ロボフォームWindows版の「メモ」や「セキュリティセンター」の使い方を知りたいですか?
メモは、ロボフォームのログインには保存できない、テキスト形式の文字データを保存できます。
またセキュリティセンターを活用すれば、パスワードのセキュリティ面を向上させてくれます。
メモを新規作成する方法
ロボフォームでメモを新規作成する方法を説明します。
メモの例としては、次のようなものが挙げられます。
- ライセンス認証コード
- ソフトウェアのアクティベーションコード。
- Androidの安全なロックコードの組み合わせ。
- 回復キー
メモを新規作成する手順は以下のとおりです。
- まず、使用するロボフォームツールを選択します。
- ロボフォームアドオンで、(メモ>新規)を選択。
- ロボフォームタスクバーアイコンで(メモ>新規)を選択。
- ロボフォームエディタで、 メモの横の[ + ]を選択 。
- [ 新規メモ作成]ダイアログが表示されます。
- メモに名前を付けます。
- [ ツリー表示]オプションでフォルダの場所を選択します。
- 完了したら[ OK]をクリックします。
- ロボフォーム編集で メモにテキストを追加できます。編集でメモを選択し、メモ名の下の大きなスペースにテキストを入力することができます。メモの編集については、ロボフォーム 編集の記事で詳しく説明しています。
メモを表示する方法
保存したメモを表示する方法を説明します。
- ロボフォームアドオン
- メモメニューからメモを選択します。その後、メモをロボフォーム 編集で開きます。
- ロボフォーム タスクバーアイコン
- メモメニューでメモを選択します。ロボフォーム 編集で開きます。
- ロボフォーム編集
- メモメニューでメモを選択します。ロボフォーム 編集の右側にある詳細欄に表示されます。
メモメニュー
メモメニューを表示する方法について説明します。
ロボフォームアドオンとロボフォームタスクバーアイコンのメモメニューを使用すると、すべてのメモを表示できます。メモでは、次に挙げる機能があります。
- 新規は、ロボフォームに新しいメモを作成します。
- [編集]をクリックすると、ロボフォーム編集が開きます。編集について詳細は、「ロボフォーム編集」の記事をご参照ください。
- リストの印刷(アドオン内)は、メモの印刷可能なリストを作成します。印刷されたメモのリストをプレビューするダイアログが表示されます。[印刷]ボタンをクリックして表示内容を印刷するか、[保存]をクリックしてHTMLファイルに保存します。
すべてのメモはアルファベット順に整理されていますが、メモメニューには追加の順序付きリストがあります。
- 最近使用
- 最近使用し メモが新しい順にあります。オプション(リストのクリア)は、最近使用したメモのリストをクリアします。
個別のメモオプション
個別のメモオプションを説明します。
メモメニューで メモを右クリックすると、以下に挙げるオプションが表示されます。
- [テキストのコピー]は、メモのテキストをクリップボードにコピーします。
- 表示は、ポップアップウィンドウでメモを開きます。
- 編集は、ロボフォーム編集でメモを開きます。
- 共有すると、ロボフォーム共有機能が開き、メモを他のロボフォームユーザーと安全に共有できます。
- 送信すると、ロボフォーム送信機能が開き、メモを他のロボフォームユーザーに安全に送信できます。詳細は、第13章:共有と送信をご覧ください。
- [追加先]では、メモにショートカットを 追加できます
- デスクトップのショートカット)。
- Internet ExplorerのIEお気に入りバー(ショートカット)。
- ブラウザのロボフォームアドオンで最も人気のある/スタートページ。
- 名前を変更すると、メモの名前が変更されます。
- 移動を使用すると、メモの場所をロボフォームの別のフォルダーに移動できます。
- 複製は、メモメニューのメモを複製します。
- 削除するとメモが消去されます。
ロボフォーム編集では、さらにメモのオプションがあります。ロボフォーム編集について、詳細はこちらの記事をご覧ください。

セキュリティセンターの使い方
セキュリティセンターの使い方を説明します。
