【昇進を拒否すべき理由】ストレス・累進課税・借金の問題が悪化する

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昇進を拒否すべき理由を知りたいですか?

あなたがもし、

  • 「部長になれれば問題が解決するだろう」
  • 「係長に昇進すれば、今のストレスもなくなるだろう」

と考えているのであれば、その考えは誤りです。

なぜなら日本の賃金の構造としては、昇進して地位と賃金が上がることで、

  • ストレス
  • 累進課税
  • 借金

の問題が悪化するからです。

その理由を説明していきます。

昇進を承諾しようかと悩んでいる人は必見です。

 

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昇進を拒否すべき理由

昇進を拒否すべき理由を、

  • ストレス
  • 累進課税
  • 借金

という3つの点から説明します。

昇進するとストレスが増大する

昇進するとストレスが増大する点について説明します。

昇進すると長時間労働になり、ストレスが増大する

一般的に昇進することで、長時間労働になり、ストレスが増大しますというのも部下よりも先に自宅に帰る後藤上司は避けたがるからです。

ただでさえ一生懸命部下を育成しているのに、その部下たちに背を向けて自分だけ帰宅することは、現場を放棄していることと部下たちからみなされかねません。

そのため必然的に手長時間労働になり、ストレスが増大していきます。

昇進で増大したストレスを解消する必要がある

あなたがもし、係長→課長→部長に昇進し、次長に昇進しついには取締役に就任したとします。

その場合責任が増し、ストレスもそれに伴って増大していきます。

そしてそのストレスを発散させるために、出費も増えていきます

例えば、地位や収入が高ければ、その高さを周りに示すために、生活の質や外見にお金をかけることでストレスを発散している人もいることでしょう。

最低限の洋服や小物で身の回りを着飾っていくのですが、地位や収入が高くなるほど、その人の感じている「最低限」という感覚が無意識のうちにどんどん上がっていくのです。

このように、昇進することで増大したストレスを解消する必要があります。

昇進するとストレスが増大し、うつ病になる

さらには努力を惜しまず働き続ければ、いつかは無理がたたって健康にまで影響を及ぼします。

健康診断の結果が、要注意であったり要再検査という指摘事項を無視して働き続けます。

地位が高い人は健康状態に問題があることを部下に公表するメリットがないので、

  • 「もっと努力をしろ」
  • 「休むべきではない」

などと激を飛ばすために、自分自身の体調不良を隠して働き続けます。

もし休みなく働き続ければ自分のように健康を害してしまうことを隠しながら部下たちに発破をかけます。

その結果、いつかは自分自身がうつ病になり、仕事を休まなければいけなくなります。

昇進するとうつ病になり、無職になるリスクも上がる

昇進するとうつ病になり、無職になるリスクも上がります。

もしうつ病になれば、収入あげたりするどころの話ではなく、リストラされ無職になってしまったりします。

公務員や大企業などであれば、うつ病になり、職務を遂行できないと判断されれば配置転換をしてくれる可能性もあります。

しかし中小企業で働いているとすれば、配置転換をすることは人員配置上の問題から断られる可能性が高いです。

そのため、中小企業で働いている場合は、うつ病になることにより、実質的に解雇されるリスクと隣り合わせであるということができます。

家族の健康管理にも配慮する必要がある

家族の健康管理にも配慮する必要があるという点を説明します。

収入と出費をコントロールするだけではなく、自分の体という資本をコントロールする必要性もあります。

しかし、自分の健康状態を整えるだけでもまだ不十分です。

プライベートの時間を仕事に捧げることで、自分の家族との時間が取れずに、夫婦の仲が悪くなり、離婚に繋がったりします。

あるいは、妻に家庭を任せきりであったが故に、妻に負担がかけてしまう場合もあるでしょう。

その結果、妻も子供も精神的ストレスを抱えやすくなり、最悪の場合、母子ともにうつ病にかかりやすくなったりします。

つまりは、上司は長時間働き続けることで、多くのデメリットが生じているのにもかかわらず、会社では上司から部下へ「もっと働け」と檄を飛ばしているのです。

そのため、昇進すると同時に収入と支出をコントロールし、さらには自分の健康管理や家族の健康管理に配慮し、仕事とプライベートの両方のバランスをとるためにはどうするべきかを考える必要があります

