正しいお金の使い方を知りたいですか?
正しいお金の使い方を知らない人が、どれだけ多くのお金を手にしたとしても、お金が貯まることはありません。
どのようにお金を使えば、有益なお金の使い方となるのかを具体例を挙げて説明します。
学生から50代の方まで幅広い年齢層の方で、今以上に多くのお金を手にしたいと考える方は必見です。
正しいお金の使い方
正しいお金の使い方を説明していきます。
多くのお金を手に入れても問題は解決しない
「お金さえあれば問題は解決するのに・・・」
「もっとお金が欲しい」
お金のことで困っている人がよく口にすることとして、「もっとお金があれば、問題は解決する」という考え方が挙げられます。
しかしその様に言う人に限って、より多くの収入を得ることでお金が手に入ったとしても、問題が解決することはありません。
むしろ、問題が悪化してしまうことすらあります。
なぜなら、正しいお金の使い方を知らない人が、どれだけ多くのお金を手にしたとしても、お金が貯まることはないからです。
例えば、穴の空いたバケツにどれだけ水を注いだとしても、放っておけばいつかはバケツの中の水は空になってしまいます。
そのためバケツに水を注ぐよりも、バケツの穴を塞ぐ方がより効果的であり、簡単な対策になります。
学生と社会人ごとに分類して説明しますので、正しいお金の使い方と、誤ったお金の使い方を理解しましょう 。
正しいお金の使い方 (学生編)
正しいお金の使い方としては学生であったとしても、経営者や投資家目線で、「購入する対象物は長期的に見て、お金を増やしてくれる投資なのか、お金を減らす浪費なのか」を判断する必要があります。
正しいお金の使い方 (高校生編)
例えばあなたが高校生だったとして、夏休みの期間限定のコンビニのアルバイトの給料として10万円を手に入れたとします。
その10万円の使い方を例に挙げて、考えてみましょう。
ほとんどの高校生は、遊ぶためにお金を使ってしまうはずです。
例えば、
- 服を買ったり、
- 旅行に出かけたり、
- 新しいゲームを買ったり、
何に使ったとしても自分で稼いだお金なのだから自由です。
しかし、10万円を散財してしまった場合、お金が将来増えて手元に戻ってくる可能性はありません。
一方、もしこの10万円でビジネス書や自己啓発本を100冊購入し、将来に投資した場合を考えてみましょう。
おそらく高校生であるあなたは、今後の人生を大きく変えることができるかもしれません。
なぜならば若い内に投資する10万円は、10年後には必ず100倍・1000倍になって戻ってくるからです。
大人になってからの10万円というのは、大した金額ではありません。
しかし高校生にとっての10万円は、大人と比べてはるかに高い価値があります。
なぜなら高校生であれば、2ヶ月間も毎日働き続けて得ることができる貴重なお金が10万円という金額だからです。
高校生で努力を重ねて稼いだお金を、自分の将来のために投資できる人は、将来必ず何かの分野で大成功を収めるでしょう。
その10万円を稼ぐまでにアルバイトで経験した苦労や失敗ですら、自分の将来の役に立つものです。
それにもかかわらず、稼いだ10万円ですら自分の将来に投資してしまう人には、成功以外の道は用意されていないでしょう。
自己投資についてはこちらの記事をどうぞ。

