1Password 買い切り版(スタンドアロン版)のデメリットとして、1Password データがローカルに保管されるという点が挙げられます。1Passwordのデータがクラウド上ではなくローカル(PCの中)に保存されているため、パソコンが天災・紛失・盗難などの被害に遭った場合、1Password内のデータを失ってしまうことになります。
なお、ローカルというのは、パソコンの中のHDDやSSD(=データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置のこと)を指しており、データの保存先がクラウド上に保管されていないことを意味します。
1Password 買い切り版のその他のデメリットについては「1Password買い切り版のデメリット【期間・値段・手間・機能・同期】」の記事をご参照ください。
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【1Password買い切り版のデメリット】ローカル保管【天災リスク】
1Password 買い切り版のデメリットとして、1Password のデータがPCのローカルに保管されるということは、天災に遭った時に1Passwordに保存したデータが消失してしまうリスクが生ずるということです。
具体的に説明すると、1Password 買い切り版とは対をなす、1Password サブスクリプション版は、クラウド上に1Passwordのデータが保管されているため、自宅のパソコンが
- 津波や
- 火災
- 地震
などによって破損してしまったとしても、1Password内のデータに影響が及ぶ可能性はありません。
しかし一方で、1Password買い切り版の場合、自宅のパソコン内(ローカル)に1Passwordのデータが保存されているため、例えば
- 津波や
- 火災や
- 地震
などの災害発生時に、パソコン内のHDDやSSDが破損してしまった場合、1Password内に保存されている全てのデータを失ってしまうということになります。
もちろん、たとえ1Password サブスクリプション版で、クラウド上にデータが保管されているとしても、サーバーが何らかの理由で破損してしまった場合は、1Password 内のデータが失われてしまうという可能性もゼロではありません。しかし、自宅のパソコン内のHDDやSSD等のローカルにデータが保存されているよりも、クラウド上にデータが保管されている方が、安全性は高いと言えます。なぜなら1Passwordのサーバーは AWS (Amazon WEB services)を使用しており(出典:1Password公式ブログ)、 AWSは様々な企業や省庁のクラウドデータ保管先でもあるほど安全性が高いからです。例えばAWSを利用している企業や省庁の例として、任天堂や DeNA 、または経済産業省などが挙げられます。(出典:AWS)
また、1Passwordを使用し続けるにつれて、1Passwordの中にしか保存されていないデータも出てくるでしょう。
例えば私自身、1Passwordを使用していて、
- Amazon や
- 楽天
等にログインするためのパスワードは、1Password 内にしか保管しておらず、リアルの世界でログインパスワードをメモ帳などに書き留めて記録してあるわけではありません。そのため、もし1Passwordのデータをすべて失ってしまうということは、webサイトにログインできなくなってしまい、私生活に甚大な悪影響を及ぼしてしまうことを意味します。そのため津波や火災や地震などの災害に遭うことにより、1Password のデータを失ってしまうことは絶対に回避する必要があります。しかしながら、災害に遭った時でも1Password内のデータを守るために、ノートパソコンやデスクトップパソコンを、毎日金庫の中に保管するというわけにはいきませんですよね?
そのため、1Password のデータがローカルに保存される1Password 買い切り版を使用するということは、いつ発生するのかわからない災害による、データの消失リスクと隣り合わせであると言えるでしょう。
しかし、もちろんAmazonや楽天等の Webサイト にログインするためのパスワードを失うぐらいであれば、 パスワードを再発行すれば、元通り Web サイトにログインすることができるようになります。 しかし、仮想通貨ビットコインなどにアクセスするためのパスワードを失ってしまった場合、パスワードの再発行をすることはできないため、資産を失ってしまうことになります。
そのため1Password 買い切り版の場合、1Passwordのデータがローカルに保存されるという点は、災害発生時などに1Password内に保管されているすべてのデータを失ってしまうことで、仮想通貨等の資産を失ってしまうという大きなリスクも生じてしまうことになります。
これはなる理由から1Password 買い切り版のデメリットはローカルに保存されているということでありそれを回避するためには1Password サブスクリプション版を購入すべきです。1Password サブスクリプション版として利用でき、割安な価格で1Password3年版はこちらのリンク先から購入できます。
【1Password買い切り版のデメリット】ローカル保管【紛失リスク】
また、ノートパソコンの紛失リスクも、1Password 買い切り版のデメリット の一つです。
ノートパソコン内に1Password買い切り版をインストールして1Passwordを使用している場合で、ノートパソコンを外出先に持ち出し、パソコンを紛失してしまった場合に、1Passwordのデータも失ってしまうことになります。
そのため、もし1Password買い切り版をインストールするのであれば、ノートパソコンではなくデスクトップパソコンにインストールするべきです。
というのも、ノートパソコンを外出先に持ち歩いた場合に、1Password内のデータを全て消失してしまうというリスクと隣り合わせで、ノートパソコンを使用しなければいけないからです。
もしノートパソコンに1Password 買い切り版をインストールしていることにより、ノートパソコンの紛失リスクを恐れて外出先にノートパソコンを持ち運びできないということであれば、せっかくのノートパソコンのモバイル性を最大限活かすことが出来なくなってしまうので本末転倒です。
だからこそ、パソコンのローカルに1Password買い切り版のデータが保管されるということは、パソコンの紛失により1Passwordデータ消失のリスクと隣り合わせになってしまうのです。そのリスクが嫌であれば、1Password買い切り版ではなく、1Password サブスクリプション版を購入するべきです。
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【1Password買い切り版のデメリット】ローカル保管【盗難リスク】
しかし可能性は少ないかもしれませんが、もしデスクトップパソコンに1Password買い切り版をインストールして使用するにしても、 万が一自宅に泥棒が入ってデスクトップパソコンを盗まれてしまうようなことがあれば、1Passwordデータを全て失ってしまうことになります。
もちろん使用しているパソコンのOSとして、Windows 10 Proをデスクトップパソコンにインストールして使用しており、なおかつBitLockerを使用してHDDやSSDを暗号化して使用しているのであれば、デスクトップパソコンを盗まれてしまったとしても、中のデータを解読されるリスクは低いため、1Password買い切り版のデータが流出する可能性は低いでしょう。(ちなみに、「BitLocker」とは、HDDやSSDなどの内容を暗号化してセキュリティを確保する機能のことです。)
しかし一方で、Windows 10 Proではなく、Windows 10 Homeでデスクトップパソコンを使用しており、1Password 買い切り版をインストールして使用しているのであれば、盗難リスクと隣合わせになってしまいます。なぜなら、デスクトップパソコンが盗難被害にあった時に、1Password 買い切り版に保管されている個人情報のデータ流出の被害に遭う可能性も出てきてしまうからです。
もちろん1Passwordのマスターパスワードを強化しておけば、個人情報のデータ流出のリスクは下げることができます。そのため1Password のマスターパスワードは予測困難なランダムなパスワードに設定しておくようにしましょう。ハッカーに見破られないようにするため、1Passwordのマスターパスワードを強力なものに変更する方法について、 詳細はこちらの記事をご参照ください。
しかし現実問題として、大多数の人は1Passwordを windows 10 pro ではなく Windows Homeで使用している人が大半を占めるため、盗難リスクを回避するためには1Password 買い切り版ではなく、1Password サブスクリプション版を使用されることをお勧めします。1Password サブスクリプション版として公式価格より割安に利用できる、1Password3年版はこちらのリンク先からご購入ください。
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