昇進して昇給すると、累進課税で税率が上がる

収入が上がるほど、累進課税により所得税などの税金の割合が増えます。

また、

  • 健康保険料
  • 厚生年金保険料
  • 雇用保険料

などの社会保険料の負担も増えていきます。

そのため、手取りでもらえる割合は減っていきます

手取り給料の割合が減る一方で、昇進することで見栄を張るようになるため、例えば高額な車や小物など、生活必需品以外のものにお金を使うようになります。

そして、気づいた頃にはお金が足りなくなっていき、見栄を張り続けるために借金をするようになります。

次の項では昇進による借金について詳細に説明します。

昇進すると借金をするようになる理由

昇進すると借金をするようになるという点を説明します。

昇進すると、金銭感覚が麻痺し借金するようになる

昇進すると、金銭感覚が麻痺し借金するようになることを説明します。

前述の通り、昇進すれば見栄を張るようにはなりますが、収入の手取りの割合は減っていき、お金に困るようになります。

そこで、不足した資金を補うために30年返済の住宅ローンを組もうとするのですが、もちろん高額な報酬を得ていることで審査に通ります。

また、クレジットカードの利用限度額もあがります。

その結果、金銭感覚が麻痺していきます。

例えば、住宅ローンは家を担保として高額な借金を低金利で借りることですが、多くの借金を抱えるにもかかわらず、住宅ローンを組むこと自体を得をしていると勘違いしてしまいます。

また、財布の中にお金がないにも関わらず、利用限度額が高いクレジットカードはあるので、必要性が低いものでも躊躇せず、クレジットカード決済を行うようになってしまいます。

クレジットカード決済をした方が、現金で支払うよりも実際に銀行口座から引き落とされるタイミングが遅かったり、お金の重みを軽く感じてしまいがちになります。

クレジットカード決済を行うことで、感覚として1~2パーセントの金額を得したと勘違いしてしまうようになりますが、このわずかな感覚のズレが必要のないものを購入するきっかけにもなります。

昇進すると借金を返済できると思いこむようになる

ひとたび昇進すれば、次もまた昇進できるだろうとたかをくくるようになります。

しかし、1度昇進できたからといって、次も必ず昇進できるとは限りません。

例えば、もしかしたら問題を起こし降格させられる可能性も十分あります。

誰しも一寸先は闇なのです、それにもかかわらず、きっと昇進して右肩上がりに自分の収入は上がり続けていくだろうと甘く考え、高額な借金をしたとしても返済できると思い込みます。

そしてそれがエスカレートしていった結果、昇進できないことが判明すると借金で首が回らなくなってしまいます。

それを避けるためには、

  • 短期的に収入が上昇し、返済する能力が高くなったと同時に、
  • 短期的に収入が下落し、返済する能力も低くなる

可能性もあるということを認識するようにしましょう。

 

まとめ

昇進して収入が上がるほど、より出費が増えます。

なぜならば、世間体を維持するために見栄っぱりになり、外見を維持しようと努力するようになるからです。

その結果、昇進して収入が上がらなければ、現在の生活を維持できなくなっていきます。

さらに累進課税で出費が増えるにも関わらず、ストレスや見栄を張り無駄な出費も増えていくという点が落とし穴です。

挙句の果てに、休みなく働き続けることで、うつ病などにかかれば無職になるというリスクがつきまといます。

つまりお金を稼ぐほど問題が悪化するので、お金が不足しているという問題は、昇進して収入が上がることで解決することはありません。

一般的によく言われている意見に流され、周りに従っていればいつか幸せになれるという考えは誤りです。

敷かれたレールの上をただ走るのではなく、自分でレールを敷くことが重要です。

そのためには、感情に振り回されることなく自分で収入と支出、健康状態や時間をコントロールできるようになることが必要です。

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