AgileBitsは1Password 7.3 for Windowsを2019年1月9日にリリースし、1Passwordは大幅にリニューアルされました。
その後も新バージョンがリリースされ続け、
- 2019年4月22日に1Password 7.3.684 for Windows
- 2019年09月11日に1Password 7.3.712 for Windows
がさらにリリースされました。
これらの1Passwordのリリースよって進化した点を説明していきます。
1Passwordの最新情報を知りたい方は必見です。
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1Password 7.3.684 for Windowsで進化した点
2019年4月22日にリリースされた、1Password 7.3.684 for Windowsで進化した点を説明します。
「Secure Desktop」の追加
バージョン7.3.654のリリースによって、
- スタンドアロンの保管庫との迅速な同期、
- 全体的な安定性の向上、
- 新規でインストーラーを作成したりする
など、様々な改善点が加えられています。
その中でも「Secure Desktop」によってよりセキュリティ性能を高めることができます。
Secure Desktop
「Secure Desktop」というのは、他のアプリが実行できない状況で、マスターパスワードを入力することができるというものです。
「Secure Desktop」を活用することによって、ハッカー等の悪意ある人にキーボードを監視されてしまう状況を回避できるので、マスターパスワードが流出し、突破されてしまうというリスクを下げることができます。
1Passwordはマスターパスワードによって暗号化されているので、マスターパスワードが知られてしまえば1Passwordのセキュリティ機能は低下します。
しかし1Passwordには、マスターマスターパスワード以外にもシークレットキーというものが存在するので、ただ単にマスターパスワード知られてしまったからといってすぐに1Password内の情報が流出してしまうことにはなりません。
しかしマスターパスワードの流出は、1Passwordのセキュリティ性能を著しく下げてしまうので、マスターパスワードは絶対に誰にも知られないようにする必要があります。
マスターパスワード突破を防ぐ方法について、興味がある方は併せてこちらの記事がオススメです。
パスワードの強度の表示
また、パスワードの強度が緑色の丸で表示され、さらに以下のように強弱を示す言葉が表示されるようになりました
- 高安全性
- 優良
- 非常に良い
- 脆弱
- 弱すぎ
もし自分が所有しているアカウントにおいて脆弱なパスワードがあれば、すぐにパスワードを変更してセキュリティーを高めるようにしましょう。
自分のパスワードをすべて「高安全性」になるようにパスワードを作成したり、変更するようにするべきです
今後パスワードを作成する際に、上記のように段階に分けて表示してくれるので、どのような点に注意すれば安全性が高まるのかということも理解出来るようになるはずです。
例えば、
- パスワードの桁数が短すぎたり
- 記号を含めていなかったり
- 繰り返して同じ文字を使用していたりする
などが挙げられます。
またクレジットカード番号は最初の数桁に基づいて、どのクレジットカードタイプなのかも検出できるようになりましたので、様々な面でますます使いやすくなっています。
1Password の「内部データベースを最適化する」ツールが追加
また1Password 7.3.684 for Windows バージョンでは、1Password の内部データベースを最適化するツールが追加されました。
これによって、
- 1Passwordのデータベースがクリーンアップされたり、
- サイズが縮小されたり
するので1Passwordの起動速度を早めることができます。
その機能を使うためには画面左上にある、ヘルプ→Tools→Optimize databaseのメニューを選択することで使用できます。
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1Password 7.3.712 for Windowsで進化した点
2019年09月11日にリリースされた、1Password 7.3.712 for Windowsで進化した点を説明します。
1Passwordメンバーシップのサポート機能の向上
1PasswordのHPに、1Passwordメンバーシップのサポート機能が増したとの記載があります。どのような機能が追加されたのかは具体的に述べられておらず、詳細は間もなく明らかになると記載があります。
Added support for an upcoming feature for the 1Password memberships, more details will be revealed soon. {OPW-3904}
出典
二段階認証（ワンタイムパスワード）のアルゴリズムの改善
二段階認証（ワンタイムパスワード）フィールドのアルゴリズムが改善され、一貫性が向上しました。
One Time Password fields have an improved algorithm to be more consistent. {OPW-4061}
出典
二段階認証のグラフィックが改善された等ではなく、アルゴリズムが改善されたとの記載があるので、使いやすく改善されているようです。
1Passwordの二段階認証（ワンタイムパスワード）
翻訳の改善
1Passwordの翻訳担当者が翻訳作業を頑張ってくれたおかげで、信じられないくらい翻訳が向上したとのことです。
Updated our translations with the latest from our incredible translators on Crowdin.
出典
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1Password の価格
1Passwordの価格は年額プランの場合、一か月当たりの費用は2.99ドルです。
家族5人まで使用できる1Passwordファミリーの場合は、1ヶ月あたり4.99ドルです。
1Password価格
30日間無料お試しが可能なので、とりあえず気軽にアプリを使用してみて、その後も使用し続ける価値があるのかどうかを見極めるのが良いでしょう。
1Password会員は、1年毎に更新するよりも、3年分をまとめて購入した方が割安になります。
以下のサイトであれば、1Password会員を
- 1Password公式サイトや
- App Store
よりも割安に購入することができます。
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しかし1Passwordにはデメリットも存在するので、こちらの記事を参考に注意するようにしてください。
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