セキュリティセンターとは、ロボフォームに保存されたパスワードが、
- 固有のものであり、
- 複雑で、
- 且つ ランダムに生成されている
かどうかを評価してくれるシステムです。さらに、どのアイテムのパスワードを変更し、強化する必要があるのかを教えてくれます。
セキュリティセンターは、左パネルのタブとして、ロボフォーム編集にあります。タブをクリックしてセキュリティセンターを開きます。
セキュリティセンター内の「安全性スコア」と「表示」
セキュリティセンター内の「安全性スコア」と「表示」について説明します。
安全性スコア
セキュリティセンターの安全性スコアは、ページの上部に表示されます。安全性スコアの指標としては、
- %(スコア)
- 評価(例:「優良」「良」など)
- 説明
があります。
これらは、ロボフォーム内に保存されている全てのパスワードの総合的な強度を表しています。安全性スコアの評価の範囲としては、以下の4つがあります。
- 低い(0から25%)
- 普通(26から50%)
- 良い(51から75%)
- 優良(76から100%)
安全性スコアを改善する方法
パスワードの強度と安全性スコアを向上させるためには、以下に挙げる手順を実行します。
- まず、スコアが低いウェブサイトにログインします。
- [アカウント]または[設定]ページで、パスワード変更画面に進みます。
- ブラウザでロボフォームアドオンを開き、[ 作成 ]を選択します。パスワード作成について、詳細はパスワードジェネレーターの記事をご覧ください。
- 新しく生成されたパスワードを、ロボフォームに保存する作業を忘れずに行うようにしてください。
すべての脆弱なパスワードに対してこの上記の手順を実行すると、パスワードのセキュリティレベルが向上し、安全性スコアが改善されます。
ログインを分類する3つのセクション表示
安全性スコアの下にはログインが
- 「すべて」
- 「再利用」
- 「重複」
に分類されている3つのセクション毎の表示があります。
赤い盾のあるタブには安全性スコアを下げるアイテムが含まれています。
一方で、緑の盾は安全性スコアテストを満たしたアイテムです。
これらの3つの各セクションにおいて、ロボフォームに保存されている個別ログインは、以下5つの順番で並び替えをすることができ、カテゴリ名を選択して並べ替えます。
- 名前(アルファベット順)
- パスワード(アルファベット順)
- パスワード強度(弱から強、またはその逆)
- 作成した日付(時系列)
- パスワードの長さの昇順または降順
3つのセクション毎の分類表示について、以下に詳細に説明します。
「すべて」
左側の最初のタブには「すべて」というラベルが付いています。このセクションでは、すべてのログインが一覧表示され、パスワード強度(弱い、中くらい、良、強力)で分類されています。デフォルトでは、弱いログインが上に表示されます。
個々のパスワードのパスワード強度のレベルは、予測不能性に基づいたzxcvbnアルゴリズムによって決定されます。
個々のパスワードの強度評価には、
- 弱い(0-25%)
- 中くらい(26-50%)
- 良(51-75%)
- 強力(75-100%)
の4つの範囲があります。強力なパスワード強度評価を達成するには、ランダムで複雑なパスワードを作成する必要があります。
「再利用」
中央のタブには「再利用」というラベルが付けられ、同一のパスワードを持つ複数のログインが一覧表示されます。このタブの数字は、複数のWebサイトで再利用されたランダムなパスワード数を表します。ログインは、再利用されたパスワードを持つグループごとに整理されます。各グループは、同じパスワードを共有するログインで構成されています。グループをクリックして、同じパスワードを共有するログインのリストを開閉します。
「重複」
右側の最後のタブには「重複」というラベルが付いており、同じWebサイトの同一のユーザー名とパスワードを持つログインが表示されます。このタブの数字は、重複して保存されているユーザー名やパスワードの組み合わせの数を表します。
完全に同一の(複製された)アイテムは安全性スコアには影響しません。ユーザーはロボフォームに保存されている完全に同一の(複製された)アイテムを簡単に削除することができます。
コメント