お金の使い方 (大学生編)
正しいお金の使い方として、大学生は奨学金を借りてでも自分に投資するべきです。
自分に投資することほどリターンの高い投資先はないからです。
奨学金の利息よりも、自分に投資する場合の利息の方が高くリターンを得る可能性が高いので、奨学金は是非借りるべきです。
しかし多くのお金を手元に置くことで無駄に浪費する可能性もあがります。
絶対に慢心することなく、細心の注意を払い、自分の将来の為だけに最小限のお金を使うようにしましょう。
万が一奨学金を無駄に浪費した場合、取り返しのつかない事になりかねませんので注意してください。
正しいお金の使い方 (社会人編)
20代のお金の使い方(男性編)
20代は、1回あたり10万円以上する高額なビジネスセミナー代金ですら、自腹で捻出して参加するべきです。
また、ビジネス書は今後のビジネスにおける基礎を作るために、大量に購入しましょう。
毎月最低1万円ずつ書籍代として使うのです、また友人との交際費は最小限に抑えるべきですが、親友と呼べる人との食事代だけは惜しまず使います。
しかしお酒は飲むことによるメリットより、デメリットの方が多いです。
のため、どうしても断りきれない場合は、「アルコールアレルギーを持っている」などと嘘をつくのも一つの手です。
そうすることで、親友との食事代は軽く捻出することができるでしょう。
20代のうちは時間とお金を、いかに自分自身に投資するのかが重要です。
20代のお金の使い方(女性編)
20代の頃に女性の場合は結婚して、早期に出産したいと考える女性もたくさんいるはずです。
そのため、仕事に分配する労力を多少減らし、プライベートの時間とお金を投資する必要があります。
しかし忘れていけないのが、勉強やビジネスにおけるスキルです。
そのためにビジネスセミナーや書籍を購入するのは、男性と同様です。
一方で化粧品や服にお金をかけるのは最小限にとどめるべきです。
なぜなら化粧や服装を磨くことで、付き合うことができる異性はたかが知れているからです。
それよりも20代の女性は、まず中身を磨くべきです。
誤ったお金の使い方
誤ったお金の使い方について、具体的に説明します。
お金の使い方は性格に表れる
お金の使い方は性格が表れます。
例えば会計を大雑把に済ませようとすれば、必ず無駄な出費が生じてしまいます。
金は天下の回りものという考えほど、誤った考えはありません。
そのため、問題が発生した時に備えて必ず無駄遣いを避け、将来的に利率の高い自己投資先に分配する必要があります。
決して性格に振り回されて、お金を使うべきではないのです。
その様な分不相応なお金の使い方は、自分自身を不幸にしていくことでしょう。
収入が増えるほど問題も増える
仮にあなたはすでに結婚していて、夫婦それぞれの年齢が35歳だとします。
35歳といえば、
- 子供を授かり、
- 住宅ローンを組み、
- 車を買い、
- いよいよこれからプライベートも仕事も充実してくる頃
だろうと思います。
そんな時に、大きな借金を抱えていることから、もっとお金が手に入れば問題が解決するだろうと考えているのであれば、その考えは誤りです。
なぜなら多くのお金を手にするほど、問題もさらに大きくなってしまうからです。
累進課税と金銭感覚の麻痺
ここで言う問題とは、以下の二点があります。
- 累進課税なので、収入が上がれば所得税などの税金や、社会保険料も増えてしまう点
- 収入が増えるほど金銭感覚が麻痺してしまい、不要な物にお金を使う可能性が高まる点
1点目の累進課税について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にされてください。

2点目は、収入が増えれば、それに伴い出費も上がっていくことで、金銭感覚が麻痺してしまいます。
誤った判断を下すことで、無駄なお金の使い方をしている経営者がたくさんいるので、具体的に説明します。
無駄遣い
例えばクレジットカードのキャッシング機能やリボ払いが挙げられます。
銀行の口座残高がゼロなのに、そのことを忘れて5万円の引き出しをしようとすれば、自動的にキャッシング機能により5万円を借金したこととして、現金を手にすることができます。
その5万円は消費者金融と同じぐらい高い、金利額18%が課されてしまいます。
またリボ払いというのは、クレジットカードで決済したお金を、例えば6ヶ月間で平準化してお金を支払っていく代わりに累計金額が増えるという方法です。
リボ払いの最中も支払残額に対し、消費者金融と同等の高い金利18%が課されます。
収入が増えるほどクレジットカードの利用限度額も増えていくので、金銭感覚が麻痺してしまい、たくさんのお金が手元にあると錯覚してしまいます。
しかし実際は、累進課税で税金や社会保険料が増えていくので、手元に残るお金は少なくなっているのです。
まとめ
正しいお金の使い方は、長期的に見てお金を増やしてくれるものを購入することを指します。
誤ったお金の使い方をすることで、長期的に見てお金が減っていきます。
収入が上がれば所得税などの税金や社会保険料も増えるので、手元に残るお金は少なくなっているはずです。
また、収入が上がるほど金銭感覚が麻痺していきます。
具体的に、クレジットカードのキャッシング機能やリボ払いが挙げられるので、誤った判断を下すことのないように気をつけましょう。
そして、正しいお金の使い方として自己投資は不可欠なので、こちらの記事も併せてどうぞ。

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