のディスプレイを3台使っているだけでも電力消費量がかなり上昇してしまうのにも関わらず、もし仮に8Kディスプレイを3台使った場合はさらに電力消費量が上がってしまっていたため、もしかしたらコンセント側の対応消費電力量の上限に達してしまい、PCやディスプレイをつけることすらできなかったかもしれません。ちなみに私は二つのコンセントを、複数口を備えた電源タップに接続してPC とディスプレイ、タブレットやスマホのUSB充電やGoogleスピーカーなどを使用しています。
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VESA規格
デュアルディスプレイのモニターは、VESA規格に対応しているべきであるという点について説明します。
デュアルディスプレイのモニターはモニターアームに接続して使用するべきです。なぜなら、デュアルディスプレイのモーターアームの配置は、縦と横という配置がベストだからです。
もしデュアルディスプレイのモニターをディスプレイを購入した時に付属しているディスプレイ台において、2台とも横置きで机の上に置くとしたら、広いスペースの机でなければデュアルディスプレイをおくことはできないでしょう。そのためデュアルディスプレイはそれぞれディスプレイアームで使用し、縦置きと横置き配置で使用するべきなのです。
デュアルディスプレイ初心者向けの、アームの選び方を詳しく学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
デュアルディスプレイはモニターアームが必須であるという点は分かったと思いますが、実はディスプレイの中には、モニターアームに対応していないものもあります。そこで、モニターアームを使用可能ディスプレイなのかどうかを見分けるポイントが、VESA規格に対応しているかどうかでわかります。VESAは、Video Electronics Standards Associationの略です。
VESA規格とは、液晶ディスプレイやテレビなどの映像機器を、壁掛け金具・アーム・スタンドなどに取り付ける際に使うネジ穴の間隔について定められた国際標準規格のことです。
VESA規格対応のディスプレイであれば、ディスプレイの裏側のネジ穴位置が同じなので、簡単に固定したり、交換することができます。
例えば Amazonや楽天 でディスプレイの説明欄には必ず記載されています。
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