1Password買い切り版のデメリットとして、結局は複数ライセンスの追加購入が必要になるという点を説明します。
1Password買い切り版はただでさえ高額なのに、複数のライセンスを購入する必要が出てくるという点やサブスクリプション版も契約する必要性を踏まえ、1Password買い切り版は購入すべきではないという点をご紹介!
1Password買い切り版かサブスクリプション版かで悩んでいる方必見!
1Password料金比較分析のまとめページとしては「1Password料金比較分析まとめ【月年額・3年版・ファミリー・買い切りvsサブスク・無料・他社】」の記事をご覧ください。1Passwordの料金体系の全体像を把握することができます。
サブスクリプション版として安価に利用できる、1Password3年版は以下のリンク先から購入できます!
また、1Password買い切り版のその他のデメリットについては、「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事をご覧ください。
1Password買い切り版のデメリット【結局、複数ライセンスが必要】
1Password買い切り(スタンドアロン)版のデメリットとして、同期したい端末数が増えた場合、結局は複数のスタンドアロンライセンスを購入する必要性が出てくる点を説明します。
多くの1Password買い切り版のユーザーは、新しい端末を購入した時等に、さらに高額な初期費用を負担しなければ、1Password買い切り版の使い勝手に満足しなくなる恐れがあります。
もちろん1Password買い切り版は、1つのスタンドアロンライセンスだけでも購入すれば、Windows か Mac で使用することができ、別の端末(スマホ・タブレット)で、1Password無料版アプリをインストールしてデータを閲覧することだけはできます。
ただし、1Password買い切り版と1Password無料版のデータを、iCloudやDropbox経由で同期する必要があり、毎回同期するのが面倒くさいです。時として、同期を忘れてしまって外出先で変更後のパスワードがわからなくて困るということにもなるでしょう。最悪の場合、変更後のパスワードをどうしても確認する必要があり、変更後のパスワードを閲覧するために自宅に帰らなければいけないという事態にも発展する可能性もあります。
1Password無料版は、14日間の試用期間が経過すると、アイテムの新規作成や編集ができません。
つまり1Password無料版では、 Windows か Mac の1Password買い切り版によって作成したデータを閲覧することしかできず、1Password無料版がデータ読み取り専用アプリになってしまうということです。
でも1Passwordのデータを変更したい場合に、スマホでデータを新規作成したり、編集すれば10秒足らずで終わるところを、毎回1Password買い切り版がインストールされている別端末であるWindowsかMacをわざわざ起動して、1Passwordデータの変更を加える必要があるというのはストレスを感じるし不便ですよね?
しかし残念ながら、それが嫌なのであれば、
- 1Password買い切り版の高額なスタンドアロンライセンスを複数購入するか、
- 既に使用している1Password買い切り版に加えて、1Passwordサブスクリプション版も契約するか
のどちらかを選択する必要があるのです。
そこで、もし1 Password サブスクリプション版を契約すれば、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも、1Passwordアイテムの新規作成や編集をすることができます。しかし、1Password買い切り版とサブスクリプション版を、二重に支払いをする必要があるのです。
でも、それなら最初から1Password買い切り版を買わずに、サブスクリプション版を購入しておけばよかったよね?
うん、そうだよね。1Password買い切り版(最低でも約6,231円)とサブスクリプション版(月額450円 or 年額3,900円 or 3年版)の両方の金額を負担すると損をしてしまうことになるから注意が必要だよ!
1Passwordサブスクリプション版として割安価格で使用できる、1Password3年版は以下のリンク先からご確認ください!
なお、WindowsとMacの1Password無料版は、14日の試用期間経過後は1Password無料版へのログイン自体できなくなります。
そのため、1Password無料版の試用期間経過後もデータを閲覧可能なのはiOSかAndroid端末に限られます。
1Password買い切り版は、複数ライセンスが必要になる別の例
1Password買い切り版のデメリットとして、結局は複数ライセンスが必要という点について、上記の説明ではいまいちピンとこない人のために、さらに具体的な例で説明します。
1Password買い切り版の同期に困る例
例えば、Windows パソコンに1Password買い切り版をインストールして使用している場合、 Windows パソコンにスタンドアロンライセンスを登録しているので、1Passwordのアイテムを新規作成したり編集したりすることが可能です。
しかし iPhone(iPad) や Android タブレット端末などにインストールされた、1Password無料版を外出先で使用する場合、1Password買い切り版のデータをiCloudかDropbox経由で同期すれば1Passwordのデータを閲覧することは可能ですが、アイテムの新規作成や編集をすることはできません。
つまり1Password無料版は無料体験期間の14日間が終了した後は、1Passwordアプリは読み取り専用のアプリになってしまうということです。
また、既に1Password買い切り版のスタンドアロンライセンスを登録している Windowsパソコンとは別の Windows パソコンでは、1Password買い切り版のスタンドアロンライセンスを登録しない限り、1Password内のデータを読み取ることすらできません。
つまり Windows のデスクトップパソコンに1 Password 買い切り版をインストールして使用している人は、 Windows のノートパソコンに1Password 買い切り版を使用する場合は、もう一つの1Password買い切り版のスタンドアロンライセンスを購入する必要があるということです。でも、もし2つの1 Password 買い切り版を購入するとしたら、高額な金額(12,000円くらい)を負担することになります。
もしこれを回避したいと感じるなら、解決方法は2つあります。
一つ目の解決方法=1Passwordサブスクリプション版を別途契約する
一つ目の解決方法は、1Passwordサブスクリプション版を別途契約するという方法です。
例えば iPhone で1Password買い切り版で作成した保管庫内で、アイテムの
- 新規作成をしたり、
- 編集をしたり
したい場合、1Passwordサブスクリプション版を別途契約する必要があります。しかし、その場合は
- 月額450円か
- 年額3,900円、
- あるいは1Password3年版
のどれかの費用を重複して支払う必要があります。
このことについての詳細は「【1Password買い切り版デメリット】iPhoneで購入不可【同期iCloud・Dropbox】」の記事で解説していますが、1Passwordサブスクリプション版の費用と1Password買い切り版の費用の両方を重複して負担することになるので負担するコストが高額になってしまいます。
二つ目の解決方法=スタンドアロンライセンスを追加購入する
二つ目の解決方法は、
- 保有している端末の数だけ、
- あるいはアイテムの新規作成や編集をしたい端末の数だけ、
1Password買い切り版を使用するために、スタンドアロンライセンスを追加購入するという方法です。
つまり既に使用している Windows パソコンの1Password買い切り版に保管されているアイテムで新規作成や編集をしたい場合は、使いたいPC端末の数だけ、スタンドアロンライセンスを買い足していく必要があるということです。
例えば、
- WindowsデスクトップPCと
- WindowsノートPC
- Mac
の3台の端末で1Password買い切り版を使いたいなら、スタンドアロンライセンスを3つ購入する必要があるのです。
1Password買い切り版は、ただでさえ一つのライセンスあたりの価格(初期費用)が高額であるにも関わらず、複数の端末の数だけ購入するとしたら、1Password買い切り版の元が取れるまでに長い期間が必要とされてしまいます。1Password買い切り版を何ヶ月使用したら元が取れるのかについては「【1Password買い切り版のコスパ】サブスク費用【一生涯でいくら?】」の記事をご参照ください。
また途中で1Password買い切り版を使用することを中断してしまった場合は、最初からスタンドアロンライセンスではなくサブスクリプション版を購入しておけばよかったという後悔をすることになってしまいます。
そのため、1Password買い切り版ではなく、1Passwordサブスクリプション版を利用しましょう!
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