【1Password】マスターパスワードでロック解除できない【セキュリティの特徴】

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1Passwordのマスターパスワードでロック解除できず、もう諦めるべきかと悩んでいますか?

マスターパスワードでロック解除できない場合、マスターパスワードを変更することも、1Passwordアカウントを削除することもできません。その場合、もしかしたらハッカー等の第三者にマスターパスワードを知られてしまうのではないかと不安になるはでず。しかし複数のセキュリティ上のルールによって、マスターパスワードはハッカーから保護されています。どのようなセキュリティー上のルールによって保護されているのかを詳しく見ていきましょう。

 

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マスターパスワードを紛失した、あるいはキーボード入力の問題のせいで、ロックを解除できない場合の対処法については、以下の記事をご参照ください。

1Passwordマスターパスワードでロック解除できない時の対処法
マスターパスワードを紛失したか、キーボード入力の問題のせいで、ロックを解除できない場合の対処法を説明します。 1Passwordのロック解除に使用するパスワードは、マスターパスワードといいます。1Passwordアカウントを持っている場合は...

 

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【1Password】マスターパスワードでロック解除できない

「1Passwordのマスターパスワードでロック解除できない場合」とは、何を意味するのかについて説明します。

1 Password のマスターパスワードでロックできない場合は、その1Passwordアカウントに二度とアクセスできないということを意味しています。

世界中で毎年多数の人が1Passwordのマスターパスワードを忘れてしまったり、紛失してしまったりして1Passwordにアクセスできなくなる人がいます。1Passwordのデータの中には、キャッシュカードの暗証番号や、マイナンバーカードの情報にアクセスするための暗証番号、様々なインターネットサイトのログイン情報が詰まっています。もしかしたら、この記事を読んでいる人の中には、いろいろとマスターパスワードでロック解除できないのかを試してみた後の人が多いと思います。色々試してみても、1 Password のマスターパスワードがわからず終いでダメだった場合、自分の1Passwordアカウント内の情報は今後どうなるのかと不安になっていることでしょう。そのような人は、以下に説明する、1 Password のマスターパスワードに関するセキュリティの特徴を学ぶ必要があります。具体的に見ていきましょう。

 

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【1Password】マスターパスワードでロック解除できない【セキュリティの特徴】

1 Password のマスターパスワードに関するセキュリティの特徴を説明します。1Passwordはセキュリティのために、各マスターパスワードが保護されています。どのようなセキュリティによって保護されているのかを説明します。

インターネットを介して送信されることはありません。

1Passwordはセキュリティをより強固にするために、インターネットを介してマスターパスワードの情報を送信しているわけではありません。したがって、ハッカーがマスターパスワードの情報をハッキングしてマスターパスワード情報を入手することができません。1Passwordはマスターパスワードからシークレットキーを取得する時にPBKDF2を使用しています。PBKDF2がマスターパスワードを強化する仕組みについて詳しく学びたい方は、「【1Password】PBKDF2がマスターパスワードを強化する仕組み」の記事をご覧ください。

【1Password】PBKDF2がマスターパスワードを強化する仕組み
1PasswordがパスワードベースのPBKDF2(キー派生関数2)を使用して、マスターパスワードを繰り返し推測するのを困難にしている仕組みを説明します。 1Passwordのマスターパスワードのセキュリティ面に不安を感じ、データが保護され...

PC内のローカルに記録されることはありません。

1 Password のマスターパスワードは、パソコンのローカルディスクに記録されることはありません。そのため例えば、たとえノートパソコンなどを紛失して悪意のある第三者の手にパソコンのローカルディスクが渡ってしまったとしても、1 Password のマスターパスワードを読み取られる可能性はありません。もし仮に、1Passwordのマスターパスワードがローカルディスクから読み取られてしまうということであれば、この世の誰一人として、1Passwordアプリをインストールした

  • スマホや
  • ノートパソコン
  • タブレット

などを持ち歩く人はいなくなってしまうことでしょう。なぜなら、自分の全情報を1Passwordに保存している場合、端末を紛失したら全てが流出するリスクがあるからです。そんなことはありませんのでご安心ください。

だからこそ、1Passwordのマスターパスワードでログインできなくなってしまったとしても、1Passwordのマスターパスワードをハッカーによって知られてしまうリスクは低いと言えるでしょう。

暗号化されているためAgileBits社ですら知りません。

1 Password のマスターパスワードは暗号化されているため、1 Password 開発元であるAgileBits社ですら知り得ません。したがって、もしマスターパスワードを紛失してしまった場合、「1Passwordの開発元に問い合わせればロック解除してもらえるのでは?」などという考えを抱いているのであれば、それは大きな間違いです。1Passwordのマスターパスワードは1Passwordの開発元ですらわからないので、1 Password マスターパスワードでロック解除できない場合も、ハッカーにマスターパスワードを知られてしまうリスクは高くはないと言えるでしょう。

ユーザーのみが知っています。

1 Password のマスターパスワードはユーザーだけが知っている情報です。言い換えると、1 Password アカウントを作成しマスターパスワードを設定した時に、インターネットプロバイダ、 Windows やMacのOSのメーカー、あるいはスマートフォンメーカーなどが、マスターパスワードを知ることは不可能です。従って、ユーザー自身がマスターパスワードでロック解除できずログインできないとしても、ハッカーに知られてしまい1Passwordを悪用されるのではないか?と焦る必要性は低いと言えるでしょう。

データを暗号化するための唯一の手段です。

1 Password のマスターパスワードは、1Passwordアカウント内に保存されている全てのデータを暗号化するための唯一無二の手段です。従って、もし1Passwordのマスターパスワードを正しく入力しなければ、1Passwordのロックは解除することが不可能です。言い換えるとマスターパスワードが第三者に知られてしまうと1Passwordのデータは読み取られてしまうリスクがあります。しかしもう少し詳しく言うと、1 Password 内の情報にアクセスするためには、マスターパスワードだけではなく、シークレットキーや登録したメールアドレスなども必要になります。従って実質的には、マスターパスワードとシークレットキー、登録したメールアドレスの三つが必要です。

 

【1Password】マスターパスワードでロック解除できない【セキュリティの特徴】 まとめ

ここまで説明した、1 Password のマスターパスワードを保護しているセキュリティ上の五つのルールによって、データはハッカーから保護されており、安全であることが保証されています。また、ユーザー以外は誰も、マスターパスワードをリセットすることができないことも意味します。

つまり1Passwordユーザーが、1Passwordのマスターパスワードでロック解除できないからと言って、1 Password 内に保管してある個人情報に、ハッカーが不正アクセスできてしまうと考えるのは時期尚早です。あなたがアクセスできないのと同時に、ハッカーも1Passwordにアクセスできないので、セキュリティ上の問題によってデータの侵害に合うという心配はご無用です。

 

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