1Password買い切り版(スタンドアロン版)のデメリット、使用可能期間が有限であるという点をご存知ですか？
買い切り版のシステムがアップデートされない点を踏まえ、Windowsの例でOSのセキュリティアップデートとは何かをご紹介！
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本記事で説明する内容以外の、1Password買い切り版のデメリットは4つあります。
さらに詳しく学びたい方は「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事をご覧ください。
【1Password買い切り版のデメリット】使用可能期間が有限【システムのサポート】
1Password買い切り版のデメリット、使用可能期間が有限であるという点を詳しく説明します。
1Passwordは買い切り版とサブスクリプション版の2種類があります。1 Password 買い切り版のデメリットを十分把握した上で使用を開始するべきです。
例えば、人気ナンバーワンのパスワード管理ツール1Passwordを早速購入してみたものの、「まさかこんなはずじゃなかったのに…」と後で後悔するのは避けたいですよね？でも実際問題として、1Passwordの買い切り版を購入した人の中には、買ったことを後悔する人がたくさんいるのです。その後悔をする理由の一つが、1Passwordのシステムのサポート期間が有限であるため、1Password買い切り版の使用可能期間も有限であるという点です。
1Passwordのシステムサポートが終了するとどうなるの？
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【1Password買い切り版のデメリット】使用可能期間が有限【OSアップデート】
まず1 Password 買い切り版の大きなデメリットとしては、使用可能期間が限られているという点が挙げられます。使用可能期間というのは、1Passwordのシステムのサポートがされている期間です。例えばWindowsのOSやiPhoneのiOSのアップデートを考えてみるとわかりやすいです。
一般的に言って、どんなソフトウェアであれ、数ヶ月おきにソフトウェアバージョンのアップデートがされるものです。アップデートは様々な種類がありますが、重要なアップデートとしてはセキュリティ面の脆弱性が発見された結果、アップデートがされた場合はすぐにOSのアップデートが必要となります。
脆弱性という言葉を聞いても、いまいちピンとこない人もいると思うので、具体例を挙げて説明します。
例えば2020年3月にWindowsで2つの重大な脆弱性が発見されました。
その事に関する記事は以下の通りです。
Windowsで発覚した脆弱性とは？
今回見つかった脆弱性では、複数の機能とバージョンが対象となっています。
まずは、その概要から押さえていきましょう。
発覚した2つの脆弱性
2件の脆弱性は、「Adobe Type Manager Library」に存在しており、「Type 1 PostScript」を処理する際の問題で発生します。
この脆弱性ではリモートコードを実行される恐れがあり、任意のドキュメントをユーザーに開かせるか、またはプレビューウィンドウで表示させることで悪用が可能です。
Microsoftは、この脆弱性を突いた標的型攻撃（ゼロデイ攻撃）が既に実施されていることを公表しています。これにより、ユーザーのみならずサイバー攻撃者も、脆弱性の存在を広く認識していることを心得る必要があります。
「プレビュー表示」するだけでも危険
この脆弱性の特徴の1つとして、「プレビュー表示」を行うだけでも危険を伴うということが挙げられます。
悪意をもって細工されたドキュメントをユーザーが開かなくても、プレビューウィンドウで文書が表示されるだけで、攻撃者は任意のコードを実行できてしまうことが指摘されており、注意が必要です。
対象となるOSのバージョン
この脆弱性の対象は「Windows 10」に加えて、2020年1月にサポートを終了した「Windows 7」なども含まれます。そして当然ながら、サポート終了後のバージョンについては更新プログラムが配布されないため、利用中のユーザーには早急の対応が求められることになります。
なお、Windows 10については、万一攻撃が成功しても、サンドボックス内での限定された権限によるコード実行にとどまるといわれています。しかし、例え攻撃が広範囲に及ばないとしても、想定外のリスクを抱えていることには変わりないでしょう。
上記の記事を読んだところで、ITに疎い人にとっては「専門用語が並んでいるので意味不明」と感じるかも知れませんが、要するに上記の記事の内容は、Windowsのサポートが終了したOSバージョンについては更新プログラムが配布されないため、悪意のあるハッカーによる攻撃を受けてPCを操作されてしまう可能性があるということです。だから、Windows OSのアップデートが必要なのです。
OSのアップデートって重要なんだね
1Password買い切り版では、システムがアップデートされないから、動作が不安定になってしまう可能性があるんだよ。
つまり、OSのアップデートは必要不可欠なものであり、OSのアップデートをせずにWindowsを使用し続けた場合、取り返しのつかない個人情報流出や、PCデータが破壊されてしまうなどの重大な問題が発生するリスクがあるということです。
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【1Password買い切り版のデメリット】使用可能期間が有限【重要なセキュリティアップデート】
話を1Passwordに戻すと、1Passwordの買い切り版を購入した場合は、1Passwordのサポート、つまり1Passwordのソフトウェアのバージョンのアップデートがされないため、何らかの予期しない不具合が生じる可能性があるということです。
実際に1Password公式HPを見てみると、以下に引用する「Windows用 1Password 4」のように、過去の1 Password スタンドアロン版はサポートが終了してしまったものもあります。
古いコンピュータをお使いですか?
古いバージョンの macOS や Windows をお使いの場合は、旧バージョンのスタンドアロン型 1Password が入手可能です。
これらのバージョンはサポートされておらず、重要なセキュリティアップデートしか受け取ることができませんのでご注意ください。
- Windows 用 1Password 4
スタンドアロン版
上記の「Windows 用 1Password 4 スタンドアロン版」に関する説明にある通り、1Password買い切り版を購入した場合、重要なセキュリティアップデートしか受け取ることができないということです。でも、どこからどこまでの範囲が重要と呼べるかについては記載がありません。ハッカーによる、1Passwordの脆弱性を狙った攻撃を受けた時のためのセキュリティアップデートは、重要なアップデートなのか、それとも非重要なのかは不明です。そのため、1Password買い切り版は使用可能期間が有限と言えるのです。
1Password買い切り版は永遠には使えないから、再度買い直す必要が出てくるね。
1Password買い切り版は、実質的に2～4年くらいで買い替えが必要なのかな？
また、もしかしたらセキュリティ以外の面で、あなたにとって重要なアップデートがされない可能性もあるということを、頭の片隅にとどめておきましょう。具体的にいうと、1Passwordの最新版を使用している時には、既にある機能なので、当たり前の機能だったから気が付かなかったけど、「その操作方法」ができなくなると大幅に効率が低下するので、1Passwordの利用価値が下がってしまうというようなアップデートも、1Password買い切り版はアップデートされていない可能性もあるということです。抽象的な説明になってしまったので、具体的には「1Password買い切り版のデメリット【最新機能が使えない】」を御覧ください。
つまり、現時点で使用可能な1Password買い切り版をひとたび購入したら、その後は永遠に1Passwordを使用し続けることができるというわけではありません。したがって1 Password 買い切り版は、期間限定で使用できるだけなのだという点を理解しましょう。
つまり、1Password買い切り版は多数のデメリットがあるため、1Passwordは買い切り(スタンドアロン)版ではなく、サブスクリプション版（1Password会員）3年版を購入しましょう！
1Password3年版について、詳細は「【1Password3年版を買うべき理由】価格/機能/性質/期間/手間/信頼」の記事をご覧ください。
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本記事でここまで説明した内容が、1Password買い切り版のデメリットの一つです。
1Password買い切り版のそれ以外のデメリット4点について、詳細は「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事をご覧ください。
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