新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのか知りたいですか?
2020年9月を「収束日」とするAI予測を踏まえ、2024年も続く可能性を予想をするウォーレン・バフェット氏の見方をご紹介!
2022年までは続くとの予想をする「集団免疫の獲得」について学びたい方必見!
【コロナいつまで自粛?】
「新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くの?」と頭を悩ませている人は多いです。
2020年5月5日の時点の日本において、政府は緊急事態宣言下での一部の施設の利用制限について、
- 自粛緩和や
- 解除
を可能とする指針を示していますが、日本経済全体の自粛は継続する方針です。(出典)
また2020年5月5日の時点で、アジア各国では新型コロナウイルスの感染拡大の抑え込みに効果が見られたとして外出自粛制限を緩和する動きも広がりつつありますが、今後も新型コロナウイルスの自粛は継続していきます。 (出典)
2020年5月1日アメリカの一部の州で経済活動が再開されました(出典)が、外出規制が続く州がほとんどであり、経済活動の再開を求める抗議デモも行われています。(出典)
これらの「新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのか」を予想する事例をご紹介します。
【コロナいつまで自粛?】2020年9月「収束日」のAI予想
新型コロナウイルスの収束日はいつなのかという点について考えてみましょう。
シンガポール工科設計大学は、人工知能(AI)による、全世界の新型コロナウイルスの「収束日」の予想は、
- 100%収束
- 2020年9月26日
- 99%収束
- 2020年6月5日
- 97%収束
- 2020年5月20日
なお、このAIによる予想は、各国から公式に発表された統計資料をベースにしています。したがって、この予想日がどの程度正確であるのかは、
- データの正確性
- 透明性
に寄るところが大きいでしょう。
例えば、元のデータによると、中国は完全収束(2020年4月9日)したことになっており、これまでの経緯を考えると正式な統計データを公表しているということはあまり期待できません。(出典)
また国立研究所によると、新型コロナウイルスの遺伝情報分析し、中国武漢から来た第一波の影響を封じ込めることには成功したが、欧米から来た第二波が訪れているとの研究結果も出ています。(出典)
これらのことから、新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのかという収束日のAI予測は、あくまでも参考程度にとどめるのが良いです。しかし、だいたい2020年9月までは新型コロナウイルスによる、何らかの形での自粛は続く可能性があると考えられます。
【コロナいつまで自粛?】2024年も続く可能性を予想 バフェット
新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのか予想する際に参考になるのが、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の考えです。
2020年5月2日、バフェット氏率いる米バークシャーは新型コロナウイルスの感染拡大によって「世界が変わる」と主張しています。そして、「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示しています。 その結果、航空株はバフェット氏の「お気に入り銘柄」でしたが、「乗客は戻らない」として米バークシャーは航空株をすべて売却しています。 (出典)
これらのことから、新型コロナウイルスによる経済への悪影響は徐々に薄れていくが、航空業界などの一部の産業においては、2024年以降も悪影響が続く可能性があると言えるでしょう。
【コロナいつまで自粛?】2022年までは続く予想 集団免疫
新型コロナウイルスによる自粛がいつまで続くのか、集団免疫の獲得という点から見てみましょう。
集団免疫とは、ある感染症に対して集団の大部分が免疫を持っている際に生じる間接的な保護効果であり、免疫を持たない人を保護する手段です。(出典)
この説明では集団免疫についてピンとこない人も多いと思うので、もう少し詳しく見てみましょう。
多数の人々が免疫を持っている集団では、感染の連鎖が断ち切られる可能性が高く、病気の拡大は収まるか緩やかなものとなります。そこで、あるコミュニティにおいて免疫を持っている人の割合が高ければ高いほど、免疫を持たない人が感染者と接触する可能性は低くなるということです。
多くの伝染病の場合、生き残った人たちは免疫がつき、二度とその病気にかかることはありません。(出典)
そこで、米ミネソタ大学「感染症研究政策センター」が2020年4月30日に作成した新型コロナウイルスの報告書をみてみると、新型コロナウイルスによる自粛は18~24ヶ月続くと予想されています。
Based on the most recent flu pandemics,this outbreak will likely last 18 to 24 months.
この報告書は、過去に起きたインフルエンザによるパンデミックを踏まえて、新型コロナウイルスの今後を予想しています。(出典)
またこの報告書では、新型コロナの陽性率を考慮すると、集団免疫に達してパンデミックを終わらせるには、人口の60~70%が免疫を獲得する必要があると予想しています。
It likely won’t be halted until 60% to 70% of the population is immune.
SARSの抗体研究に基づくと、まだ確実ではないものの、新型コロナウイルスの免疫は1年か2年しか続かない可能性があります。(出典)しかし、完全に免疫を持っていない場合でも、2度目の感染では症状が軽くなる可能性はあるでしょう。
これらのことから、集団免疫を獲得する2022年まで、自粛は続く可能性があると予想できます。
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